京都日帰り旅行

深夜バスで京都駅八条口に着いてから国立京都博物館に行くためにまだ涼しい朝の京都の街を七条方面まで歩いてしたら、途中の鴨川の土手にこんなものが。カラフルな電車はずっと動かないし人の気配もないので恐らく廃線か。地元の方、もしこの記事読まれていたらこの電車が何者か教えて下さい。



鴨川。ここはチルアウトエリアとしても有名で日が暮れかけた頃にここでチルアウトする人多数。午後の写真も撮っておけばよかった。

今回二度目の北野天神展覧会。前回は雨で閑散としてましたが、今回は快晴で展覧会の終わりが近いという事もあってかなり人が集まっていました。朝の開館前に行ったのですが、その時点でかなりの行列が出来ていました。ここに来るまで涼しかった気温が日が差し始めてだんだん熱くなってきて飲み物を買っておけばよかったと後悔しました。さて門が開いて今回は暑かったので博物館へ直行しました。この展覧会は一度観てますが、今回のお目当ては展覧会の目玉でこの展覧会で全編初公開となる一連の北野天神絵巻の中で最も有名で芸術的な価値も一番高いといわれる《承久版》に描かれている荒ぶる怨霊とかした道真が宮中に雷落とす有名な部分です。この部分は前回展示されていなかったので今回初めて観ることになりました。展示物は当然ながら撮影禁止なのでwikiから引っ張ってきた画像でご勘弁を。

この怨霊道真が自分を讒言して左遷に追い込んだいぢめっ子の藤原時平に向かってこの屈辱晴らさずにおくべきかぁ、と少年ジャンプの主人公のような勢いでい雷を落としまくるというスカッとジャパンの如き見事な復讐劇を見て私は道真に心から喝采しました。そして逆に道真を結果的に死に至らしめ復讐の怨霊へとなるまで彼を追い込んだ時平がますます大嫌いになりました。復讐劇の場面で時平は怨霊道真の雷に逃げ惑う人の中、一人刀持って立ち向かっていて、意外に男らしい所があるじゃないかと思いそうになるのですが、しかし讒言をするような卑怯者が道真を本気で追い払おうとしたわけではなく、私の考えではこれはあくまでも下のものへの僕って勇気あるもんアピールなのです。絵には描かれていませんが、時平はきっとプルップルのプルップルだったでしょう。しかし見栄っ張りの時平はそんな怯えを他人には気取られたくないって無理してカッコつけて今まで一度も触ったことのない刀を持って道真に立ち向かっている振りをしているのです。全くどこまでもプライドが高いのでしょうか。正直に泣いて怖いですぅ〜道真はん怖いですぅ〜許しておくれやすぅ〜たのんますぅ〜と土下座に両手で謝罪でもすれば少しは同情できたのに。ああ、感想書いていたらますます時平が憎くなってきた。とにかくいぢめ撲滅、私はこの道長の不幸な一生といぢめの逆襲を描いた絵巻物の最高傑作の一つを見て自分より遥かに優れた人間に嫉妬してもなにも産まないという事をあらためて思いしりました。




上の四枚の刀の同時開催されていた刀剣乱舞とのコラボ展で展示されていた刀。こちらは撮影OKだというのでみんなバシバシとっていました。とはいえ普通に撮ると人まで写ってしまうので画像編集して壁に貼られていた案内ポスターと合成して載せています。いかにも切れ味鋭そうな刀ですね。







他の撮影許可の展示物。まぁ、内容はわからないですが、撮らにゃ損って感じでバシャバシャ撮ってきました。




さてカタログを始めとしたグッズなどを購入してから一旦館内から中庭に出て快晴で素晴らしくインスタ映えする場所をパチリパチリと激写しました。





すっかり暑くなってしまった中庭でしばし噴水を見て癒される。


再びのロダン像。背中に照りつける陽は却って彼の苦悩を際立たせる。陽に背を向けて今何を思うのか。


噴水の周りにある木陰に設置された丸ベンチで苦悩するロダン像を眺めながら涼んでいたらいつの間にか爆睡状態に。慌てて起きてスマホの時間を調べたら14:30。最後にもう一度見ようと会場の館内へと進みました。上の写真は次回の展覧会の案内。なんと次回は源氏物語絵巻を展示するんですね。源氏物語の展覧会は十月から京都で、東京では来年やるそうです。下の展示物は今回北野天神の展覧会と同時開催されていた刀剣乱舞に出演中の声優さんたちのサインのようですが、私は刀剣に全く詳しくないので誰も知りません。


博物館を出てから七条駅前にあるうどん屋で抹茶うどんを食べて鴨川で17:00近くまでチルアウト。自然の川のせせらぎの音が奏でる極上のアンビエントに耳を傾けてただただ呆けて時間を潰す。こんな贅沢な時間の使い方は旅行でしかできないことですよね。ちなみに上の鴨川の画像は朝撮ったものにセピア色をかけて夕焼けっぽくしたものです。全然夕焼けっぽくなってませんがそこはご容赦のほどを。


帰りは京都駅前のビルでにしんそばを食べました。美味しかったですが、毎日食べたいかといえば決してそうではないというお味でした。これで京都の旅日記は終わりです。
