方言の会Vol.11 特別編 「津軽弁を聞いてみよう」
こんにちは、うがいまさみです。
先日開かれた6月の方言の会は、
特別企画として「津軽弁を聞いてみよう」
というテーマで行いました。
今回はその内容を少しだけお見せしちゃいます。
それは、1枚のCDから始まった
この企画は、私が買った中古の津軽弁の本に
なぜか付いていたCDから始まりました。
調べてみると、それは「津軽弁かるた」の読み札を
読み上げたもの。
しかし当然、肝心の読み札も絵札も手元にありません。
そこで、津軽弁2世のワタクシ。
聞き取って、共通語と英語訳にしてみました。
そのCDを今回、方言の会のみんなで聞いてみよう!
としたのが、今回の企画の趣旨です。

当日は、かるたの中から方言にまつわるクイズと
イチオシの読み札を挙げました。
実際のクイズはこんな感じです

▼ 答えはこちら ▼

今回クイズを出していて面白かったのは、
参加者が
「語源は、なに??」
と言って、みんなで探し始めたところでした。
(さすが日本語教師の皆さまです。)
出題者も意外と気にしてないことが多かったので、
こちらも非常に参考になりました。
イチオシの津軽弁はコレだ!
今回は、私一人で出題したのではなく
青森県在住の日本語教師 長田麻美先生も一緒に
企画してくださいました。
長田先生のイチオシ津軽弁はコチラ

「わいん」も「かちゃくちゃね」も、
津軽弁ではおなじみの言葉ですね。
長田先生がイチオシしたのも、よくわかります。
以前、
”青森の人が、「かちゃくちゃねえ!」って言ってたら、
かなり怒っているので、要注意”
というネット記事を見て、思わず笑ってしまいましたが、
まあ、気を付けることに越したことはないでしょう。
そして、わたし(うがい)のイチオシ津軽弁はコチラ

B:(そうだよ)おれだよ!(うがい訳)
私は昔から「ろぉ~」という感嘆詞(?)は
オジサマたちが言うイメージが強かったのですが、
今回、長田先生と同じく青森在住の先生に聞いたところ
やはり同じようなイメージをお持ちでした。
しかし、なかなか共通語には無い発音で
私もこの音を出せる自信はあんまりないです。
方言によっては、共通語にない発音もたくさんありますよね。
方言の面白さは、単語だけでなく、音声にもあると思います。
ねぶたとねぷたは明確に区別したい
(そして、立佞武多も別物)
また、東北三大祭りで有名な「ねぶた祭」にも
言及しましたが、青森の中で代表的なねぶたは3つあります。

横長なのが青森ねぶた:中
扇形なのが弘前ねぷた:右
「まちがえれば、まねよ~!」
最近の「ゆる言語学ラジオ」で、
水野さんが
「ねぷたって、ねぶたの表記ゆれかと思ってました」
と言ってましたが、
明確に、違います!!
(これを間違うと、
青森県人にヤな顔をされるとか、されないとか…)
山車もお囃子も掛け声も
みんな違いますので、
興味のある方は調べてみてくださいね。
おわりに
今回は今までに比べて新規の参加者サンが多く、
企画をしていて本当に嬉しかったです。
また、「人とつながる 介護の日本語」の著者でもいらっしゃる
嶋田和子先生もご参加くださり、
介護の教科書を作られたときの
方言に対する思いもお聞きしました。
嶋田先生、お忙しい中ご参加くださいまして、
本当にありがとうございました。

同じ出身地同士で集まる方言のグループは多いと思いますが、
いろんな地域の出身者で、
しかも普段は共通語を教える「日本語教師」が集まって
方言を考える機会というのは、
なかなか珍しいのではないでしょうか?
方言が好きな日本語教師の皆様
ぜひ、私たちにあなたのお国言葉を教えてくださいね。
それでは、また。
へばね~(^^)/
(最後に、「津軽弁かるた」で遊んでいる様子がコチラ)
関西の方には、「じぇんこ」ってこう聞こえるの??と
ちょっとショックでした(^^;)
