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雑草を抜いたはずが、一番大切なものを抜いてしまった

先日、子どもが学校から植木鉢を持ち帰ってきました。
学校でホウセンカを育てておりました。

でも、植木鉢を見て少し驚きました。
そこにはホウセンカがありません。

代わりに元気よく伸びているのは、雑草ばかり。

子どもに聞くと、
どうやら雑草を抜くタイミングで、
間違えてホウセンカまで抜いてしまったそうです。

少し考えさせられました。
人生でも、似たようなことがあります。

「いらないものを手放そう」
「悪い習慣をなくそう」
そう思って行動したはずなのに、
気づけば本当に大切なものまで失ってしまうことがあります。

忙しさを減らそうとして、
家族との時間まで減ってしまった。

効率を求めすぎて、
心の余裕までなくしてしまった。

頑張りすぎて、
健康まで失ってしまった。

良かれと思って選んだことでも、
間違えることはあります。

でも、それは失敗ではなく、
「見分ける力」を育てる経験なのかもしれません。

雑草とホウセンカ。
小さいうちはよく似ています。

だから間違えてしまう。
でも一度間違えると、
次はきっと、もっと丁寧に見るようになります。

人生も同じ。
失敗したからこそ、
本当に大切なものが見えてくることがあります。

子どもは少し残念そうでした。

でも私は、
この出来事も立派な学びだと思いました。

植物を育てることだけが勉強ではありません。

間違えること。失敗すること。
そして、次はどうしたらいいか考えること。
それも大切な学びです。

植木鉢には、
ホウセンカはありませんでした。

でも、
そこには一つの経験が育っていました。
花は咲かなかったかもしれません。

それでも、
子どもの心には、
きっと見えない花が一つ咲いたのだと思います。

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