「子どもの行動に振り回されなくなる視点とは?」子どもを見るまなざしが変わると、未来が変わる【第19回開催レポ】
こんにちは。
NEXT2035編集部です。
今回お届けするのは、
第19回 NEXT2035 親子セミナーひとみ園長を
お迎えして開催した回のレポートです。
教育や進路を考えるとき、
私たちはつい「何を選ぶか」「どこに行くか」に意識が向きがちです。
けれど今回のセミナーで扱われたのは、
その前段階にある、もっと根っこの部分!
「子どもを見るまなざし」についてでした。
ひとみ園長プロフィール

Hiyoko Global Education Group Pty Ltd 代表取締役
グローバル幼児教育コンサルタント
教育起業家 オーストラリア在住・3児の母
「世界に橋を架ける教育」を実践する、在外日本人エデュケーター。
兵庫県出身。25年以上にわたり、日本とオーストラリアで幼児教育に携わり、文化・制度・言語の壁を越えて子どもたちの“生きる力”を育ててきた。ブリスベンでは、オーストラリア唯一の日本語イマージョン保育園「Hiyoko Global Kids」を立ち上げ、地域に根ざした多文化共生の教育モデルを確立。起業家としても実績を重ね、現在2園目を準備中。
“海外で育てる・働く・起業する”というチャレンジを、乗り越えてきたリアルな経験をもとに、「教育×起業」「母×社会起業家」という新たなロールモデルを体現している。
近年では、日豪の保育士育成・留学・ボランティア交流などを通じて、「教育で国境を越える仕組みづくり」に力を注ぎ、NPO法人化や大学研究機関との連携も進行中。自身の経験を通じて、「海外で生きる日本人がどうアイデンティティを活かし自分らしく“戦い抜く”のか」を体現し、発信し続けている。
Hiyoko Global Educational Group Pty Ltd CEO Hiyoko Global Kids Mcdowall 園長
子どもの行動は、「サイン」である
ひとみ園長のお話は、
子育てや教育現場でよく耳にする
「困った行動」という言葉を、
別の角度から捉え直すところから始まりました。
・ 言うことを聞かない
・ 落ち着きがない
・ 集団に入りたがらない
それらは、
直すべき欠点ではなく、
その子なりの理由や状態を伝えるサインかもしれない。
行動だけを切り取るのではなく、
その背景にある気持ちや環境に目を向けること。
そこから関わり方は大きく変わっていきます。
「育てる」よりも「育っていく」を支える
ひとみ園長が繰り返し語っていたのは、
子どもは大人が思う以上に、
自分で感じ、考え、選びながら育っているということ。
大人ができるのは、
正解を与えることではなく、
安心して試せる土台を整えること。
・ 急がせない
・ 決めつけない
・ 比べない
そうした関わりの積み重ねが、
子ども自身の「自分で進む力」を育てていきます。
2035年を生きる子どもたちに必要な力とは
AIやテクノロジーが進化するこれからの時代、
知識やスキルだけでなく、
自分の感覚を信じる力
失敗しても立て直す力
人との関係の中で、自分の居場所をつくる力
こうした力が、ますます重要になります。
ひとみ園長のお話は、
それらの力が特別な教育によってではなく、
日々の関わりの中で育まれていくことを、
具体的なエピソードを通して教えてくれました。
親として、できること
セミナーを通して浮かび上がってきたのは、
「何かを足す」よりも、
少し立ち止まることの大切さでした。
すぐに答えを出さなくていい
うまくいかない日があってもいい
子どもだけでなく、
大人自身もそう思えることが、
結果的に子どもの安心につながっていきます。
最後に
今回のセミナーは、
教育や進路を考える前に、
大人のまなざしをそっと整える時間でした。
子どもを変えようとするのではなく、
関わり方を少し見直してみる。
その積み重ねが、
子どもが自分の力で未来を選び取る土台になります。
NEXT2035では、
これからも2035年を生きる子どもたちのために、
判断の前に考える材料を届けていきます。
次回セミナーのご案内|第21回 NEXT2035 親子セミナー

第21回セミナーでは、
写真家・城林希里香さんをお迎えし、
「子育てと創作の両立」「時代の変化の中でキャリアをどう組み替えてきたか」をテーマにお話しいただきます。
アナログからデジタルへ、
そして再びアナログ的価値が見直される時代。
表現の現場そのものが大きく変化する中で、
城林さんは、出産・子育てというライフステージの変化も重なり、
働き方や表現の形を何度も見直してきました。
今回のセミナーでは、
時代や技術の変化を、どう受け止めてきたのか
「続ける」ために、何を手放し、何を残したのか
子育て期における、現実的なキャリアの再設計
表現することを、人生の中でどう位置づけ直してきたのか
といった視点から、
これからの時代を生きる子どもたちにとっての“希望の持ち方”を考えていきます。
アートや表現に興味のあるお子さんを持つご家庭にとって、
「好きなことは、どんな未来につながり得るのか」
その判断材料を受け取る時間になるはずです。
第21回 2026年2月1日(日) 10:00-11:00 (日本時間)
「子育てと創作の両立 アーティストとしてのキャリア継続のリアル」
登壇者:城林希里香 (写真家)
📅 開催日時:2026年2月1日(日) 午前10時~(日本時間)
💻 Zoom開催(無料・先着300組)
◆お申込みはこちら
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