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母の入院(5)~ 帰宅願望

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🌱 骨折と入院の始まり

大腿骨を骨折して入院している高齢の母のことを、少しずつ書いている。9月19日(奇しくも私の誕生日だった)に骨折し、24日に手術、リハビリを続け、現在(2025年10月29日)を迎えている。

🩺 手術の決断と自宅復帰への希望

高齢なので手術をするかどうかという話し合いも持たれた。手術しても、本人の体力が持たずに、結局、寝たきりから衰弱ということになることもあるからだ。
だが、本人がリハビリを頑張って歩けるようになりたいというので、できる限りのことをしてあげたい。また、自宅で生活をできるようにと思って、いろいろな方と話し合って、そういう方向で行こうということに決まった。

🛍️ お見舞いと植物の工夫

回復のためには、たぶん、気力が必要だと思って、無理をして、2~3日に一回はお見舞いに行って、必要なものは買いそろえて、できるだけ快適に過ごせるようにしてきた。
母は植物が好きなので、私が散歩中に見つけた植物を印刷したものを持って行ったりして、できるだけ、退屈でないようにということにも心掛けた。
本人の頑張りもあり、年齢の割には相当早く回復できたのだ。
リハビリ病院に転院できる、つまり移動できるほどにまでなったのだから。

📞 転院の準備と突然の電話

普通の病院では、それほど、頻繁にリハビリはできないし、長い入院は難しいので、ソーシャルワーカーさんと相談してリハビリに重点を置いている病院に転院することにした。
それで、転院先の病院のソーシャルワーカーさんと面談する日の前日(2025年10月29日現在)になって、病院から母が電話してきて、
「やっぱり、もう転院やめにするわ。入院していると、頭がバカになってくる。自宅に帰る。リハビリは週2回くらい介護保険で来てもらえばいい」
と言った。ショックを受けた。今まで、私が、頑張ってきたことは何だったのか。

⚠️ 現実的なリスクと葛藤

電話口で押し問答が続き
「無理だ……」と思った。
今の状態だと、また自宅で転んで再骨折して、今度こそ寝たきりになるのが目に見えている。
それを防ぐためには、24時間、母に誰かが付きそうしかないが、物理的無理だ。
今の母は、大丈夫、(歩行器を使って)トイレには行けるという。家にいたほうが、元気で歩けるようになると思っているのだ。

💊 自身の体調と限界

しかし、私自身も線維筋痛症があって、長く姿勢を維持するのが辛い。料理をするために立っているのですら辛い。何とか家事をこなしている。
さらに悪いことに、悪化すると歯根膿瘍になりそうな虫歯ができていて(2025年10月29日現在)、なんとか鎮痛剤で抑えていて、生活に支障が出ている所で、それは、きつい……
もともとうつ状態気味や睡眠障害があるので、それも酷くなりそうで、ちょっと困っている。

🌸 植物との出会いとリハビリ散歩

現在、私に譲れそうなことと言ったら、やっぱり植物しかない。
私は、本来植物に興味はなかったが、先に挙げた線維筋痛症という病気は、激痛があるにも関わらず、体を動かさないと血流が落ちて悪化して、体がこわばり、筋力が低下し、最悪、若くして、寝たきりという状態になりかねない病気である。
ちょっと、気持ち悪い表現で申し訳ないが、重症患者が言った表現で、「血管にガラス片が流れているようだ」という比喩が使われる。
私は、脳みそがこむら返りしているようだ、と感じていた。
あまり言うと、引かれるので、繰り返しては言わなかったが。
早朝、風呂で体を温めつつカイロを体中に貼って、無理やり歩き出したのがきっかけだった。なぜ、早朝かというと、疲労が酷くて、食事などを取っていたら、食事というのも、体調が酷いと、疲労を伴い、それだけで歩けなくなるからだ。
病院に通ったり、リハビリもできない体になったら、発狂しそうな痛みを抱えながら、寝たきりという最悪の事態になる。
だから、必死にリハビリ散歩を頑張った。ただ、歩くだけだと、あまりにもきついので、途中で、見た植物、自然に生えているものも、人が植えているものも含めて、撮影して名前を調べるようになった。
これが、植物散歩のきっかけだった。

🏥 入院生活の孤独と工夫

入院生活が辛いのは想像できる。テレビと私の50種類くらいの植物レポートはあるが、それ以外は、週3~4回くらいのリハビリ以外は何もない。しかも、大腿骨骨折のリハビリ。検温に来た看護師さんと数分話すくらいだろうか。
若い人でも気が滅入る環境だ。
母の病室にインターネットの環境を整えて、散歩中の植物を動画にとってそれを見れるようにする。
もう、そのくらいしか、私にできることはない。

🚪 最後の一線

それでも、母が自分の状態を理解できず、退院したいと無理を言うのなら、私がうつ状態や健康悪化で入院することになる。たぶん。

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