ストーカーという言葉がニッポンにまだなかったあの頃
最近YouTubeを開くと80年代の懐かしい洋楽が流れてくる。当時の洋楽はイントロどん!で誰の曲か分かるのだ。
マイケル・ジャクソン、カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、プリンス、マドンナ、シンディーローパー、U2などなど
特に1983年13歳の時、FMラジオから流れたこの曲をきっかけに洋楽にドはまりした。
The Police - Every Breath You Take
邦題は『見つめていたい』
【和訳】ポリス - 見つめていたい
1983年にリリースされたザ・ポリス(The Police)の超名曲、『見つめていたい(原題: Every Breath You Take)』ですね。 この曲は、美しいメロディとスティングの切ない歌声から「究極のラブソング」として結婚式の定番になったりもしていますが、実は「かなりダークな執着心」を歌った曲であることは有名です。 この曲の背景や魅力をいくつかポイントに分けて整理しますね。
「愛」ではなく「監視」の歌 スティング自身が語っていますが、この曲は純粋な愛の歌ではなく、嫉妬や支配欲、ストーカー的な執着をテーマにしています。
歌詞の二面性: 「君が息をするたび、君が動くたび、僕は君を見守っている」という歌詞は、ロマンチックに聞こえますが、視点を変えると「一挙手一投足を監視している」という恐怖に変わります。
制作背景: 当時、スティングは最初の妻との離婚調停中という精神的に不安定な時期にあり、その時の「誰かにしがみつきたい、逃がしたくない」というドロドロとした感情が反映されています。
音楽的な美しさと「あのリフ」 この曲を歴史的な名曲に押し上げたのは、アンディ・サマーズによるギターのリフです。
ミニマリズムの極致: 非常にシンプルですが、一度聴いたら忘れられないアルペジオ。実はこれ、サスペンデッド・コードなどを駆使した非常に緻密な構成になっています。
完璧なアンサンブル: スチュアート・コープランドの、あえて手数を抑えた正確なドラミングが、曲に「静かな緊張感」を与えています。
歴史的な記録
チャート: 全米ビルボードで8週連続1位を記録。1983年の年間チャートでも1位に輝きました。
グラミー賞: 「最優秀楽曲賞」と「最優秀ポップ・デュオ/グループ」を受賞。
サンプリング: 1997年にはパフ・ダディ(現ディディ)が、亡き友ノトーリアス・B.I.G.に捧げた『I'll Be Missing You』でこの曲を大胆にサンプリングし、再び世界中で大ヒットしました。
豆知識
スティングは、この曲が結婚式で流されるのを見て「みんな、この曲がどれほど不気味か分かっていないんだな(笑)」と皮肉っぽく語ったことがあります。でも、その「美しさと怖さ」が同居しているからこそ、何十年経っても色あせないんですよね。
素敵な男子がミニマムでメロウなメロディにのせて哀しげに歌ってればストーカー的な歌でも売れる訳じゃろ。
ちなみにボーカルのスティングって映画『レオン』のシェイプオブマイハート歌ってる人ね。年を重ねる事に素敵なおじ様になってる。
曲の紹介ばかりで長くなったので当時18歳の少女(マイシスター)がストーカー被害にあった話は次回にしましょうか。
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