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アルザス地方のお菓子と料理(4)    フェルベール氏のコンフィチュール   お菓子紀行NO.19 フランス(9)

突然ですが、質問です。こちらは、だれのお店でしょうか?

ヒント:コンフィチュールで有名な方のお店です


前回の「お菓子面白事典NO.6」でご紹介した
「クリスティーヌ・フェルベール氏」のお店です!
 
お店は、アルザス地方の「ニーデルモルシュヴィル(Niedermorschwihr)」という村の中にありますが、列車も通っていない小さな村で、一番近いコルマール駅からもバスで30分以上かかります。

もうずいぶん前になりますが、有志のお菓子ツアーで訪れました。

「ジャムの妖精」と呼ばれるフェルベールさんのお店には、壁一面にジャムがずらりと並び、お菓子もありますが・・・
雑誌あり、野菜あり、陶器ありで、お菓子屋さんというよりは、「村のよろず屋さん」という感じでした。

村にあるのは、こちらのお店一軒だけ。たぶん・・・

奥の厨房で、フェルベールさんご自身から「ジャム」を作るところを見せていただきました。

フェルベールさんのジャムは、果物本来の味わいを活かすことから、砂糖はかなり控えめなのかと思っていましたが・・・
「ジャムが保存食の1つであることを忘れてはならない。だから砂糖はしっかり入れる」
と説明されていたのが、印象的でした。

日本のフランス菓子の巨匠、オーボンヴュータンの河田勝彦氏も
著書で以下のように記されています。

「最近では甘さ控えめ、糖度が低いものが人気を集めているが、砂糖の量を減らせば素材の持ち味が出てくるという単純なものではない。逆に十分な量の砂糖といっしょに煮ることで果実のエキスが引き出され、独特のつやや香り、色が生まれるのだ。」

NHK出版「古くて新しいフランス菓子」p108より引用

うーむ、奥深い・・・・・・。

※フェルベールさんのコンフィチュールの歴史的意義については、
 前回の「お菓子面白事典NO.5」で詳しく書いていますので、そちらを
 ご参照ください。

<お店と商品情報>
●フェルベールさんのコンフィチュールは伊勢丹新宿店で購入可能です。
地下のワイン売り場の左側、通路をはさんだエリアに陳列されています。
通販でも購入可能です。

https://www.mistore.jp/shopping/brand/foods_b/001698.html

●河田氏のオーボンヴュータン
AU BON VIEUX TEMPS

オーボンヴュータン 尾山台店 (Au Bon Vieux Temps KAWATA Père et Fils) - 尾山台/ケーキ | 食べログ

                           以 上


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