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newbalance U992GY レビュー

こんにちは!
ニューバランス好きのフジタです。

先日、ようやく 992 を下ろしましたので、その履き心地についてレビューしていきます。

【992とは】
992 は 2006 年に初登場したモデルで、900 番台の 9 世代目にあたります。
その重厚なアッパーデザインにより「ダッドスニーカー」の代名詞的な立ち位置を確立し、ファッション好きに長らく愛されてきました。
初登場後はいったん生産がストップしましたが、2020 年に再販されるとスニーカーブームの追い風に乗って絶大な人気を博し、ショップでは即完売、二次流通では常にプレ値で取引されました。
そして 2025 年、待望の再販。私はその第一回の放出で手に入れることができました。
たまたま発売日が息子の保育参観とかぶってしまい、見学しながら妻の背後でこっそりポチッたあの日のことは忘れられません。

【履き心地】
推進力:
まず驚いたのが、その推進力です。
もちろん 990v6 のような圧倒的な推進力があるわけではありませんが、990v4 や 2002R といったより新しいモデルと比較すると、むしろ推進力で勝っていると感じました。
ミッドソールの表面にはやや傾斜がありますが、気になるほどではありません。この傾斜がきついと足が内部で前方に滑り不快ですが、992 はこの点クリアです。

フィット感:
「踵のフィット感が抜群」とよく評される 992。実際に履いてみると…はい、その通りでした。
高さのある踵はライニング辺りで内側に倒れ込み「返し」のように足をしっかりとグリップします。サイズ感もありがたいことに私の足にぴったりと合いました。足を入れて第一歩を踏み出した瞬間、「この靴とは長い付き合いができそうだ」と確信しました。
私の足はやや扁平気味ですが、日本人の平均的な足型に近いので、多くの足型の方にバチッとフィットするはずです。
992 は 991 ほど細身ではなく、993 ほどファットでもない。まさにちょうどよいフィット感でした。

シュータン:
じつは 992 でもっとも優れているのはシュータンかもしれません。991 や 993 のシュータンも高評価ですが、そのなかでも 992 のシュータンは「最強」と言える出来栄えだと思います。
シュータンに求められる条件は以下の 3 つです。

①十分な厚みと柔らかさがあること
②左右にズレないこと
③足を抜いた状態でもシュータンがライニングの上にしっかり乗っていること

特に子育て世代には ③が重要です。子どもを抱っこしながら両手に荷物を持っているなんて日常茶飯事なので、ニューバランスには悪いなぁと思いつつ、つい手を使わずにぐっと足を捩じ込んで履いてしまいます。
上記の三条件を完璧に満たす 992 は、まさにお父さん世代の強い味方だと感じました。

全体的な履き心地:
私のなかで、991 は「レトロな履き心地の残る最後のモデル」です。屈曲性がさほどなく、重心移動がぎこちない感じがあります。993 になるとだいぶ自然な履き心地になり、990v4 に至って「完成形」と考えています。
992 はまだ多少のぎこちなさがあります。踵で着地してからつま先で蹴り出すまでの一連の動作のなかに、途切れのような感覚が残っているのです。
しかし、フィット感は素晴らしい。足と靴の間に無駄な空間がなく、それでいて窮屈さもない絶妙なバランス。
だから靴棚を眺めながら「よし、今日は 992 にしよう!」と自然に思える靴なのです。
これから手入れをしつつ、長く履き続ける予定です。

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