虚空に話しかけてる人が増えた話と、歩きながら会議する話
ウォーキング会議(ウォーキングミーティング)って知ってますか?
ちょっとおもしろいな、と思った会議の仕方の話です。
街を歩いていると、たまに見かけませんか。
誰も隣にいないのに、楽しそうにしゃべっている人。
最初は「大丈夫かな……」と思うんですが、よく見るとイヤホンをしている。ハンズフリーで通話しているだけです。
(ちょっとホッとするのは私だけではないはず?)
スマートフォン黎明期に比べると、見慣れた光景になりました。携帯を耳にあてずとも会話ができる。いい時代になりましたよね。
それに近いような「歩きながらやる」文化が、会議にも来ているらしいんです。
ウォーキング会議というもの
その名のとおり、歩きながらする会議です。会議室じゃなく、外を歩いたり、ビルの廊下を歩いたりしながらミーティングをする。スティーブ・ジョブズがよくやっていたことで知られていて、最近は日本でも少しずつ広がっています。
歩くと脳への血流が増えて、アイデアが出やすくなる——というのは、感覚的にも「わかるな」と思いませんか。
それに、横並びで歩くとなんとなく話しやすい。面と向かって座っているときとは、ちょっと違う空気感になる。上司と部下でも、なんか対等な感じがする。
どんな場面に合ってるか
なんでもかんでも歩きながらやれるわけじゃないです。データを見ながら分析したい、とか、スクリーン共有しながら確認したい、というときには当然向かない。あと、雨の日はつらい。
「あのプロジェクト、どう思う?」
「最近どう?」
みたいな会話の資料ゼロで完結するやつ。
そういうのに、すごく合ってるみたいです。
コツは「短く、少人数で」
時間は15〜30分くらいが目安。参加者は2〜3人まで。それ以上になると、そもそも横に並んで歩けなくなります。あと、議事録が取りにくいので、スマホのボイスメモを録っておくのがおすすめ。
「でも会議室のほうが集中できる」と思う方の気持ちもわかります。でも、同じ空間にずっといると思考が固まってしまうことってありませんか。後は自分がスピーカーじゃない時は長いと眠くなりますしね。
外に出るだけで、案外ほぐれることもある。
虚空に向かって話す人が増えたように、「会議室でやるもの」という固定観念も、じわじわ変わってきているのかもしれないですね。
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