肩の力抜けてる
凍ったのに、あったかいミルクをそそいでつくる飲み物をローソンで買って、歩きながら駅へ。
思ったほど冷たくなくてよかった。おいしいなー。空はきのうほど青くない。雲が日差しを和らげてくれてるから歩きやすい。
解放感。
あー、いい気持ちだ。
先のことなんにも決まってないのに
明るい廃墟の隅でそんな考えが、カラ、カラ、と力なく乾いた幽かな音を立ててた。
細い金属の線がわしゃわしゃからだの中、からだの表面を縛ってたのが消えたような感覚。
そんなものが。
消えてはじめてわかることで、消える前はそんなのわからなかった。
三十年くらい前も同じような体験をした。脳天に突き刺さっていたスプーンが抜けた感覚。
えーっ!
そんなもの刺さってたら大変だよね!って驚いた。
