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大学生インターンの月間JVCレポート(コリア#4)

みなさん、こんにちは。広報インターン生のスズキです。
4月から広報インターン生として活動することとなりました。
少しでも多くの方に、JVCの活動を知っていただけるよう発信していきます!よろしくお願いいたします!

本日は、堀潤さんが運営されるYouTubeチャンネル8bitNewsにて2022/02/24に配信された、月刊JVC #4『近くて遠いピョンヤン、20年間の交流』についての報告レポートをお届けします!


今回取り上げるのは、日本にとって「近くて遠い国」…朝鮮民主主義人民共和国、“北朝鮮”。JVCは、日本の市民団体とともに20年間にわたって”北朝鮮”との市民交流を続けてきました。日本では、”北朝鮮”というと「悪者」というようなイメージで、語られることもありますが、JVCでは、分断された世界を何とか変えていこうという思いで、そこに住んでいる市民の方と交流を持ってきました。堀潤さん、JVC代表理事・今井高樹、JVCコリア担当・宮西有紀とともに、市民がつくる「平和」についてお話しします。

8bitNews公式YouTubeチャンネルより


①ピョンヤン訪問の様子(2018年)

切り取られた一部でしか見たことがなかったピョンヤン。2018年に宮西さんと共にピョンヤンを訪れた堀さんは、「古い町・新しい町、様々な顔を持つピョンヤンの街並みは衝撃だった」と語っています。

チュチェ思想塔から見るピョンヤンの眺め


両者手探りの状態で始まった日朝大学生交流。
厳しい政治の提言など、緊張感を感じる一幕もありましたが、徐々に打ち解けていきました。「日朝関係改善のために一役担いたいという強い意志が印象的だった」と宮西さんは話しています。

大学生の初対面対話の場:
「なぜ日本語を学ぼうと思ったのか」という質問に対する
「日本から謝罪の言葉をもらうため」という答えは実は多い


②JVCコリア事業

・南北コリアと日本のともだち展

韓国、朝鮮民主主義人民共和国、中国、日本、在日コリアンの子どもたちの絵を一つの会場で展示する絵画展。実際にはお互いの国を行き来するのは難しいけれど、絵とメッセージを通して、子どもたちが出会うことを目的としています。

2001年スタート

記念すべき、ともだち展20周年の2021年は、コロナ禍により実際の訪問や郵便のやり取りも難しくなっていました。そんな中…なんと!平壌から絵が届きました!

ともだち展20周年
ともだち展の卒業生からのメッセージ:
「ぼくは大学生になりたいです」という、
ともだち展に描いた夢を叶えたことを報告してくれました

・日朝大学生交流

平壌外国語大学で日本語を専攻している学生と、日本の学生との間で行われる交流事業。2019年までで、計7回の交流が実現しました。不安定な情勢の中でも、「直接会って話す機会」を失わないよう、交流を続けてきました。そして、対話を通して「違いを認め合い、仲間となっていくこと」。こうしたステップが、関係性をより強固なものにしていくと考えています。

2012年スタート


③配信を見た感想

ここからは、インターン生である私自身が、配信を見て思ったことを書いていきます!

・相手を知ること

日本で”北朝鮮”というと、ミサイルや核開発、拉致問題などの文脈で語られることが多く、マイナスのイメージや恐怖心と結び付けられることが多いのではないでしょうか。さらに、地理的には近いにもかかわらず自由な往来や交流が難しいことからも、そこに暮らす人々が何を考え、どのような日常を送っているのかを知る機会は非常に限られています。

私自身、大学では朝鮮半島について学んできましたが、現地の子どもたちや学生たちの声に触れることができたのは、今回が初めてでした。日朝大学生交流の参加者が語っていた言葉が、特に印象に残っています。

日本の学生:「(平壌の学生から)日本とのかかわりに前向きな考えが飛び出たことに驚いた」
平壌の学生:「日本人から平和を望む声を聞いて感動した」

配信の中では、「戦争を望んでいる人なんていないはずなのに、相手が平和を望んでいることすら想像できていない現状がある」というコメントがありました。一面的なイメージだけで、特定の国や地域・そこに住む人々を捉えることは、敵対心や恐怖心を抱くことにもつながってしまうと改めて感じます。相手を想像し、知ろうとすること、同時に、私たちが持つ加害性にも目を向けていく姿勢が大切なのではないかと思いました。

・交流がもつ意味

さらに、交流がもつ力は非常に大きいことも見えてきました。JVCが20年以上続けてきた交流の積み重ねは、単なる支援や一方向の関わりではなく、人と人との関係性を築いていく過程であることが分かります。宮西さんは「交流」について以下のように語っています。

交流とは一人ではできません。朝鮮のように国交のない国と交流を進展させていくためには、国家という大きな力も大切ですが、やはり市民による後押しが必要です。その土壌を作るために、継続的なかかわりが重要なのです

国家間の関係が緊張状態にあったとしても、市民レベルでの交流が続けられてきたことの意義は非常に大きいと感じます。状況がすぐに大きく変わることが難しいとしても、このような積み重ねこそが、少しずつ「平和」を後押ししていくのではないでしょうか。

・私たちにできること

一面的な理解にとどまらず、相手を知ろうとする姿勢を持ち、相手を安易に敵視しないこと。これは、本を読んだり、講演会・イベントに参加したり、月間JVCの配信を見たり、こうして私のnoteを読んでくださることも、第一歩になっていると思います!

”北朝鮮”はもちろんですが、現在、世界各地で起きている紛争についても同様です。特定の国や地域に対して敵対心や恐怖心を抱くこと、そしてそれが強まることで、軍事力の行使など、暴力を無意識のうちに支持してしまう可能性もあります。

だからこそ、私自身も積極的にその国・地域の人と話してみたり、歴史や社会背景について学びを深めながら、相手のことを想像し、知っていこうとする姿勢を持ち続けたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事に、少しでも興味を持って下さった方、ぜひ配信をご覧いただけたら嬉しいですまた今後のJVCのコリア事業にも、ご注目ください!


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