【飼い主の旅ノート】アルベロベッロの市場で小さないたずら
こんにちは。ソラの飼い主です。
前回のアルベロベッロ編では、白い街を駆け抜けるソラの姿をお届けしました。
今日はその“裏側”
あの朝の小さな出来事を、少しだけお話しします。
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朝市の通りは、パンの香りと人の声であふれていました。
私は露店のパン屋さんでクロワッサンを選んでいて、
ふと後ろを振り返ると……
ソラの姿がない。
胸がきゅっとして、名前を呼びかけようとした瞬間、
通りの向こうで笑い声が上がりました。
振り向くと、果物のかごの前で
ソラが、赤いいちごをくわえたまま固まっていたのです。

おじさんが笑いながら言いました。
「この子、いい目してるね。
きっと味もわかるんだよ」
私は慌てて駆け寄り、
「すみません、この子、旅の途中でつい…」
と言いながら、いちご代を払いました。

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