亜樹プロ粘り強く的確な珠玉のポンテン取らず【Мトーナメント】
粘り強く的確な珠玉のポンテン取らずです。
Mトーナメント2026セミファイナルA卓。EX風林火山・二階堂亜樹プロは総合3位で、惜しくもファイナル進出を逃しました。
それでも、第2試合の南4局でポンテン取らずから直撃を決めるなど、大逆襲は見事でした。
Mトーナメント2026は2戦の総合ポイントを競い、上位2人が勝ち上がります。
A卓はEX風林火山・二階堂亜樹プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロ、BEAST Ⅹ・東城りおプロ、日本プロ麻雀連盟・渡辺史哉プロが対戦しました。
第1試合の結果は東城82.6、瀬戸熊0.1、亜樹-27.7、史哉-55.0。
第2試合は瀬戸熊プロ、史哉プロ、東城プロ、亜樹プロの並び順です。
南4局を迎え、持ち点は北家・東城38000、南家・瀬戸熊28500、東家・亜樹20500、西家・史哉13000。
ここまでの総合ポイントは東城140.6、瀬戸熊8.6、亜樹-47.2、史哉-102.0。
総合3位・亜樹プロは南3局に総合4位・史哉プロとのリーチ合戦に勝利。リーチ・タンヤオ・ピンフ・ツモ・ドラ1・赤ドラ1の3000、6000(+1000)をあがりました。総合2位・瀬戸熊プロを一気に追い上げています。

ファイナル進出のかかった一局。いち早く聴牌したのは、逃げきりを図る瀬戸熊プロでした。
瀬戸熊プロは9巡目に中をポン。カンチャンの二萬待ちです。

山に二萬は2枚残っていました。
総合1位・東城プロも11巡目に9筒をツモり、3索・6索待ちで聴牌しました。

ピンフの役があるので、東城プロはもちろん黙聴。山に3索・6索は3枚残っていました。
絶体絶命のピンチに追いこまれた亜樹プロ。12巡目に4索をチーしました。まだ、イーシャンテンです。

東城プロは14巡目に1索をツモ切りました。
亜樹プロはポンして6索を切れば、ペンチャンの3索待ちで聴牌です。

巡目も深くなっており、1索のポンテンに取りたいところです。
ところが、それでは東城プロへの放銃となります。

亜樹プロは1索をポンしたい気持ちをぐっとこらえ、祈るように山に手をかけました。
山からツモった牌は5索。2索を切って、4索・7索待ちで聴牌です。

山に4索・7索は2枚残っていました。
亜樹プロは6索が他家に危険なことや、ペンチャンの3索待ちに勝算が持てず、鳴きを見送ったようです。
粘り強く的確な選択でした。
瀬戸熊プロが14巡目に4索をつかみ、ツモ切って放銃。亜樹プロはホンイツ・東の7700点です。

値千金となる直撃を決め、亜樹プロはの総合ポイントは-19.5となり、瀬戸熊プロに0.4ポイント差まで迫りました。
さらに、亜樹プロは南4局1本場、タンヤオ・赤ドラ1の1100オールをあがりました。

亜樹プロの総合ポイントは-16.2となり、瀬戸熊プロに4.0ポイント差をつけ、ついに逆転。2位に浮上しました。
しかし、最後に勝負強さを見せたのは「卓上の暴君」です。
南4局2本場にトイトイ・三暗刻・ダブ南の3000、6000(+600)をあがり、亜樹プロを逆転。瀬戸熊プロは東城プロとともにファイナルに進出しました。

A卓の結果は東城136.3、瀬戸熊12.4、亜樹-42.4、史哉-106.3。
亜樹プロはファイナル進出を逃したものの、終盤の力強い追い上げと珠玉のポンテン取らずに魅せられました。
