(33)マリーゴールド
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このシリーズは散歩中に見た300種くらいの植物を紹介していくシリーズです。
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マリーゴールド
アメリカ大陸の熱帯から温帯にかけて分布する。
この名前は「マリアの黄金色の花」という意味に由来している。
キリストの母マリアの誕生日にいつも咲いているからだという。
ただキリスト教の宗派によって
マリアの誕生日とされる月は9月だったり12月だったりと
かなりバラツキがあるため
それだけ長い期間 咲いている花だとも言える。
古くは、古代アステカ文明などの中南米の先住民によって栽培され利用されてきた。
この花は美しいだけでなく、抗炎症作用などの薬効があり利用された。
それだけでなく、彼らはマリーゴールドを神聖なものと見なし、儀式の際に用いたり墓に供えたりしたという。
マリーゴールドは土壌有害線虫(どじょうゆうがいせんちゅう)――根菜類を食害したり、植物の病気を酷くする細長い糸状の生物――に毒性を示し、鋤込まなくても(すきこまなくても)線虫防除効果が得られる。
また、この花が持つ独特の香りは
一部の害虫を遠ざける。
リモネンという成分はコナジラミ(※)を遠ざけるとされるし、一部のアブラムシや蚊などもこの香りを嫌うと言われている。駆除するほどの強い力はないが、害虫を寄せ付けない効果が期待できる。
人間を癒すほかにも、お助けをしてくれる花でもあるのだ。
ナレーション台本化協力 人外薙魔様
Special Thanks!
※コナジラミ……1mmほどの大きさだが、農業被害をもたらす昆虫として知られている。汁を吸われた植物は変色または枯れるなどして被害を受ける。
植物に病気を引き起こすウィルスを広げてしまったりもする。
