【三重・津の一軒】氷花餃子 津新町店|津餃子食べ歩きの一軒目で出会った、羽根つき餃子の美しさ
三重県津市で津餃子を食べ歩こうと思った時、最初に向かったのが氷花餃子 津新町店だった。

津餃子は、直径15cmほどの大きな皮を使った揚げ餃子。
もともとは学校給食から生まれた、津市を代表するご当地グルメだ。
せっかく津まで来たなら、一軒だけで終わらせるのはもったいない。
いくつかの店を回りながら、それぞれの津餃子を味わってみたい。
そんな気持ちで始めた餃子の食べ歩き。
その一軒目に選んだのが、津新町駅から歩いて行ける氷花餃子だった。
店名からして気になる。
そして実際に出てきた餃子は、名前の通り、思わず見入ってしまうような姿をしていた。
津新町にある、本格中華と台湾料理の店
氷花餃子 津新町店は、近鉄津新町駅から徒歩圏内にある中華・台湾料理の店。
餃子専門店のような名前だけど、店に入ると餃子だけでは終わらない。
炒め物、麺料理、麻婆豆腐、台湾風の料理など、気になるメニューがかなり多い。
津餃子を目当てに入ったのに、メニューを見ているうちに
「これは普通に飲みに来ても楽しそうだな」
と思ってしまう。
餃子を食べ歩く日は、どうしても次の店のことを考えてしまう。
でも、ここは時間と胃袋に余裕があれば、他の料理もいろいろ頼みたくなる店だった。
名前の通り、氷の花のような羽根
看板メニューの氷花餃子は、まず見た目が印象に残る。
餃子のまわりに広がる、白くて薄い羽根。
これが氷の花や雪の結晶のように見えることから、「氷花餃子」と呼ばれているらしい。

ただ羽根がついているだけではない。
ぱりっと広がった羽根が、皿の上にひとつの景色を作っている。
餃子が運ばれてきた時、思わず写真を撮りたくなる。
でも、見た目だけで終わらないのがいい。
羽根は軽くてパリパリ。
中の皮はもちっとしていて、餡はジューシー。
外側と内側で食感が変わる。
この二重の食感が、氷花餃子の魅力だと思う。
パリパリの羽根と、もちっとした皮
ひと口食べると、まず羽根の軽い食感がある。
パリッと割れて、そのあとに手作りらしい皮のもちっと感が続く。
そこへ餡の旨みが重なる。
焼き餃子というより、少し特別な点心を食べているような感覚だった。
餃子は身近な料理だけど、皮の厚みや焼き方、羽根の作り方で、ここまで印象が変わる。
氷花餃子は、見た目に惹かれて注文した人でも、食べてみると食感に驚くと思う。
津餃子食べ歩きの一軒目として、いきなり印象の強い餃子に出会えた。
津ぎょうざも食べられる、面白い店
この店の面白さは、看板の氷花餃子だけではない。
津市のご当地グルメである津ぎょうざも食べられる。

氷花餃子は、羽根つきの焼き餃子。
一方の津ぎょうざは、大きな皮で包んだ揚げ餃子。
同じ「餃子」でも、まったく別の食べ物のように感じる。
パリパリの羽根を味わう氷花餃子。
豪快な大きさと揚げた香ばしさを楽しむ津ぎょうざ。
ひとつの店で二種類の餃子文化に触れられるのは、かなり楽しい。
津餃子の食べ歩きをするなら、まずここで氷花餃子と津ぎょうざの違いを知ってから次の店へ向かうのもありだと思う。
津餃子の食べ歩きは、店ごとの違いが面白い
津餃子は、大きな揚げ餃子という共通点がある。
でも、実際に店を回ってみると、それぞれの店で餡や皮、揚げ方、味付けに違いがある。
同じご当地グルメでも、店によって個性がある。
だから食べ歩きが楽しい。
氷花餃子 津新町店は、津餃子だけを目当てに行ってもいい。
でもそれ以上に、店の看板である氷花餃子があるから、他店との比較だけでは終わらない魅力がある。
「津餃子を食べに来たはずなのに、羽根つき餃子の方にも夢中になる」
そんな一軒だった。
かつて皇帝の宴席にも並んだという餃子
氷花餃子には、少しロマンのある話もある。
その由来は中国の宮廷料理、満漢全席にまでつながるとも言われている。
かつては特別な宴席で楽しまれたような餃子を、今は気軽に食べられる。
もちろん、そうした背景を知らなくても十分おいしい。
でも、目の前に広がる羽根を見ていると、普通の餃子とは少し違う華やかさがあるのもわかる。
職人さんが手作りする皮。
焼き上がる直前のタイミングを見極めて作る、白くて軽い羽根。
こういう手仕事があるから、皿に出てきた瞬間に目を引くのだと思う。
餃子以外の料理も気になる
この日は津餃子の食べ歩きが目的だったので、どうしても餃子中心になった。
でも、他の料理もかなり充実していた。
台湾風焼きそば。
麻婆豆腐。
海鮮を使った料理。
飲茶や一品料理。
餃子をつまみにビールを飲むのもいい。
でも、何品か中華料理を頼んで、ゆっくり飲む使い方もよさそうだ。
次に行くなら、津餃子だけを目当てにするのではなく、夜に仲間と来て、いろいろな料理を並べてみたい。
氷花餃子を最初に頼んで、津ぎょうざも追加して、最後は麺で締める。
そんな夜もかなり楽しそうだ。
店舗情報
氷花餃子 津新町店
住所:三重県津市南丸之内16-16
電話:059-273-6088
アクセス:近鉄名古屋線「津新町駅」から徒歩約6分
営業時間:ランチ 11:30〜14:30頃/ディナー 17:00〜23:30頃
定休日:基本的に無休
駐車場:あり
主なメニュー:氷花餃子、津ぎょうざ、台湾風焼きそば、麻婆豆腐、各種中華料理
席数:テーブル・座敷席あり
※営業時間や定休日、メニュー内容は変更になる場合があるため、訪問前に確認がおすすめです。
最後に
津餃子の食べ歩きで、最初に行った氷花餃子 津新町店。
津ぎょうざを食べに来たつもりだったけれど、看板の氷花餃子の存在感にしっかり惹かれた。
パリパリの羽根。
もちっとした皮。
ジューシーな餡。
そして、皿の上に広がる雪の結晶のような見た目。
津ぎょうざと氷花餃子。
二つの違う餃子を楽しめるのが、この店の面白さだと思う。
津新町で餃子を食べたい時。
津餃子の食べ歩きを始める時。
そして、餃子だけでなく中華料理も楽しみたい時。
氷花餃子 津新町店は、最初の一軒目にも、ゆっくり飲む夜にも似合う店だった。
