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アドバイスされる側、する側

8/1からM-1グランプリ2022の1回戦が始まりました。モンローズの1回戦は8/3のHブロックに決定しました。なので先週はいわゆる「調整の1週間」でもありました。

沢山のライブがあった中、2日連続特色が似たライブが続いたので今回はその2ライブ(清和漫才道場、ときせまる)について書きます。

アドバイスされる側:清和漫才道場(7/30)

宮本さんの意気込みの主人公感。

「清和漫才道場」はエルシャラカーニ・清和さんが漫才の師範となって各組のネタを客席(最前列)から見て階級をつけるという漫才強化ライブ。

清和さんの漫才に対する熱はもちろん、進行しつつ適所清和さんをアシストするMCの三日月マンハッタン・仲嶺さんも最高です。

サンミュージック内で先輩後輩であるエルシャラカーニとモンローズ。清和稽古会のエピソードや普段のライブなどでのやり取りを見て清和さんとモンローズの漫才においての師弟関係のファンになった自分にとっていつかモンローズに出て欲しいライブの1つでした。

実際開場中もナルゲキの楽屋前の階段辺りでネタ合わせしていたお2人。通り過ぎる中、お2人の背中からヒシヒシと覚悟を感じました。

マエノさんのツイート通り、トップバッターでモンローズは本当に新ネタをやりました。毎月の新ネタライブである「幸福の漫才」と「激漫」で下ろしていないあえてこの時期、このライブに合わせて新ネタを書き上げたマエノさんがすごいと思いました。(ネタ終わりのトークでもマエノさんが清和さんに「自信あるやつ出来た」って言ってました)。

座席の位置の関係上このライブでは客席にいる清和さん越しにモンローズのネタを見る貴重な経験をしました。OPでは段位が低い組が少ないので数合わせでモンローズは初段にすると冗談言ってた清和さんが現状のモンローズをどう評価するか気になっていました。

ネタ終わりのトークでは普段からライブや稽古会でお2人のネタを見ている分、情抜きで段は付けにくいと言ってた清和さん。沢山悩まれた結果モンローズは「4段」でした(「5段」と迷われたでそうです)。お2人のことを良く知っているからこそ、厳しさと期待を込めての4段という評価だったかなと思いました。

清和漫才道場(7/30回)の全出演者の段位。

寸評に入る前にモンローズに対して厳しいことも言っていいかと確認する清和さん。宮本さんとマエノさんも即答で「良いですよ」と答えるのを見ていかに漫才において清和さんに信頼を置いているかが伝わった場面でした。

ネタの構成や技術面においてのダメ出しや改善点についてもマエノさんがネタ中自覚していた点もあったらしく、普段から漫才について清和さんとマエノさんでよく話しているんだろうなと思いました。真摯に清和さんのアドバイスに耳を傾けるお2人の姿を見てまるで清和稽古会の一部を見ているような感じでした。

3月末のライブも時もそうでしたが、どんな厳しいアドバイスにも真正面で受け止めるお2人を凄く尊敬しています。

そんな中マエノさんが清和さんに先日の飲み会で指摘された点が今回の漫才で改善されていたかと聞く場面がありました。ちゃんと改善されていたと聞いて嬉しく反応するマエノさん。

具体的な内容は伏せられましたが、清和さんがその時アドバイスした「宮本(が変わること)に期待するな、マエノが変われ」が今回の漫才では見られたそうです。ただこの件について宮本さんは何も聞いていなかったので知らなかった点も含めて笑ってしまいました(「どうせなら期待されたい!」)。

他の組が1回戦でやる予定のネタ、もしくは今1番自信があるであろうネタをやった中、恐らく清和さんがモンローズの既存のネタ一通り見ているからこそあえて新ネタをこのライブで下ろしたかもしれない所が凄く熱かったです。このタイミングで凄くいいライブが見れました!

このライブを経てまた清和さんとマエノさん飲みに行くんだろうな。(写真は別ライブより)

ネタの寸評が終わってお2人が捌けた後「やっぱり(4段でなく)5段あげた方が…」って清和さんが仲嶺さんにこぼしていたら、また袖から宮本さんが出て来て「じゃあ5段でいいじゃん!」って言った所も含めて最高でした。

8/1現在においての清和漫才道場の段位。
次回は少しでも高い段位に昇段できますように!

寸評中も清和さんにどうすれば現在最上段のストレッチーズと同等の7段になれるか聞いていたマエノさん。このライブ以降このネタをまだ他のライブではやっていませんが、アドバイスを受けての変更点込みでまた近々どこかのライブで見れる機会を楽しみにしています!

アドバイスをする側:ときせまる(7/31)

「清和漫才道場」の翌日は若手漫才ユニットライブ「ときせまる」でした。「ときせまる」は最近の回から先輩ゲストの芸人さんがユニットメンバーにネタのアドバイスをする形になったそうです。ゲスト発表後チケットを取ってから前回のライブレポをTwitterで検索して目を通しましたが、どれも好評なものばかりだったので(モンローズの1回戦前最後の調整ライブでもあることも踏まえて)楽しみにしていました。

この日見たユニットメンバーのキウイノート、ワンドール、まーぶん、トライクレヨンの漫才はどれも面白く可能性を感じました。

前日と打って変わって、このライブでは先輩ゲストとしてネタのアドバイスをする側になったモンローズ。しかし「清和漫才道場」の時の清和さんと違い、関係性のある後輩ではなくほぼ初対面の若手のネタを見て評価するという決して楽ではないポジション。ユニットメンバーのネタを見てからゲストの組がネタをする香盤になっていたので色んな緊張もあったと思います。

まーぶんに対して気になった台詞の言い回し、その台詞の漫才においての役割を細かく確認するマエノさん。

マエノさんは主に技術面においてのアドバイスをしていました。M-1の1回戦を通過するための漫才に何が必要かを中心にご自身の経験も踏まえて若手に助言していました。マエノさんがネタに入る前に必ずやっている仕草の話を聞いて自分もハッとしました。時に厳しく、的確にアドバイスをする姿勢に前日の清和さんの姿が重なりました。

トライクレヨンに対してネタの「見せ方」だけでなく「客席からの見え方」についてもアドバイスするマエノさん。

あとはネタの構成に加えて各組の台詞の言い回し、ネタ中の佇まいまで細かくアドバイスしていたのを見ていかに普段からマエノさんは他の組の漫才をよく見ているかを改めて実感しました。

個人的には今回宮本さんもネタのアドバイスする側にいたのが新鮮でした(この系統の企画ライブはいつもマエノさんが出ているイメージが強いので)。なんだったら宮本さんもマエノさんと同じくらい発言していました。

キウイノートのネタのリズム感を誉めていた宮本さん。

ただ普段のライブでも舞台袖から他の組のネタを見ていることもあって、宮本さんのアドバイスは主に「お客さん目線」のものが多かった点がマエノさんのアドバイスとの差別化になっていた所がよかったです。それぞれの組の良かった所、まだ伸び代がある所を中心にピックアップしながら若手の背中を熱く押していたのが凄く宮本さんらしいなと思いました。

宮本さんがワンドールに対して「まるで鳥居さんを見ているようだった。」って言ってたの、凄く頷いてしまいました。

「清和漫才道場」ではアドバイスを受ける側だった反面、「ときせまる」ではアドバイスをする側だったので、立場が逆転したライブを2日連続で見れたのが偶然ながらも凄く不思議に感じました。

*余談

「清和漫才道場」と同じく、「ときせまる」もゲストの先輩芸人さんが客席からユニットメンバーのネタを見る仕組みでした。

何も知らなくて来たので座席の位置の関係上、自分の目の前の最前列2席に宮本さんとマエノさんが座った時はまさかの出来事にびっくりし緊張感が走りました。前日の清和さん越しに続き緊張しながらもお2人越しに漫才を見るという貴重な出来事も楽しみました。

今後もし先輩芸人枠に推しが呼ばれることがあった時はしっかり心の準備をすることをオススメします!

番外編: お互いアドバイスし合うTHE DANKAI

「THE DANKAI」は女将主催のネタライブ。同世代の芸人さん同士でお互いのネタを見た後感想やアドバイスを言い合うライブ。つまり同じライブの中アドバイスする側でもありされる側でもあるのがこのライブの特徴です。

THE DANKAIの第1回の出演者一覧。

お互い芸歴が近いこともあって遠慮なく思ったことを相手に伝えている。芸風の違いがあるから十人十色のアドバイスが出る。ライバル同士でありながらも少しでもお互いの漫才を良くしようという気持ちが客席にも伝わりました。

実際モンローズがこの日披露したネタを後日別のライブでやった時はTHE DANKAIでもらったアドバイスをいくつか取り入れていてお客さんの反応も良くなっていました。M-1かNHKのどちらかにこのネタで勝負するのではないかと思うくらい今年の切り札ネタの1つだと思っています。

本来であれば1回戦直前の7/28に第2回が開催される予定でしたが諸事情で急遽中止になってしまいました。この時期だからこそどんなネタを各組がやる予定だったか気になっていた分残念でしたが近日また改めて第2回が開催されるとのことで全出演者が体調万全な状態で無事できることを願っています。

モンローズのM-1グランプリ1回戦は8/3

もう明後日(8/3)か…

冒頭で書いた通り、モンローズのM-1グランプリ1回戦は8/3のHブロックに決まりました。自分も当日は有休取って現地で応援することにしました(M-1の1回戦に足を運ぶのは今回が初めてです)。

8/3の1回戦の詳細・香盤順(M-1グランプリ2022・公式サイトより)

1回戦前最後のライブ(「ときせまる」)で恐らくその日やるであろうネタをやったモンローズ。そのネタで1回戦に挑むんだなと思うとすごく楽しみです。

ただ結局どのネタをお2人が選んでもファンとしては全力で応援するのみなので、宮本さんとマエノさんが当日自信いっぱいの漫才ができるよう客席から応援します!

M-1グランプリ2022も引き続きモンローズを応援します!

最後に。最近はまた感染者数も増えて急遽のライブの休演、中止がまた起こるようになったので、賞レースに挑まれる1組でも多くの芸人さんが万全の体調で希望通りの日に予選日を迎えられることを1お笑いファンとして心から願っています(自分もライブに足を運び続けられるように健康に気をつけます)。

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