ばけばけ メモ7 ~生涯の友
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(連ドラ ~ばけばけの背景についてXに投稿したものをまとめたものです)
連ドラ「ばけばけ」見逃したので、先日の回を見ていました。
錦織がヘブン先生の経緯を聞き、
「誰とも深い交流はしない」と言い切ったので、
失望とも怒りともつかない様子でしたね。
しかし、実際にはモデルになった島根の教育界に尽力した西田千太郎とハーンは、
無二の親友になり、生涯に150通もの手紙のやり取りをしたそうです。
(これから、描かれるのかもしれませんが)
西田は才覚の塊のような人で、頭脳明晰、語学も堪能。
島根中学校の教頭をしていて、ハーンの通訳・お世話係をしていました。
ハーンの妻、セツも士族の娘で、物語の中で没落士族の話がよく出てきます。
江戸から明治に時代が移り、武士の収入がゼロ(秩禄処分)になってしまってから、13年後の日本に、ハーンはやってきています。
西田もまた没落していった士族の出身で、
教育を通して社会に貢献するという形で、
士族としての誇りを継承したかったのかもしれません。
そのことを西田が書き残しているわけではありませんが、
彼の教育と地域貢献に対する情熱は、
そんな背景があったのではないかと思います。
彼が亡くなったときは、たくさんの人がやってきて、
彼の死を惜しんだといいます。
ハーンは後に西田のことをこんなふうに言ったそうです。
『利口と親切と、よく事を知る、少しも卑怯者の心ありません、私の悪い事、皆云ってくれます、本当の男の心、お世辞ありません、と可愛らしいの男です』
ハーンは自分の著作「東の国から」の冒頭に
ーー西田千太郎に捧ぐ
という献辞も書いています。
