【夫婦関係】 夫は自分のプライドを守るために妻に謝れない
夫が道を間違えた。
明らかに、間違えた。
でも夫は謝らなかった。
「やっぱりこっちだったか」
と言って、 ハンドルを切った。
私は黙っていた。
かならずしも、謝ってほしかったわけじゃない。
ただ、一言あれば、と思った。
それだけだった。
こういうことが、ときどきある。
道だけじゃない。
私が提案したことを、
理由も言わずに却下する。
手伝おうとすると、
「俺がやるからいい」と言う。
話し合いになると、
絶対に折れない。
最初は、私が悪いのかと思っていた。
何か、気に障ることを言ったのかと。
でも思い当たることがない。
だから余計に、わからなかった。
ある日、気がついた。
夫は、負けるのが 怖いのだと。
なぜ、そんなに負けたくないのだろうか。
男の子は小さい頃から、
泣くな、負けるな、
と言われて育つ。
弱さを見せることは、
恥ずかしいことだと、
強く信じているのかもしれない。
たぶん、
相手が妻だから、
余計に。
男として、
女性には負けたくない。
負けを認めたくない。
男としての体面が、
それを許さなかった。
プライドが高い人だとは思っていた。
でも本当は、
プライドの裏側に、
傷つくことを恐れる
ガラスのハートを隠していたらしい。
一番傷つきやすかったのは、
プライドが高い夫だったのだ。
でも、夫がプライドを守ろうとする行動は、
私には、夫が私を拒絶しているように見えた。
夫から、
あなたの言葉は届いていない、
と言われているようだった。
夫は、自分のプライドを
守ることに夢中で、
私を見ていなかった。
夫が
私のこの気持ちに
気づくかどうかは、
わからない。
私は傷ついたままではあるけど、
夫が私を拒絶していたのではなく、
単に、自分を守ろうとしていただけだと、
私は気づけたことは良かったのかもしれない。
夫側から見た記事は以下です。
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