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同じ世界で、あなたと一緒に。

こんばんは。
NPO法人near代表の加藤亜里沙です。

「noteの記事を、運営みんなで書いていこう!」
そんな話になってからというもの、
それぞれの想いが込められた言葉を読むのが、
わたしの密かな楽しみになっています。

言葉にすることの難しさを感じながらも、
自分の中にある想いや景色を
そっと綴ってみる時間は、
どこかやさしく
自分自身と向き合えるようなひとときです。
そして
わたしにとって、その時間は
とてもとても大切な時間です。  


アルフレックス東京で生まれた、ひとつの時間 

6月4日。
アルフレックス東京という、あたたかくて美しい場所で
Wstyle主催のチャリティイベントが開催されました。



高い天井からやさしく降りてくる灯り。
静かに並んだ洗練された家具たちが、そこにいる人をやさしく包み込むように佇んでいる様な気がして、
初めて訪れたのに、不思議と安心できた。
この空間にいるだけで、心が少し解けていくようでした。


すべてが素敵で心躍る場所でした


ご縁がつないでくれた場所

この時間が叶ったのは、
KAZUKIちゃんがnearに寄せてくれた愛があったから。
そして
その想いを和賀子さんが受け取ってくれて、
彼女のやさしさがわたしをここまで連れてきてくれたから。

nearやわたしだけでは絶対に辿り着けなかった場所。
ご縁が重なって、愛が手を取り合って、この時間が生まれました。


はじめましてだったのにそう感じないのは和賀子さんが愛いっぱいで受け入れてくれたから
KAZUKI art
ここまで繋いでくれたKAZUKIちゃんはそこ知れぬ愛でnearに寄り添い続けてくれている



家族の物語を語るということ

あの日、わたしは私たち家族の物語を話しました。

次女・希帆乃は、4p-症候群という染色体の異常を持って生まれてきたこと。
1662グラムの小さな体には、たくさんの合併症があったこと。
NICUでの毎日。
小さな胸が一生懸命上下して、
必死で生きようとする姿を、ただ祈るように見守るしかなかったあの時間を、今でも忘れられない。

ちいさなちいさな手でぎゅっと握ってくれた




医療とともにある暮らしの中で

家に帰ってからも、暮らしの中心にはいつも医療がありました。
胃ろうからの注入、モニターのアラーム、吸引、酸素。
24時間、気が抜けない日々。

夜中に何度も起き、ほんの数時間眠れたらいい方で。
泣きたくても泣けない。
強くいなきゃと思いながら、心は何度も崩れそうになった。

でも、目の前にいる希帆乃が何よりも愛おしかった。
その命を守れるなら、わたしはどんなことでもやろうと思いました。

「いないことにされる」そう感じたときの心の痛み

新宮に移り住んだあと、
希帆乃のようなこどもたちに出会えず
まるで、この街には存在しない命みたいに感じてしまいました。
病院に行っても、街を歩いていても
見かけない。

「いないことにされている」
そう感じて
胸がぎゅっと締めつけられたことを今でも鮮明に
覚えています。

nearが生まれた理由

どこかで、同じように孤独を抱えている家族がいるかもしれない。
その想像だけで、息が苦しくなる日もありました。

だから、願った。
どんな命も、「生まれてきていい命だ」と迷わず言える地域になってほしい。
家族だけで抱え込まなくていい世界にしたい。

支える/支えられるじゃなくて、
同じ世界で、肩を寄せ合って生きていける未来をつくりたい。

その想いがnearを立ち上げる原点になりました。



あの空間で話せたこと

あの日あの場所で、その想いを言葉にしたとき、
目の前に座る人たちの表情が、まっすぐに受け止めてくれているのがわかりました。

頷いてくれたり、涙をそっとぬぐったり。
そのまなざしに、わたしは何度も救われながら話を続けました。


暮らしの中に、あたたかさを添えて

アルフレックス東京の空間は、本当に美しかった。
家具や灯り、そこにあるものたちは、
ただ飾られているんじゃなく、
人々の暮らしに寄り添い、心をやわらかくする存在でした。
そしてそこで行われた
W style CHARITY MARKET for Children2025。
和賀子さんがたくさんの想いを注いで
たくさんのお仲間たちと創り出したひととき。

話しながら思いました。
私たちの暮らしの中にも、
こんなあたたかいものたちがあったら、
医療に追われるだけじゃない時間が、もっと増えるかもしれない。

誰かと過ごす日常が、もっと豊かで、もっと幸せに満ちるかもしれない。
その想像に、少し胸が熱くなりました。


忘れたくない景色

今回のチャリティイベントでは、
わたしたち家族のこと、医療的ケア児との暮らし、そしてnearのことをお話しするという、
とても貴重な機会をいただきました。

【知ってもらうこと】を大切にしているからこそ、
本当に嬉しくて、とてもありがたくて──
その場にいられるだけで、もう十分すぎるほどでした。

それなのに。
イベントが終わったあと、和賀子さんから
「nearにも寄付を」と思ってもみなかったお声がけをいただきました。
イベントの寄付先は、あしなが育英会さんとセーブ・ザ・チルドレンさんと、すでに決まっていました。
その中で、nearの存在を心に留めてくださり、
「nearにも寄付を」と後日お声がけいただいたこと。
あの日に生まれたたくさんの想いの余韻が、
その先へとやさしくつなげていただいたことに、
胸がいっぱいになりました。
決して当たり前ではない、その言葉に。
ただただ、ありがたくて。
嬉しくて。
今も心の奥にあたたかく刻まれています。

KAZUKIちゃんの想い、
和賀子さんのやさしさ、
来てくださった皆さんがくれたまなざし。

そのすべてが重なって、
あの時間と景色が生まれました。

わたしは、この日をずっと忘れない。
そして何度でも、この言葉を胸に置いて歩いていく。

「同じ世界で、あなたと一緒に。」

あの日出会ってくれたすべての方へ、
心からの感謝を込めて。


near=KAZUKI
nearそのものな方。本当にありがとうございました。



ありがとうの言葉では伝えきれないほどの感謝を込めて

 

 
 
ご支援のお願い

私たちの活動はnearの思いに共感してくださった
たくさんの方に寄り添っていただき運営することができております。
今後も継続的に活動を運営するためにnearでは、
年間を通じて寄付を募集しております。
この地域に暮らす、医療的ケア児や重症心身障がい児とその家族が
nearサポーターや地域社会と一緒に
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