見出し画像

なぞなぞ(似ていて非なる2つの言葉)


ちょうど夕食が終わった頃に、
見知らぬ電話番号から私のスマホに
電話が入りました。

いつもなら、無視をするのですが、
この時間に連絡してくる人なんて、
何か訳があるのでは?と、
胸騒ぎがしたので、電話を取りました。


すると、懐かしいイケボで、
「〇〇さんの携帯でよろしいですか?」
と話しかけられました。

声の主は、息子が中学受験の際に
たいへんお世話になった、国語と社会の
家庭教師の先生でした。

先生は大手学習塾のトップ講師を長年勤められ
ちょうど独立したときに、縁あって
お世話になりました。


軽いご挨拶の後、少し深刻そうな声で、
「息子さんはお元気ですか?大丈夫ですか?」
と、尋ねてきました。

聞くところによると、教え子の何人かが
熱中症になりかけてしまい、
大変ことになっているそうです。

また、感染症下での不自由な学校生活の
様子を聞き、心底心配になり、
教え子達に電話をかけていたそうです。

炎天下の登下校中にマスクを
外すことができずに熱中症に
なってしまうお子さんが多いそうです。

実は息子も電車を乗り継いで
片道約1時間半の通学。
その間、歩く時間は合計30分程
私も毎日心配になります。


街中を歩いていても、
大人はマスクを外している人を
見かけても、子供達はしっかりと
マスクをしている。

外すと怒られるから・・・

制服を着て、マスクを外して歩いていると
注意もされるが、学校へも連絡が入る。

学校は、外では適宜外しても良いと告げているが
外部からは苦情が入る。

だから子供達はマスクを外すのをためらう。
今や顔を出すことすら怖くなってしまう
子供も多いとのこと。


長い会話の後で、先生は
「ほとほとこの国が嫌になりました・・・」
静かに呟きました。

未だに続く黙食。

世界中にいる先生のご友人達からの
情報とこの国の現状を比べると
子供達の置かれた状況があまりにも
違うので、お辛くなるのでしょう。

大人が子供を守らなくて、
いったい誰が守るというのか?

今のこの状況は何を守ろうとしているのか?

何故、正確な情報が伝えられないのか?
間違いを訂正しないのか?

先生は心底、この国の子供達の
今と将来を心配している。


君達を守りたい、そんな大人もいるのだということを
少しでも安心してほしいということを
息子に伝えてくださいとおっしゃいました。


そして最後に、先生は国語の先生らしい
なぞなぞを出しました。

「副作用」「副反応」の違いは何でしょう?

・          
・          
・          
・          
・          


2つは似ていて非なる言葉。

「副作用」は作用する側の問題。
「副反応」は反応する側の問題。

いつの間にか言葉がすり替わっている怖さ。
気がついて欲しいと。


昨年、父が帯状疱疹になりました。
昨年から父の周りでもチラホラ
聞くようになり、最近になって、
さらに帯状疱疹になった方が増えている。

帯状疱疹以外にも、気になることがあるので、
あれこれ気をもんでしまう・・・

ひとりの人間として、子として、母として、
もっといろいろ学ばなくてはと
考えさせられる出来事でした。




いいなと思ったら応援しよう!

レモンバーム いただきましたサポートはセラピストとしての知識、及び技術の向上に使わせていただきます!ありがとうございます。