自然農×古琵琶湖層群 vol.158|梅雨の晴れ間の種採りと、ジャガイモ2種
2026/6/30 晴れ時々曇り 20℃〜29℃
1. 高湿度下の自家採種という試練
梅雨の雨続きの合間、空が少し晴れ渡った瞬間に畑へ。本来であれば、さやが乾燥した絶妙なタイミングを見計らって種を採取したいところですが、天気予報を睨むと翌日からは再び雨の兆し。すべてが雨に叩かれる前に、いくつかの種をひとまず確保しておくべきか、自然の采配を前に葛藤が生まれます。ルッコラをはじめ、本日もいくつかの種を採種しましたが、降り続く雨と高い湿度のせいで、植物の鞘が真っ黒に変色してしまっています。室内に持ち込んで乾燥させようにも、この時期特有の湿気に行く手を阻まれ、自家採種という営みが持つ「手軽さ」と「一筋縄ではいかない難しさ」の双方を身に沁みて感じています。

2. 日陰の恩恵を受けたレッドムーンと、風土を映すキタカムイ
本来ならもう少し土が乾いている日を選びたいところですが、ジャガイモの「レッドムーン」と「キタカムイ」を実験的に1〜2株だけ試験収穫してみました。涼しい日陰エリアに植え付けていたレッドムーンは、強い西日や猛暑から守られていたためか、肌も非常に滑らかで美しい出来栄えを見せてくれました。一方で、日当たりの良いエリアのキタカムイは、5月に見舞われたあの異例の乾燥と強い日差しをまともに受けたためか、表面の皮が少し荒れた表情をしています。しかし、土を掘り進めると、収穫の「量」という点においてはキタカムイの方が断然多く、品種ごとに環境へどう適応するかの違いが克明に現れていました。

キタカムイ レッドムーン 中玉キャベツ 不思議な形の人参
