【建築関係者向け】N値計算法の基本
木造軸組構法住宅 構造シリーズ(18)(建築関係者向け)
——壁倍率の差と筋かい補正値の考え方
木造住宅の柱頭・柱脚金物を選ぶときに使われる代表的な方法のひとつが、N値計算法です。
N値計算法では、
「壁倍率の差の算出」
→「筋かいの補正値の決定」
→「係数を決定」
→「N値を算出」
(→「柱頭・柱脚部の接合金物等を選択」)
という流れで進みます。
今回は、前半の、「壁倍率の差の算出」→「筋かいの補正値の決定」までを少し詳しくご説明します。
N値計算法は、難しく見えますが、考え方の出発点はとてもシンプルです。
柱の左右にある耐力壁の強さがどれだけ違うかを見る。
まずはここから始まります。
地震や強風によって建物に水平力が加わると、耐力壁には建物を倒れにくくする力が働きます。
そのとき、耐力壁の端部にある柱には、上に引き抜かれるような力が生じます。
柱に生じる引き抜き力を見込んで、柱頭・柱脚に適切な接合金物を選ぶために行うのが、N値計算です。
1. まず「壁倍率の差A」を求める
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