氷がすべる理由は「圧力融解」だけじゃない|最も滑る温度は−7℃?3つの原因を科学で解説
1-0. 氷がすべる理由とは

冬の道、スケートリンク、凍った登山道などはよく滑るますよね。
氷の上って、どうしてあんなにツルッといくのか。
昔から「圧力で氷が溶けて水の膜ができるから」と説明されがちですが、実はそれだけでは説明しきれません。実は2000年に入るまではよくわかっていませんでした。
今回は氷がすべる理由の解説と滑らないための方法の紹介をします。最後に氷と雪の絶景スポットの紹介をします。

1.昔の定説、氷の滑る原理
1-1. 昔の定説:圧力融解で水の膜の生成?
氷は、水と違って「押すと溶けやすくなる」性質があります。
これは、氷が水より体積が大きい(密度が小さい)という例外的な性質のせいで、圧力をかけると「体積が小さい水のほうが有利」になり、融点が少し下がるからです。

ここで出てくるのが、熱力学の関係式
クラペイロン型の関係

ただし大事なのはここ。
この効果で下がる融点は、日常の靴やスケートが作る圧力だけだとせいぜい小さな温度差(-3℃)になりやすく、たとえば −10℃の氷を「圧力だけ」で溶かして常時水膜を作るのは苦しい、という点です。
つまり「圧力融解は関与するけど、主役と言い切るのは難しい」。
氷の表面はちょっとだけ液体っぽい?
ここで化学っぽい話になります。
氷は水分子が水素結合で規則正しく並んだ結晶。でも表面は、内部と違って周りに仲間が少ない(結合相手が欠けている)ので、同じ規則性を維持しにくい。

その結果、氷の表面には
「結晶だけど、分子の並びがゆるくて少し動ける薄い層」
ができやすいと考えられています。これが 準液体層(quasi-liquid layer) です。
氷の内部:水素結合ネットワークが整っていてカチカチ
氷の表面:結合が途切れやすくゆるい → 分子がわずかに動きやすい
この「表面のゆるさ」が、摩擦を下げる大きな要因になります。

1-2. 表面に滑る理由がある!−7℃が最大なわけ?
経験的にも研究的にも、氷の摩擦は温度に対して単純ではなく、
ある温度域で摩擦が最小(=最も滑る)になりやすいとされます。それが「−7℃」です。
直感的には、こういう綱引きです。
低温すぎる(例:−100℃付近)
表面が硬い
水素結合の分子数が多い(ガチガチ)
分子運動が小さい
摩擦熱を出しても潤滑層(準液体層)が育ちにくい
→ 固体どうしの接触が支配的で、むしろ滑りにくくなる
ちょうどいい低温(例:−10℃〜−5℃付近)
表面の準液体層がほどよく存在
摩擦熱で潤滑が育つ
でも水がベタベタしすぎない
→ 潤滑が一番効きやすい温度帯になり、すごく滑る
0℃付近
表面が水っぽくなりすぎて、別の抵抗(粘性・吸い付き)が増えることがある
雪が湿ってザクザク→氷というよりシャーベット(凹凸)で摩擦発生
表面の化学(準液体層)+摩擦熱+接触の仕方をセットで見ると納得しやすくなります。

1-3. すべるときに出る摩擦熱
氷上を動くとき、摩擦で熱が出ます。
ここは、難しくしないためにパワー(1秒あたりの仕事)の式を使います。

意味はシンプルで、
速く動くほど(vが大きいほど)、強く押すほど(Nが大きいほど)、エネルギー保存の法則的な観点から運動エネルギーが摩擦で熱となります。

この熱が氷の表面に集中すると、準液体層がさらに潤滑っぽくなったり、局所的にごく薄い水の層ができたりして、さらに滑りが強化されます。
つまり氷の滑りは、速度で自己強化する局面があるわけです。
2. 番外編:「氷以外も滑る」のはせん断しやすさ?
「液体にならない物質でも滑るじゃん?」
という疑問は超重要です。
黒鉛(グラファイト)やテフロン(PTFE)が滑りやすいのは、
黒鉛:層状構造がズレやすい(層間が弱い)
PTFE:表面エネルギーが低く、くっつきにくい(電子反発)
という滑りの理由があります。

氷の場合は、表面の水素結合ネットワークが乱れてズレやすい(準液体層)+摩擦熱で潤滑状態が変化するという「表面化学+熱」のハイブリッドで滑りやすさが出ている、と考えると位置づけがきれいです。
3.雪や氷を楽しむための歩行
3-1.歩行方法:ペンギン歩きが強い理由

氷上の転倒対策は、摩擦だけでは勝てないことも多い。だから歩き方で転倒しにくい形(仕組み)を作るのが効きます。
ペンギン歩きのコツ

歩幅を小さく
足裏全体で静かに置く(かかとドンを避ける)
重心は少し前、膝は軽く曲げる
手はポケットに入れない(転倒時の防御が遅れる)
「滑るかも」を前提に、体勢を崩しにくくするのが勝ち筋です。
3-2. 雪山装備の雪靴・チェーンスパイク・アイゼン
氷が滑るのは表面が潤滑っぽくなるからである。なら装備は、その潤滑に勝つために 噛ませる。

冬靴(雪靴):ゴムの変形+溝で微細凹凸を拾い、接地の引っかかりを作る
チェーンスパイク(少しの氷がある):金属の点で局所圧を上げ、氷の表面を破って噛む
アイゼン(ガチガチの氷上):刃で刺して保持(斜面や硬い氷で真価)
氷がツルツルでも、「面で擦る」より「点・刃で噛む」ほうが、潤滑の影響を受けにくいわけです。
3-3.アイゼンのマナーと注意
ここは超大事。科学以前に現地ルールです。

室内(山小屋・トイレ・売店・ロープウェイ駅)では必ず外す
→ アイゼンの刃は床材を簡単に破壊します。転倒事故にもつながります。外したアイゼンは 専用ケース に入れる(周りの人の衣類や荷物も傷つく)
付け外しは人の動線を避けて(ベンチ脇・端)
移動中も、誤って蹴らないように歩幅は気持ち小さく
チェーンスパイクも同様で、金属が床やタイルを傷つけることがあります。
「屋外で装着 → 屋内で外す」は基本動作として覚えておくと安心です。
4. 樹氷・氷の絶景のおすすめスポット
4-1. 埼玉の氷スポット
秩父三大氷柱

関東で「氷の世界」を見たいなら、埼玉は強いです。埼玉は都心からのアクセスも良く、山沿いで冷えるために氷が成長する。
秩父エリアの冬の名物は、自然の寒さだけで勝手にできた氷ではなく、地形・水・寒気に加えて、場所によっては人の手(散水・整備)が入って完成する冬の展示です。同じ「氷柱(つらら)」でも、
・駅近で気軽に映える場所
・渓谷の吊り橋とセットで撮れる場所
・山奥の静けさが似合う場所
で体験の質が変わります。
あしがくぼの氷柱(横瀬)
尾ノ内渓谷 氷柱(小鹿野)
三十槌(みそつち)の氷柱(秩父・大滝)
同じ氷柱でも、三十槌の氷柱のように自然の湧水・沢の環境で育つタイプと、散水などで形を作り込むタイプ(しがくぼの氷柱、尾ノ内渓谷 氷柱)があり、見え方・雰囲気が変わるのも面白いところ。ここで2月の後半ならば時期が合えば宝登山の蝋梅もセットで見ることができます。
特に今年、「氷の成長=水の供給+冷却条件の勝負」なので、寒波の年は迫力が出やすいです。
氷柱は基本的に、水が流れて→表面が凍るを繰り返して成長します。
重要なのは「気温が低い」だけじゃなく、水が供給され続けること。
人工の氷柱は、沢の水などをホースで散水して自然凍結させ、毎日少しずつ育てる発想が核になります(尾ノ内、芦ヶ久保)。
4-2. あしがくぼの氷柱(横瀬)
駅から歩けるのに、ライトアップは別世界
冬の秩父の入口として、行きやすい場所です。

ポイント
「氷の壁ドーン」というより、谷沿いに広がる氷の造形を近距離で楽しめるタイプ。
何より強いのがアクセス。芦ヶ久保駅から徒歩圏という記事映えする手軽さ。
ライトアップは曜日・時間が分かれていて、土日祝は入替制(昼と夜)など運用が細かいので、記事では「行く前に確認」で信頼が上がります。
時間・料金
料金(目安):日中 600円/400円、ライトアップは曜日で変動(現地購入と割引も差あり)。
土日祝ライトアップは事前予約や駅での割引整理券が案内されています。
写真が映える撮り方(1段落で使える)
広角:氷の量を見せる(谷のスケールを入れる)
中望遠:氷の質感を切り取る(層・気泡・透明感)
ライトアップは白飛びしやすいので、スマホなら露出を少し下げると氷の青が残りやすい。
一言の注意
会場は凍結しやすいので、滑りにくい靴は必須。時間帯によっては暗くなるのでライトもあると安心。
4-3. 尾ノ内渓谷 氷柱(小鹿野)
氷そのものより、地域が冬を作っている物語が主役。

ポイント
秩父三大氷柱の中でも、「人工で育てる」ストーリーが立ちやすい。
例:沢の水を引いて散水→自然凍結→毎日育つという仕組み。渓谷+吊り橋の構図が強く、高さが伝わる写真が撮れます。
開催・ライトアップ
通常開園:1/4〜2/23、8:00〜16:00(シーズン案内)
ライトアップ:土日祝中心で日没〜20:00(期間指定あり)
協力金:大人500円(障がい者割引の案内あり)
アクセスの書き方
バスの場合、西武秩父駅→小鹿野方面→尾ノ内渓谷入口から徒歩の流れが基本。アクセスPDFも出ています。公共交通機関利用の方は20分程度バスから歩くので滑りにくい歩ける靴で行きましょう!
温かい要素を入れると文章が伸びる
地元の方の売店や甘酒など“寒さの中の救済”が絵になります(体験価値が上がる)。
4-4. 三十槌(みそつち)の氷柱(秩父・大滝)
音が減る。川と氷だけが残る。夜が似合う氷柱

ポイント
山奥寄りの空気で、静けさ+川+氷のセットが映えます。
ライトアップは「平日短め/土日祝長め」で、旅程に組み込みやすい。
期間・時間・料金
開場期間:2026/1/9〜2/23(氷の状況で変動あり)
開場時間:8:30〜17:00
ライトアップ:1/10〜2/23
平日 17:00〜19:00/土日祝 17:00〜20:00
入場料:大人300円(中学生以上)/子供200円(小学生)
駐車料金の案内も別で出ています。
夜向きの撮影メモ
川面の反射が入るので、水面をフレームに入れると冷たさが写真に乗ります。
暗い場所がある注意喚起(ライト持参)が公式に書かれているので、記事の信頼が上がります。
4-5. 宝登山の蝋梅
匂い薫宝登山の蝋梅園

ポイント
約800株(約3,000本)規模、英名が Winter Sweet と紹介されるほど香りが濃い。
見頃は 1月中旬〜2月下旬が目安。
山頂からの眺望(武甲山など)も文章が伸びるポイント。武甲山
ロープウェイ情報
宝登山ロープウェイ:普通運賃 片道700円/往復1200円(大人)の案内。
開花状況を公式が更新しているので、「行く直前に確認」で読者の満足度が上がります。
5. 樹氷ってなに?寒さが作る彫刻を見に行くアクセス良好3選
冬の山で出会う「樹氷(じゅひょう)」は、雪景色の中でも別格の存在感があります。
白い森が生き物みたいにうねって見える、あの不思議な景色。実は、
低温×風×霧(雲)
がそろったときにだけ育つ、かなり繊細な自然現象です。
・樹氷の仕組み(短く)
・アクセスが良い樹氷エリア(八甲田・蔵王・北八ヶ岳)
を、迷わない情報だけに絞ってまとめます
5-1. 樹氷の正体は「過冷却水滴の着氷」
樹氷は、0℃以下でも凍らずに漂う小さな水滴(過冷却水滴)が、風で木の枝にぶつかって一気に凍りつき、それが何層も重なって成長したもの。
風上側に伸びる「エビのしっぽ」も同じ原理で、風が形を作っているサインです。
当たりやすい日
狙い目は「寒波+ガス(雲・霧)っぽい日が続いた直後」。晴れよりも白い世界の日のほうが樹氷が当たりやすいです。
低温が続く
山に霧・雲がかかる日が続く(=水滴が供給される)
そこに風が乗る(=枝に当たる)
天候の確認:ロープウェイは止まる日がある
樹氷は天候が主役。つまり、見に行く移動手段(ロープウェイ)が強風などで運休することがあります。
たとえば八甲田は、山頂付近の風が強まると運休になる旨を公式が案内しています。
北八ヶ岳も、気象条件で予告なく運休・営業時間変更があり、出発前の運行状況確認が明記されています。
現地に着いてから詰むのが一番つらいので、出発前に運行状況チェックだけは固定ルーティンに。
5-2. アクセスが良い樹氷エリア 3選
① 八甲田ロープウェーで行く白い怪物
特徴:スケールが大きい/一気に「別世界」へ連れていくタイプ。
ロープウェイ料金(往復):大人 2,200円/小学生 700円
アクセス(公共交通の目安):青森駅 → ロープウェイ駅前へ、冬季は約80分の案内あり
注意:風が強いと運休の可能性あり(公式案内)
まず景色の密度が違う。白い森が『群れ』で迫ってくる感じ。樹氷デビューで「規模感」を求めるなら八甲田。
② 蔵王ロープウェイの演出が完成してる樹氷
特徴:観光体験として強い/昼と夜で表情が変わる。
アクセス(目安):山形駅 → 蔵王温泉へ、バスで約37分の案内あり
ライトアップ:樹氷をライトで浮かび上がらせる“光の美術館”のような紹介(公式)
ライトアップ開催例(2025-2026):2025/12/27〜2026/2/22(合計36日間)

蔵王は、樹氷を『見に行く』というより『体験しに行く』場所。日中の白、夜のライトアップの二段階。
③ 北八ヶ岳ロープウェイで近づく繊細な霧氷系
特徴:枝先の質感が美しい/短時間でも成立しやすい。
ロープウェイ料金(往復・一般):大人 2,600円/小学生 1,300円
アクセス(目安):茅野駅 → ロープウェイへ、バスで約59分の案内あり
注意:当日の気象条件で運休・営業時間変更があり、事前確認が明記
おすすめの歩き方:山頂駅周辺〜坪庭あたりで“白い樹林の質感”を近距離で楽しむ(軽い散策でも絵になる)
北八ヶ岳は、樹氷の『細部』が主役。枝の一本一本が白く縁取られて、静かな美術館みたいになる。
5-3. 失敗しない持ち物(最小セット)
目:ゴーグル or サングラス(風と反射対策)
顔:ネックゲイター/マスク(体感温度が落ちる)
足:滑りにくい靴+(あると安心)軽アイゼンorチェーンスパイク
スマホ:寒さで電池が減るので内ポケット保温
写真のコツ(短く)
昼:露出を上げすぎない(白飛びしやすい)
夜(蔵王など):人物やロープウェイ支柱を入れてスケールを出す
霧の日:実は当たり日。モノクロっぽい世界が樹氷らしさを最大化します。
どこが向いてる?
「一発で圧倒されたい」 → 八甲田
「昼も夜も、体験として盛り上げたい」 → 蔵王
「日帰り寄り・繊細な霧氷の美しさが好き」 → 北八ヶ岳
最後にもう一度だけ:樹氷は天候が主役。ロープウェイの運行状況を確認してから動くと、満足度が一気に上がります。
6. 雪山で見れる樹氷の化学現象
6-1.過冷却水滴が衝突凍結
樹氷(蔵王のスノーモンスターなど)は、雪がただ積もっているだけではあなく氷点下の水です。氷点下でも液体状態でいることを 過冷却と言います。

0℃(凝固点)未満でも凍っていない小さな水滴(霧粒)が風に乗って飛ぶ (No46.水の過冷却実験)←個人的に難しいです。
それが木や岩にぶつかった瞬間、衝撃・核生成で凍りつく(衝突凍結)(No45.酢酸ナトリウムの過冷却実験 、No43.過冷却を利用したエコカイロ)
その上に雪や氷が重なって巨大化していく

凍るきっかけ(核)がないと凍りにくい=過冷却が起きる、という現象そのものです。
6-2. えびのしっぽで分かること?

着氷は、基本的に 風上側で成長します。
だから樹木や岩にできる「えびのしっぽ」は、風向きに沿って伸び、風の方向がわかります。
7. まとめ:氷がすべる理由
氷がすべるのは、単に「圧力で溶ける」からではなく、
氷の表面は水素結合が乱れてゆるい(準液体層)
滑走で摩擦熱が出て、潤滑状態が変わる
温度によってそのバランスが変わり、特に滑りやすい温度帯が現れる
この合わせ技で起きている、というのが現代的に一番すっきりします。
そして実用面では、
歩き方はペンギン歩き
装備は「噛む」方向(チェーンスパイク/アイゼン)
ただし 屋内では外して床を守る(マナー&安全)
ここまでセットで押さえると、冬の氷がちょっと味方になります。
8. 最後に漫画で楽しむ氷の科学のまとめ❗️



参考文献・サイト
1. 氷の滑る原理・準液体層に関する研究
【国際学術論文】
1-1. PNAS(米国科学アカデミー紀要)
タイトル: Two types of quasi-liquid layers on ice crystals are formed kinetically
著者: Sazaki G. et al.
出典: Proceedings of the National Academy of Sciences USA, 113(7):1749-1753 (2016)
内容: 準液体層が2種類(液滴型と薄膜型)存在し、準安定相として過飽和水蒸気の析出により運動学的に形成されることを実験的に証明。レーザー共焦点微分干渉顕微鏡により0.37nm厚の氷表面を直接観察。
1-2. Nature Communications Chemistry
タイトル: In-layer inhomogeneity of molecular dynamics in quasi-liquid layers of ice
著者: Yasuda I., Endo K., Arai N., Yasuoka K. (慶應義塾大学)
出典: Communications Chemistry, 7:117 (2024)
内容: 分子動力学シミュレーションと機械学習により、準液体層内の分子運動の不均一性を解明。層内に固体的・液体的な動力学的領域が不均一に分布していることを発見。
【日本の研究機関による解説】
1-3. 北海道大学低温科学研究所
タイトル: Case 4 氷点下の氷も濡れている!
出典: Research Frontiers | 北大低温研
内容: 準液体層が通常の水よりも200倍流れにくく、厚さ約9nmの薄膜状態であることを実験的に確認。表面融解のメカニズムを分子レベルで解説。
1-4. 慶應義塾大学プレスリリース(2024年6月24日)
タイトル: 氷はなぜ滑る? 分子動力学計算と機械学習手法により氷表面の擬似液体層における分子運動の不均一性を解明
研究者: 泰岡顕治教授(機械工学科)
URL: https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2024/6/24/28-160036/
内容: 準液体層の分子的特徴を明らかにし、氷が滑る理由を分子レベルで説明。
2. クラペイロンの式と圧力融解
2-1. Chemistry LibreTexts
タイトル: Clausius-Clapeyron Equation
出典: Chemistry LibreTexts(カリフォルニア大学デービス校が運営する教育リソース)
内容: クラペイロン-クラウジウスの式の理論的背景と、氷の圧力による融点降下のメカニズム。
3. 氷の摩擦と最適温度
3-1. 前川製作所 R&Dセンター
タイトル: 氷雪の摩擦特性とその利用技術(サイエンスコラム)
出典: 前川製作所研究開発センター
内容: 氷の動摩擦係数と温度・速度の関係を詳細に解説。準液体層理論とレーザー共焦点微分干渉顕微鏡による観察結果。スケート、スキー、カーリングなど実用例も豊富。
4. 過冷却と樹氷・着氷のメカニズム
4-1. 中谷宇吉郎「樹氷の科学」
出典: 青空文庫
URL: https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/57305_60826.html
内容: 過冷却水滴が固体表面に凍りつく着氷・樹氷の現象を科学的に解説した古典的名著。
4-2. 山形大学理学部
タイトル: どこからが樹氷でどこからがアイスモンスターなのか
出典: 山形大学蔵王研究資料
URL: http://sci.kj.yamagata-u.ac.jp/~zao/documents/no21s-2.pdf
内容: 霧氷、樹氷、エビの尻尾などの着氷現象の分類と形成メカニズム。
4-3. 天気予報 - 日本気象協会
タイトル: 「霧氷」とは できる仕組みや条件、見られる場所を解説
出典: tenki.jp
内容: 過冷却水滴や水蒸気が樹木に付着・凍結する霧氷の仕組みを最新の気象学的視点で解説。
5. 秩父三大氷柱(観光スポット)
5-1. 三十槌の氷柱 公式サイト
内容: 奥秩父の天然氷柱。岩清水が凍り作り上げられる氷の芸術。
5-2. あしがくぼの氷柱 公式サイト
内容: 幅200m、高さ30mの壮大な人工氷柱。アクセス良好。
5-3. 秩父観光協会
タイトル: 秩父三大氷柱
内容: 三十槌の氷柱、尾ノ内渓谷氷柱、あしがくぼの氷柱の総合案内。
6. 蔵王・樹氷(スノーモンスター)
6-1. 蔵王ロープウェイ 公式サイト
タイトル: 樹氷・ライトアップ
内容: 蔵王のスノーモンスター(樹氷)の公式情報とライトアップスケジュール。
6-2. 山形市観光協会
タイトル: 蔵王の樹氷
内容: アオモリトドマツに過冷却水滴と雪が付着して形成される樹氷のメカニズムと観光情報。
7. 登山装備とマナー
7-1. 日本山岳会(JAC)
タイトル: 《初級》はじめての雪山基礎講習3—アイゼンをつけて歩く
URL: https://jac1.or.jp/about/iinkai/tokyopj/2025011734420.html
内容: アイゼンの装着方法と歩行技術の基礎講習情報。
7-2. YAMAP Magazine
タイトル: 冬山装備・アイゼンの選び方と使い方|雪山登山の基本 #07
内容: アイゼンの種類、選び方、装着タイミング、使用上の注意点を詳しく解説。
自然科学VTuberかずの活動
自己紹介
🧪自然科学⌬VTuberかず🌋(春暁 万)
最終学歴:化学科の大学院卒(修士)
専門分野:自然科学、化学
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2024年11月~、毎週木曜日に配信
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