【楽天SOY店舗】神戸レタス+イーザッカマニア 新店長:浅野かおり(株式会社ズーティー)フジスターのM&A
老舗アパレル卸のフジスターが、EC事業強化のため、婦人服EC「イーザッカマニア」を運営していた旧ズーティーから事業を継承し、新会社「株式会社ズーティー」を設立しました。
旧ズーティーは過去の赤字やコロナ禍の影響で破産に至りましたが、フジスターはEC事業の拡大を見込み、シナジー効果に期待して事業を引き継ぎました。新会社では、フジスターの藤井尊徳氏と林純司氏が代表取締役に就任し、「イーザッカマニア」の店長には浅野かおり氏が再任。浅野店長は再開にあたり、顧客への感謝と新たなスタートへの決意を表明しています。フジスターは近年、ジジョンや神戸レタス運営のマキシムを傘下に収めるなど、EC関連のM&Aを積極的に進めています。
事業継承と新会社設立: 婦人服・子供服の卸売などを手がけるフジスターは、有限会社ズーティーが運営していた「イーザッカマニア事業」(婦人衣料EC販売)を継承しました。同時に、同事業の運営会社として新たに株式会社ズーティーを設立しました。
継承の動機: フジスターは、EC事業が今後も拡大が見込まれ、自社の婦人服企画製造卸事業との関連性が強く、シナジーの発揮が見込まれることから事業継承を決定しました。
旧ズーティーの破産: 事業を譲渡した有限会社ズーティーおよび関連会社4社は、2025年4月15日付で事業を停止し、同年6月に破産手続き開始の決定を受けていました。
旧ズーティーの概要と業績悪化の背景: 有限会社ズーティーは2002年創業、「テンション高めの女子をつくる」をコンセプトに、ECサイト「イーザッカマニアストアーズ」を運営し、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」の常連受賞店として知られていました。2018年9月期には売上高約40億100万円を計上しましたが、物流トラブルや実店舗縮小による収益悪化に加え、円安による仕入れ価格高騰、コロナ融資の返済負担などにより資金繰りが限界に達し、事業継続を断念しました。
新会社の経営体制: 新設された株式会社ズーティーの代表には、フジスターの社長である藤井尊徳氏と林純司氏が就任しました。
「イーザッカマニア」店長: 新生「株式会社ズーティー」が運営する「イーザッカマニア」の店長には、浅野かおり氏が就任しました。
店長の再開あいさつ: 浅野店長は公式サイト上で、「多くのチャレンジをしてきた旧ズーティーと親和性の高いフジスターとの巡り合わせは、前を向くには十分すぎる出会いだと思う」と再開のコメントを発表しています。
フジスターの企業背景: フジスターは1932年に名古屋で創業した老舗のアパレル企業で、主要取引先としてイトーヨーカ堂、イオン、しまむらなど大手流通企業と取引があり、直営店舗「Lady Heart」や主要ECモールにも出店しています。
フジスターのM&A戦略: フジスターはM&Aを推進しており、2023年12月に婦人衣料の企画・製造販売のジジョンを、2024年6月にはECサイト「神戸レタス」を運営するマキシムを子会社化するなど、EC関連事業を強化しています。
事業継承と新会社設立: 婦人服・子供服の卸売などを手がけるフジスターは、有限会社ズーティーが行っていた「イーザッカマニア事業」(婦人衣料EC販売)を2025年9月8日付で継承しました。
新会社「株式会社ズーティー」の設立: 継承した事業の運営会社として、新たに株式会社ズーティーを2025年10月に設立しました。所在地は東京都中央区日本橋大伝馬町11番8号です。
新会社の経営体制: 新設された株式会社ズーティーの代表取締役には、フジスター社長の藤井尊徳氏と林純司氏が就任しました。
継承の動機: フジスターは、EC事業の拡大見通しと、自社の婦人服企画製造卸事業との関連性、当社生産背景を活用したシナジー発揮が見込まれることを理由に事業を継承しました。
「イーザッカマニア」店長: 新生「株式会社ズーティー」が運営する「イーザッカマニア」の店長には、浅野かおり氏が就任しています。
旧ズーティーの破産: 事業を譲渡した有限会社ズーティーおよび関連会社4社は、2025年4月15日付で事業を停止し、同年6月に破産手続き開始の決定を受けていました。
旧ズーティーの事業背景: 有限会社ズーティーは「テンション高めの女子をつくる」をコンセプトに、ECサイト「イーザッカマニアストアーズ」を運営し、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)」の常連受賞店として知られていました。
旧ズーティーの事業断念の背景: 過去の赤字、コロナ融資の返済負担、円安による仕入れ価格高騰など、資金繰りの悪化が重なり、事業継続を断念しました。
フジスターの事業展開: フジスターは老舗アパレル卸売企業として、大手流通企業との取引やECモールへの出店に加え、EC関連のM&Aを推進しており、ジジョンやマキシム(神戸レタス運営)を子会社化するなど、EC事業を強化しています。
商号 フジスター株式会社
創業 昭和7年
設立 昭和28年
代表取締役社長 藤井尊徳
資本金 9000万円
社員数 49名(2024年1月時点)
取扱商品 婦人服、インテリア用品
主要取引先 全国の量販店、専門店、ホームセンター、セレクトショップ
(イトーヨーカ堂、イオン、しまむら、ユニー、ライフ、ビバホーム、等)
関連会社 フジマル株式会社(婦人・子供服企画製造卸)
ポールスターロジスティクス株式会社(物流センター)
FJSインターナショナル株式会社(インテリア・寝具・雑貨の輸入卸販売)
株式会社ジジョン(婦人衣料の企画・製造及び販売・店舗管理運営)
株式会社マキシム(婦人衣料EC事業)
株式会社ズーティー(婦人衣料EC事業)
この店長浅野かおり氏の「再開のご報告とご挨拶」を読んで涙が出そうになるのは、主に以下の感情的な要素やストーリー性が強く訴えかけてくるためと考えられます。
1. 困難な状況からの「復活」のストーリー
絶望からの希望: 会社(有限会社ズーティー)が破産という最も困難でネガティブな結末を迎えたにもかかわらず、そこから事業が他社に引き継がれ、**「再開」**という形で復活を遂げたという、劇的なストーリーがあります。人は困難を乗り越える物語に強く感動します。
「破産というかたちを迎えました」: この率直で重い言葉から、一度はすべてが終わったという事実の重みが伝わり、そこからの再スタートの喜びや苦労が強調されます。
2. 顧客への誠実さと感謝のメッセージ
心からの謝罪と感謝: 「心より深謝とお詫びを申し上げます。大変申し訳ございませんでした。そして、本当にありがとうございました。」という言葉から、破産によって顧客や関係者に迷惑をかけたことへの深い反省と誠実な感謝が伝わります。この真摯な姿勢が、読み手の心を打ちます。
顧客の存在の重み: 「様々な方からいただいたメッセージ、レビューやSNSでの励ましや応援の言葉は、わたしたちにとって何よりの支えになりました」という表現は、顧客との絆が事業再開の大きな原動力になったことを示しており、顧客一人ひとりの存在を大切にしている姿勢が感動を呼びますます。
3. 個人の感情と内省の吐露
元スタッフとしての葛藤: 「なんとも言い表せない気持ちだったのを思い出します」や「元経営者のわたしたちはまずはひとつひとつやるべきことに取り組む毎日でした」といった、破産前後の混乱や、事業が自分の手を離れることへの複雑な感情を正直に打ち明けています。こうした個人的な感情の吐露は、メッセージに人間的な深みを与えます。
再スタートへの強い意志: 「ちゃんと自分の言葉で説明してスタートさせたいと思った」という、過去に蓋をしないという決意や、「今まで以上にまっすぐに、オープンにやりたい」という再スタートへの強い決意表明は、未来への希望を感じさせ、共感を呼びます。
4. 企業文化への敬意と継承
「テンション高め」文化の承認: 新会社の親会社となるフジスターの藤井社長が「僕はテンション高めって文化もいいと思ってるんですよ」と述べたというエピソードは、単なる事業の継承ではなく、旧ズーティーのアイデンティティや文化が認められ、継承されることへの安堵と喜びを示しています。
未来への決意: 「お店は未来につくられていくものではありません。昨日、その前、そのもっと前に自分たちがやってきたことでしかつくられません」という言葉は、過去の経験と積み重ねた努力の重要性を訴えかけ、再スタートにかける決意の重みを感じさせます。
お店は未来につくられていくものではありません。
昨日、その前、そのもっと前に自分たちがやってきたことでしかつくられません。
https://fs2.magicalir.net/tdnet/2024/7691/20240604520513.pdf
C Channel株式会社が連結子会社である株式会社マキシムの全株式を、フジスター株式会社に譲渡することに関する「連結子会社の異動(子会社株式の譲渡)に関するお知らせ」
C Channel株式会社は、取締役会において、連結子会社である株式会社マキシムの全株式を譲渡する株式譲渡契約の締結を決議しました
直近業績: 2024年3月期の売上高は4,304百万円、当期純利益は6百万円です
譲渡価額: 譲渡価額は合意により非公表とされています
株式譲渡契約締結予定日: 2024年6月12日
結論: この文書は、フジスターが「神戸レタス」を運営するマキシムを子会社化する取引が、C Channelからマキシムの全株式を譲り受ける形で行われたことを示す、C Channelによる正式な情報開示です。
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マキシムの経営成績は、以下の通りです。
2022年3月期と2023年3月期は赤字:
2022年3月期は営業利益、経常利益、当期純利益の全てが赤字でした(純利益 マイナス 77百万円)。
2023年3月期は利益項目の全てが赤字であり、特に当期純利益はマイナス91百万円の赤字でした。
2024年3月期に黒字転換:
2024年3月期は売上高が減少(3,992百万円)したにもかかわらず、営業利益9百万円、経常利益6百万円、当期純利益6百万円と、全ての利益項目で黒字に転換しています。
結論:株式会社マキシム(神戸レタス)は、2022年3月期および2023年3月期は赤字で推移していましたが、株式譲渡が決定された時点での直近決算である2024年3月期にはわずかながら黒字を達成していたと評価できます。

(有)ズーティー(資本金2400万円、兵庫県神戸市中央区海岸通2-2-3、代表今石雄介氏)
旧ズーティーは2002年創業、婦人服EC「イーザッカマニアストアーズ」を運営し、2018年には年商約40億円を計上しました。しかし、2018年の物流トラブルやコロナ禍での実店舗閉鎖で業績が悪化。その後EC強化で売上は回復するも、円安での仕入れ高騰とコロナ融資返済が重荷となり、資金繰りが限界に達し、2025年4月15日に事業停止しました。そして2025年6月6日に神戸地裁から破産手続き開始決定を受け、負債約20億円で倒産しました。
ECサイト「イーザッカマニアストアーズ」を運営した(有)ズーティーは、2018年年商40億円超を達成し「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を繰り返し受賞する華々しい経歴を持ちました 。しかし、実際は2008年の品質トラブルや実店舗運営の不調、さらに2018年の物流トラブルから業績が悪化 。その後、ECに注力し売上は回復傾向にあったものの、円安による仕入れ高騰とコロナ融資の返済負担で資金繰りが限界に 。受賞裏での支払い遅延が露呈し 、2025年4月15日に事業停止 、6月6日に負債約19億円で自己破産を申請しました
ブランドの認知と課題意識: 「イーザッカマニアストアーズ」は「楽天市場」出店約13年で人気店として知られていましたが、経営陣はサイトが「悪くはないが、面白くはない」と現状に満足せず、**「すべてを壊して新築にした方が良い」**という強い課題意識を持っていました。
経営理念と目標: 同社の経営理念は**「テンション高めの女子をつくる」であり、社長の今石雄介氏と取締役の浅野かおり氏の二人で2002年3月に創業しました。当時は、売り上げ40億円前後での着地を見込みつつ、組織強化により「50億円の売り上げは作れる感覚」**を持ち、踊り場を突破して加速することを目指していました。
楽天イベントへの姿勢(楽フェス): 2015年8月開催の「楽フェス」には、利益確保よりも**「楽天市場ってファッションもいいよね」と言わせるため、「当社が犠牲になるくらいの覚悟」**で参加しました。神戸から約15人のチームを送り込み、物販の重みをスタッフに体験させることで、会社全体のチーム力底上げを意図しました。
オフラインとリアル融合の取り組み: 2015年は消費者のスタイリング相談に乗るラボの開設や、着こなし指南の書籍発刊などオフラインの取り組みが目立ちました。楽フェスでも大試着会やプチラボなどを実施し、リアルとネットの融合を模索していました。
ウェブサイトの大幅刷新: 「悪くはない」ことが指標となり面白味が薄れている現状を打破するため、浅野取締役主導でトップページやメルマガなどの全データバックアップを消去する覚悟でサイトを大幅刷新することを宣言。「多少のアンチが出ても、自分たちが面白いと思うことをやる」とスタッフの覚悟を引き出しました。
過激な企画の復活志向: 以前実施した**「仏滅セール」のような「不謹慎でもインパクトのある企画」が失われていることを問題視し、「100人中100人が賛同しなくても熱狂的に喜んでくれる人」**を生む企画を復活させる必要性を強調しました。
オリジナル商品の強化: オリジナル商品の型番数は全体の3~4割程度でしたが、今後の成長をけん引するのはオリジナルであるとし、メーカーの現場に入り込んで交渉することで、OEM(企画生産)に近づけるなど、商品企画・生産体制を秋冬シーズンから大幅に強化していました。
人材と組織の育成: 2015年9月期は**「人に力を割いた1年」であり、楽フェスへの参加を通じてメルマガ担当者などの意識改革を促し、「この先、もっと伸びるタイミングがくる」**ために機能する組織と核となるメンバーを育てることを最優先にしていました。
将来的な展望: 浅野取締役は、低カロリーのきんぴらがおしゃれに出る「シニア事業部」や、スタッフの「ボタニカルカフェ」など、スタッフが本気で挑戦したいと思ったときに、それを実現させてあげられる会社でありたいという展望を語っていました。
楽天との協業深化への期待: 浅野取締役は、楽天が企画したイベントに呼ばれるだけでなく、**ゼロからアイデアを出し合い、企画を生み出す「名前のない会議」**のような場を希望しており、楽天内部の面白い人材との交流を通じて新たな取り組みが生まれることに期待していました。
担当ECCからの評価と分析: 楽天の担当ECCである佃真沙実氏は、「イーザッカマニアストアーズ」が楽天よりも長い出店経験を持つことに敬意を示し、自身の持つ分析データを活用して課題解決に貢献したいと考えていました。
今石社長の人柄: 今石雄介社長について佃ECCは、**「グイグイ来ることはなく、逆に私からグイグイいかないといけないと思わせる雰囲気」がありながらも、「心の奥に熱いものは感じる」「熱量がすごい“青い炎”の持ち主」**と評していました。
既存の枠を超える施策の必要性: 佃ECCは、「イーザッカマニアストアーズ」が楽天のレディースファッションを代表する店舗であり、既存の施策はやり尽くしている可能性があるため、**リアルを含めた「前例のない施策」**を共に考えていきたいという意向を示していました。
