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美術館レポ▶根津美術館で国宝「燕子花図屏風」にお目にかかる

表参道にある根津美術館に行ってきました。

🎨まとめ

現在「国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図」を開催中で、日本を代表する屏風絵や掛け軸の他、青銅器や仏教美術、能のお面、茶器などが展示されています。
作品のみならず、西洋絵画の美術館とは一味違った雰囲気を味わえて、改めて日本の良さを感じられる貴重な時間を過ごせました。広い庭園もあり、天気の良い日に行くと気持ちよくお散歩もできて、とてもオススメです。

私は美術館には基本1人で行くのですが、この美術館は、鑑賞しながら、あるいは庭園をお散歩しながら見た作品についての会話を楽しむのもいいなと感じました。

海外の方も多かったですが、東京で日本の文化を感じる場所としてはとても良いと思いました。定番の浅草などとはまた違った日本らしさを楽しめると思います。

総じて想像以上に素敵な美術館で、また絶対に行きたいです!

庭園の緑がとてもきれい


展示会の撮影は不可だったため、公式HPの画像を引用しながら感じたことなどをまとめています。

国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図
会期:2025年4月12 日(土)~5月11日(日)
場所:根津美術館
最寄駅:表参道駅
入場料:一般 1,500円 

🎨行こうと思ったきっかけ

・美術館と建築に興味を持っており、「建築でめぐる日本の美術館」という本で紹介されていて気になったから。
・これまで見に行った美術館は西洋絵画がほとんどで、日本の作品に触れてみたかったから。
・根津美術館に行った方から、とても良かったよ!とオススメされたから。

🎨アクセス・混雑状況など

表参道駅から徒歩8分ほどのところにありますが、さすが表参道、美術館までの道のりは街並みを見て歩くだけでも十分楽しく、苦なく美術館までたどり着けました。
途中で見つけたヨックモックの青山本店のカフェが素敵で、今度ぜひ行ってみたい・・・!(青山が本店ということも初めて知りました)


美術館は、大変混雑していました。
今回の展示会は混雑が見込まれるとのことで、美術館も日付指定の事前予約をおすすめしています。私は平日の昼頃にいきましたが、当日会場に向かう電車の中で入場券を予約できました。休日はもっと混んでいると思われますので、行かれる方は事前予約されるのが良いと思います!

日本人より海外観光客の方が多く、雰囲気はさながら観光地。展示室は広く、お庭などもあるため全体として窮屈な感じはしませんでした。ですが、カフェやミュージアムショップは混雑していましたので、ゆっくり楽しみたい方は長めに時間を確保するのがおすすめです。

🎨展示会の内容と感じたこと

展示室は全部で6部屋あり、特別展は展示室1・2。
その他の展示にはこちらのページに載っています。

わたしは特別展の他に展示室4・5が面白かった

<国宝 燕子花図屏風>と<重要美術品 桜下蹴鞠図屏風>

まず屏風というこれまで見たことがない作品のスケール、その迫力に圧倒されます。屏風って、これまでの人生でちゃんと見たことあったかな?

作品をじっくり見ていると(燕子花図屏風から少し引いた位置に大きな腰掛があり、作品全体を味わうことが出来ます)、この作品はどのように飾られていたんだろう?、そのまま見て楽しんだのか、あるいは高貴な人の後ろに飾られていたのだろうか?と、様々な想像が膨らみました。

自分が想像するのは、どうしたって大河ドラマで見た映像や、日本史の教科書に描かれている平安優美な人たちのイメージ。
実際なんて今や誰も見ることはできませんが、椅子に座って屏風と向き合いながら当時の様子に想像を巡らせる時間が、とても心地よかったです。

桜下蹴鞠図屏風はその名の通り、桜の下で蹴鞠をしている人たちの絵が描かれていますが、2つの屏風の構図も素敵で、不思議と見ていて飽きません。近くで見るとその表情はとても楽しそうで、当時の人たちは、こんなに蹴鞠が楽しかったの?と思わず笑みがこぼれます。

どちらもその肩書にふさわしく、圧巻の迫力

「屏風」という物そのものもですし、これに絵を描き楽しんでいた当時の日本人の豊かさ、日本らしさにどこか誇らしい気持ちになりました。時間の使い方、美しさの味わい方に日本らしさが出ているように思います。
そして、この作品が約400年もの時間をかけて保存され、それを今目の前で見れていることが本当にすごい。屏風は400年もの間、どんな景色を見てきたのだろう?と、屏風側の視点でも興味が湧きました。

一方で、日本の文化と歴史の素晴らしさを感じるほど、現代の効率重視の私たちは、何か趣深いものを作り、味わえているだろうか?と時間の使い方を改めて考えさせられました。

西洋絵画とはまた違う、おごそかな雰囲気

展示室全体の雰囲気も印象的でした。
西洋絵画を展示している美術館の時とは異なり、凛とした空気に包まれていて、どこか緊張感があります。それでいて、自分にはどこか落ち着くような、ゆっくりと息をしたくなる感覚があり、これは日本人だからこう感じるのだろうか?と不思議な感覚でした。

背筋が伸び、正座で絵と向かい合いたくなるような感覚。
足の裏で感じる畳の冷たさや、お寺で静かに正座をしてお経を聞く時間、そういった経験があるからこそ、この雰囲気をどこか落ち着く気持ちで感じられるのか?(知らないと緊張するだけ?)

ここでもまた、日本の誇るべき文化に触れられた気がして、自分が日本人であることを誇り高く感じました。

特別展以外も楽しい

特別展以外の展示も充実していました。
先ほど書いた通り、私は展示室4と5が印象に残りました。
展示室5は能で使われるお面がたくさん飾られているのですが、その一つ一つの表情に意味があり、絶妙な変化がみられて、解説を読みながらお面をじっくりみるのが面白かったです。
良く知られている「般若」のお面は本当に恐かったし、般若になる前と、般若のさらに進化系のお面もあって、怒りだけでこんなに表情に変化を付けられるのか・・・とその技術力に驚きました。

展示室4は中国の青銅器が展示されています。
中国の作品が日本の重要文化財として保存されていることを少し不思議に感じつつ、その細かな細工を生で見れて貴重な経験になりました。
根津美術館のロゴマークにもなっている「双羊尊」がかわいかったです。

可愛くて買ってしまった双羊尊の
ガーゼハンカチ🐏 with入場券

行く前は、古き良き美術館なのかな?くらいにしか思っていなかった根津美術館でしたが、想像よりずっと素敵で、また絶対に行きたいと思いました。

表参道にこんな緑豊かな場所があることにも驚きました。
美術館自体もとても美しく、ゆっくり時間をかけて行く価値ありです。

国宝・燕子花図と藤花図、夏秋渓流図は5月11日までの開催なので、気になる方はお早めに!

飾りかと思ったら本物のカメさんだった🐢


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あい 読んでいただきありがとうございます。私の学びが誰かの小さなきっかけになったら嬉しいなと思い、日々書き留めています🌿 いただいたチップは私の新たなきっかけに活用させていただきます😊