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NO.23|喫茶店物語|スッピン|絶品のカレー1|絶品の唐揚げ|ミルクセーキ|辛口カレー|35年間通ってるお店|人間模様|カランコロン|無視|赤い口紅|女

【 愛しの彼女 】

ある街で50年ほど地元に愛されてる老舗喫茶店があります。
もうかれこれ、35年ほど通ってます。
とにかくメニューが豊富。
その中でも、私がなぜこんなにリピートしてるか?
このお店のカレーが絶品だからです。
いろんなカレーがあります。
その中でいつも食べるのが

◯スパイスカレー 辛口
◯唐揚げ トッピング

この唐揚げは、カラッと揚がっており竜田揚げに近い感じなんです。
個人的に唐揚げは大きいのは苦手。
食べやすさがポイントで衣と鳥の大きさのバランスが私なりに拘りがある。
このお店は丁度良いし表面がカラッと揚がってるのが絶妙なんです。
例えば唐揚げを頬に押し当てても油が付かないくらいにカラッと揚がってます。
辛口カレーが好きな方は、多分ハマります(笑)



そして今回 実に45年振りくらいに

◯ミルクセーキ

を飲みました。懐かしくて、思わずニヤッとしてしまいました🤭



カレー以外にも

•スパゲティ
•焼きうどん 焼きそば
•サンドイッチ
•ドリア
•ハンバーグ
•ピザ
•トースト
•ホットケーキ   
         等々
でも結局、いつもスパイスカレー🍛を食べてしまう。

ところで表題部の《愛しの彼女》
彼女(女性店主)とお店との出逢いは、ほぼ35年前。
仕事中にたまたま立ち寄った喫茶店。
駐車場🅿️が歪な形をしており車がとにかく止めにくい。
お店に入る扉を開けると
カランコロン と音がする。
レジはその扉から 1mくらいしか離れてません。
お代を済ませたら、すぐ扉。
店内は割と広々としてます。
満席だと25人は座れたかと。
私はどんなお店に行っても気軽に話しかけるし話しかけられてました。
しかし、こちらの《愛しの彼女》だけは例外。
注文以外で会話したことがありませんでした。
35年間ですよ🫢
タイミングを逸すると意外にも話さない
いや 話せないものです。

唯一の会話が
『何になさいますか?』
『スパイスカレーの辛口•••••それと唐揚げトッピングで』
『はい、分かりました』
1年に4回はこれを食べてたので実に
140回 この会話のみ。

そして彼女は35年前からスッピンなんです。
顔に生気はなく、いつも疲れてそうで目の下にはクマがあるんです。
ギロリと睨むとゾッとするような•••••笑った顔を一度も見たことがありませんでした。
おそらく彼女も私のことは無愛想は客と思ってたと思います。

そして今から3年ほど前に1回だけ
化粧をして赤い口紅💄を塗ってたことがあるんです。
注文を取りに来た時も、恥ずかしいのか前髪で顔を隠すように•••••🤭

そしていつもの
『注文は•••••』と蚊の鳴くような声で語尾は聞き取れませんでした。
『スパイスカレーと、あっそうそう唐揚げトッピングで』
『はい🫣』

初めて見た、いや初めて見られたオンナとしての姿。
こんなこと言っちゃいけないけど、やけに真っ赤な唇💋がむしろ不気味さを倍増したかのように•••••でもこんな機会でないと彼女と会話出来ないと思い、食べながらどう切り出そうか?
考えて
帰る間際、お金払う時に思い切って

※ 『2人きりになりたい。ホテル🏨に行きましょう』
こんなセリフを吐くくらいに緊張して

『今日は(け•••け••け 化粧されてて)雰囲気違いますね』

※35年間の思いの丈を伝えました。

『•••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••』

『失礼しました•••••』

カランコロン

無視されました(笑)

あれは何だったんだろう。きっと誰かに恋をして青春してるんだろうと思って、無視されても心穏やかにお店を後に出来ました。
幸せになるんだよ•••••愛しの彼女 ♬

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