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うちの子の挑戦にとことん付き合ってみた #育児 #心の余裕

子育てをしていると、心の余裕を保つのって難しいです。
子どもの挑戦を、大人のものさしで見過ごしてしまうことも多いと思います。

これはそんな日に、とことん付き合ってみた話です。

車で初めて行った公園の滑り台に、うちの子は夢中になりました。

「帰るよ」と声をかけました。
「あと3回」と返ってきました。

3回すべって、もう一度声をかけました。
「もう1回」。

また待ちました。
今度は「あと5回」と返ってきました。

(増えてるやん。絶対に増えてるやん。)

でも微笑ましかったのです。
うちの子は滑り台が得意ではありませんでした。

パパゆずりの臆病な性格

私はビビりです。
遺伝したのかうちの子は臆病です。(遺伝するの?)
まぁよく言えば慎重な性格ということにしておきましょう。

初めての大きい遊具はほぼ遊びません。
滑り台もそのひとつでした。
基本的に一緒にすべっていました。
友達がいると少し挑戦してみるようですがやっぱり怖いみたいです。

5段階ある滑り台との出会い

その日、初めて連れて行った公園に、高さが5段階に分かれた滑り台がありました。
(実は最初は存在に気づいていませんでした)

いつも通り滑り台には最初は興味を持たず、砂場で遊んでいました。

一通り砂場で遊んだ後、まだ遊び足りないようで周辺を散策。
一番低いレベル1の滑り台の近くを通りかかったとき、ふとすべる気になったようで挑戦しました。

レベル1はすべることができました。
この高さでも普段はすべらないのですが、本人は結構な達成感を感じたようで何度もすべっていました。

中央に一番高いレベル5の滑り台(大人でも怖そう)があったのですが、よく見るとその奥にレベル1より少し高いレベル2、さらにその奥にレベル3があることに気づきました。
(この時初めてそれぞれの好きな高さの滑り台を選べることに気づきました)
ちょっと気になったので手を取って連れていきました。

ほんの少し高いレベル2の滑り台。
いつもでは1人ではすべらない高さですが、今日は自分から挑戦してみると言いました。

すると意外とあっさりすべることができました。
(本人もびっくりしていました)

そこからスイッチが入りました。

すべっては上り、すべっては上りを繰り返し、気づけば5回以上、1人ですべっていました。
初めて見るうちの子の姿でした。

やっぱりレベル2がちょうどよかった

その後も、調子が乗ってきたのかレベル3の滑り台にも挑戦しました。

すべったあと少し固まって、ブツブツ言いながらレベル2の滑り台に戻っていました。
あとで聞いてみると、「ちょっと怖かった」と言っていました。

そのあとはレベル2の滑り台を何度もすべっていました。
たまにレベル3も挑戦していましたが、やっぱり怖いみたいでレベル2が落ち着くようですぐ戻っていました。

早く帰りたかったけど

妻は「そろそろ帰ろう」と言っていました。

気持ちはわかります。
車で少し遠出しているので帰りの時間を考えると夕食を作る時間も遅くなりますし、うちの子も疲れているでしょうし、私も疲れています。
ほんと外で遊ぶのって体力いりますよね。ヘトヘト。

「あと3回」と言って3回すべる。
「もう1回」と言って1回すべる。
「あと5回」と言って5回すべる。

はい。終わらないですよね。
もう今日はレベル2の滑り台の楽しさに目覚めたのですから。
たまたま他の子は高いレベル4やレベル5に夢中で、レベル2はガラガラでした。

もう止まりません。
「あと10回」と言って10回すべる。
「もう1回」と言って1回すべる。
「あと8回」と言って8回すべる。
止まる気配がありません。

でも待たされるイライラは全くありませんでした。
「気が済むまですべっていいよ」と心の中で決めていました。
妻も途中から同じ気持ちになっていました。

だってこんなに楽しそうに滑り台をすべっているのを見たのは初めてだったからです。
というか滑り台以外でもこんなに夢中に一つのことに取り組んでいるのを見たことないかもしれません。

自分は別にせっかちではないけれど、時間を有意義に使えているかどうかでよく物事を判断します。
でもこの日は、うちの子が滑り台をすべるのをぼんやり見ている時間が、まったく無駄に感じませんでした。

結局50回以上すべっていましたね。
(数えるのは無駄だと思って早々にやめていましたw)

帰りの車の中で思ったこと

帰りの車の中、うちの子は速攻で爆睡していました。
そりゃ疲れるよ。

でも帰り道「また行きたい」と言っていました。
よほど気に入ったんでしょうね。

妻とこんな姿を見られてよかったねと話していました。
暑い日でしたが、外に出てよかったなと思いました。
(妻と同じ気持ちになれたこともよかった)

たかが滑り台をすべった話ですし、同じ年代の子はもっと高いレベルの滑り台をすべっている子も多いと思います。

でもうちの子にとっては大きな挑戦だった。
大きな発見もあった。
そのことが見ていて何よりも嬉しかったです。

こういうことがあるから、子育ては大変でもやっていてよかったと思えます。

これからも臆病で慎重なうちの子はいろいろ挑戦すると思います。
やりたいことをやりたいだけやらせてあげる時間を作れるように頑張ります。
あと、最初から高いレベルではなく、一歩ずつ遅くてもいいから挑戦できる環境を作ってあげることも大事だなと思いました。

育児をしていると心の余裕がない時多いですよね。
でも、お子さんに「あと○回」と言われたら、たまには最後まで付き合ってあげるのも悪くないと思います。
きっと大人には気づけない大きな挑戦がそこにはあるのかもしれません。

ありがとう。それではまた。

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