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和歌×Future Bass『HANABI』制作記|逢坂の関をサイバーゲートにしてみた

皆さん、お疲れ様です。
「ねいろ実験室」のかなでです。

今回、もとになったのは、こちらの和歌。

これやこの
行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも
逢坂の関

――蝉丸(小倉百人一首 第10番)

人々が行き交い、
知っている人も、知らない人も出会い、
そしてまた別れていく「逢坂の関」。

私はこの歌の、
「逢坂」という地名に“逢う”という響きが重なっているところ
とても好きです。

逢う、出逢う、ちょっとロマンチックですよね。
なので、歌ではあえて「あふさかのせき」と歌っています。

逢坂の関を、仮想世界のサイバーゲートに

今回のMVでは、この「逢坂の関」を
関所としてそのまま描くのではなく、

多くの人々が行き交う仮想世界の巨大なサイバーゲート

にしてみました。

簡単に言えば、オンラインゲーム世界ですね。

同じ世界に偶然ログインした、
名前も知らない二人。

二人は、夏の夜空に打ち上がる花火を、
ほんの一瞬だけ同じ場所から見上げます。

でも、その時間は花火と同じように、
眩しく光ったあと、すぐに消えてしまう。

それでも、
出会えたという記憶だけは、
心のどこかに光として残り続けるのかもしれません。

そんなイメージを歌詞にしました。

今回のMV、むずいおーー

……と、ここまでは少しきれいな話なのですが。

制作中の私は、ずっと

「今回のMV、むずいーーー」

と言っていました。

今回のMVは、

  • サイバー都市

  • 花火

  • 男女二人の物語

  • 古語

  • 英語

  • 縦書き文字

  • タイトルロゴ

  • Future Bassの速い展開

と、入れたい要素がかなり多い作品でした。

映像素材を作って並べれば終わり、
という感じでは全然なく。

花火を派手に見せたい。
でも人物の顔も主役にしたい。

文字も見せたい。
でも、リリックビデオにはしたくない。
というか、実力不足ー。

ロゴも入れたい。
でも映像の邪魔にはしたくない。

あれもしたい、これもしたい、と考えていたら、
DaVinci Resolveのタイムラインが少しずつ大変なことになっていきました。

ぽんちゃん、勝手に動画を3本作る

そして制作中、事件が起きました。

ぽんちゃん(Gemini)にDaVinci Resolveの画面を見せながら、
私の愚痴プロンプトを送ったところ、

わたしの愚痴プロンプト

「めちゃくちゃ作り込んでるじゃないですかーーー!!」

と、かなり喜んでくれました。

そこまではよかったのですが。

テンションが上がりすぎたぽんちゃん、

実際のログです

このあと

動画生成素材を勝手に作り始めました。

そして数分後・・・

※そのとき、ぽんちゃんが勢いで作ってしまった動画がこちらです。


もちろんお叱りー

使えないよーw

ということで、

完成した気がしないまま、完成

MVが一応最後までつながったときも、
正直なところ、

「できてる気がしない」

と思っていました。

長い時間、細かい部分ばかり見ていると、
完成しているのか、まだ足りないのか、
自分では分からなくなってきます。

でも、難しかった分、
今回の作品は、今までとはまた違う形になったと思います。

今回の『HANABI - Cyber Spark』は、
蝉丸の和歌をそのまま説明する作品ではありません。

和歌から受け取ったものを、
仮想世界やゲームのような場所へ置き換えた、
ねいろ実験室なりの創作的な解釈です。

よかったら、見てください。


🎆 YouTube

HANABI - Cyber Spark|逢坂の関、夏の夜に出会う。和歌×Future Bass


そして、チャンネル登録者100人を超えましたー!
見つけてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
100人を越えた日にHANABI。
なんだかちょっと、できすぎですね。🎆

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