【子ども5人のリアル】長男の大学受験、入学金のダブル払いに震えた話。|児童手当は「使う」ではなく「仕込む」もの
子ども5人の我が家。前回は長女の話を書いたので、この4月から大学に通う長男編です。
長男の受験は、まさに「お金の判断」の難しさと、親の覚悟を試される出来事の連続でした。
■「18歳は大人」という方針が招いた、26万円のミス
うちは「18歳はもう大人」という方針です。
志望校はもちろん、受験のスケジュール管理や手続きも、私は一切口を出さず、すべて本人に任せていました。
その結果、起きたのが**「追加合格」の悲劇**。
第一志望に届かず、合格をいただいた第三志望に入学金を振り込んだ翌日。
第二志望から「追加合格」の通知が届きました。
追加合格という仕組みを私は把握しきれておらず、本人としても、昨年度もなかったみたいだからないだろうと思い込み、一校分の入学金26万円をドブに捨てることに……。
「あと一日待てばよかった」という後悔はありましたが、本人が自分で動いた結果です。母も「関わらないことの覚悟」を問われる、高い授業料となりました。
■追い打ちをかける「スーツ10万円事件」
さらに追い打ちをかけたのが、入学式の準備です。
「スーツどうすればいい?」と聞く長男に、私の家族カードを持たせてお店へ行かせました。
ところが、お店にとっては「いいカモ」が来たと思われたのでしょう。
「替えのパンツも必要」「カバンも靴も」「今のうちに喪服も!」という怒涛のセールス。
長男は言われるがままに購入し、請求額は一気に10万円超え。
学費以外にも、こういう「想定外の溶け方」をするのが大学入学の恐ろしさです。
■長男のために「準備してきたお金」のリアル
そんなハプニング続きの長男ですが、原資として用意していたのは以下の3つです。
1. 児童手当:約234万円
(一部をNISAで運用)
2. 学資保険:400万円
(満期後、NISAへ一時避難)
3. 多子世帯の支援:年間 約70万円(2026年より予定)
これだけ見ると「余裕がある」と思いますか?
大学は、それまでコツコツ積み上げてきたお金を、一気に溶かしにくる場所でした。
■「習い事の差額」をNISAへ仕込む
長男の学費を回せている大きな理由は、彼が小さい頃からの「仕込み」にあります。
わが家の習い事は、徹底して「低コスト」を選びました。
• サッカー(6年): 月2,000円 = 14.4万円
• 和太鼓(9年): 月1,500円 = 16.2万円
• プール(6年): 月3,000円 = 21.6万円
【合計:約52.2万円】
もし月1万円の塾や習い事をさせていたら、もっとお金は消えていたはず。
この**「浮いた差額」**をコツコツNISAへ回していました。
この小さな積み重ねが、入学金のミスや想定外のスーツ代をカバーする「余裕」を生んでくれたのです。
■まとめ
児童手当や習い事の浮いたお金は、今「使うお金」ではなく、未来のために「仕込むお金」。
予定通りにいかないのが受験。一瞬で消えていくのが教育費。
だからこそ、早めに仕組みを作って「回す」ことが、5人の子を持つ母としての生存戦略です。
