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noteにモラハラについて書く日がくるとは……夫の「モラ味」発言(笑)

「なんだよ……」

ある日、夫がパソコンに向かってとガッカリした様子でブツブツ言っていたので、

「どうしたの?」と近づいていくと、


夫がGemini(AI)の画面を観ながら、

「イヤ、モラ味がさぁ……」などと言っている。


最近、「モラハラぽさがあること」を「モラ味(み)がある」などと表現するのだと、私は覚えたばかりであるが、
ついに夫も「モラ味」なる言葉を、普通に使うようになった。
国語辞典に載る日も近い。


「モラ味がどうしたの」


夫「イヤ、俺、アサと口論しているとき、自分のモラ味が気になってさぁ……どうしても声が大きくなるだろう?」



ええっ!?(笑)


自分のモラ味を気にしているの??




ほ、ほぉ~。


気にしてくれて、ありがとよ……。



実は、この少し前まで、
私たちは、ふたりでギャアギャア言い合っていた。

いつものごとしで、
最初はおだやかに対話をしていたつもりが、
いつの間にやら

「分かりあえません、意見があいませんゾーン」に突入し、互いの声のトーンも上がった。



口論の最中、わたし自身、絶叫してしまった。


「〇▢※☆▽でしょうがっ!!」





このように吐き捨て、
結構なデシベルを叩き出したことだろう。



直後に、

やばっ!
声でかっ!!



と内心では気づいたが、ブチ切れていたので、
気づいたのは、もちろん声を荒げたあとである。


声を出す前には、気づけない仕組みになっているのである。


「え……私もさっき大声出しちゃったよ?  でも別に自分のことを、モラ味があるとは思わないけど……」

「いや、いつも俺の方が、先に声が大きくなるんだよ……アサは、俺の声に、つられて声が大きくなるの。先に声を荒げていることはないの」


……ああ、そうかい。


そんなことまでわかってるんだね。


確かに夫は、何かを説明している最中、声がだんだんと大きくなる。
話していることを分かってもらいたくて、声が大きくなるのだろう。

もともと夫は、口論などしていなくても、
家で誰かと電話しているときなども、声が大きい。


最初は普通のトーンで話しているが、
夢中で話している間に、
熱が入って、いつの間にか声が大きくなるのだろう。

近くで聞いていて、「声でかいなぁ」と思いながらも、
熱心に話しているため黙っているが、


私との口論の最中には、
「ねぇ、声大きいよ、もう少しトーンを落としてよ」などと つっこみを入れる場合もある。

口論の途中、「声がでかいよ」と差し込まれることは、
夫にとってさぞかし不愉快であろうが、
こちらもイラついているため、そのような矢を突き刺すのである。

ま、ちょっとした嫌がらせのつもりである(笑)



その指摘に、夫は一瞬はハッとする。



だが、3秒後に元に戻っている(笑)



「……でも、私はモラハラされているとは思ってないからね?」

「うーん……俺だってモラハラをしている、とまでは思ってないよ。あくまでもモラ味なのよ、モラ味


「ふーん……」

「モラ味」って言葉、随分 気に入ってるなぁ……



「口論が終わったあと、いつも思うのよ。なんであんなに声が大きくなっちゃったんだろうって……威圧感が出るだろう?

「威圧感ねぇ……」

女の私がヒステリックに絶叫しても、威圧感はないのだろうか……?

「とにかく、口論が終わったあと、後味が悪いんだよなぁ……言葉で伝えようとしているのに、感情的になって、言葉そのものより、声の音量で相手を圧倒しているみたいになって、不本意極まりないんだよなぁ……」

「なるほど……」

夫は、あくまでも「はなしの内容」で相手にわかってもらいたいのに、大声を出して、感情を爆発させただけでは、モラ味があってみっともない上、本末転倒だと思っているわけである。


私のモラハラのイメージは、

相手の尊厳を傷つけるようなことを言ったり、
冷静な口調でイヤミを言ったりするものなのかと認識していたが、

「声の大きさ・太さ」で威圧する

これも立派なモラハラだというわけか……?
いや、これはパワハラなのか?

確かに、男性のイラ立った声・暴言に、不愉快になる女性はとても多い。

「夫がすぐにカッとして大声を出す」ゆえに、
「来世は絶対に一緒にならない」と言っている知人がいるくらいである(笑)



誰だって、人の大声なんて不愉快だろうが、
「威圧する、恐怖を与える」となると、
これは立派なハラスメント認定されるヤツ……というわけか。



私「……で、Geminiに、モラハラについていろいろ訊いていたわけだったのね……」



夫「ううん、違う」




え?? 



夫「声のボリュームを落とす方法がないかを訊いてたの」



えぇ!? 
そっち??



モラハラの話じゃなくて?


日頃、なにやら小難しげなことをGeminiとやりあっている夫が、

「声の大きさを落とす方法」について大真面目に質問したとは……


まるで小2くらいの発想……


私は、夫のことを、まだまだ知らないのである。

***

「そ、それで、いい方法はあった?」

「うーん。結局、感情的にならずに、まずは深呼吸しましょう……とか言ってきやがるのよ。あと口論の最中、『私たち、少しトーンを落として話しましょうか』って相手に提案してみましょう、だってよ……(笑)  」


私「なにそれ!!(笑)」

さすがはAI……人間の感情について、いつも分かった風なことを書いてくるが、その実 まったく分かっとらん……

「結局、メタ認知して気づけって話でしょ……」

「そうそう……でもそれができないから訊いてんだっつーの」

たしかに、ケンカの真っ最中のメタ認知は ムズイ。


私自身も、夫と話していて、

(はいはいはいはい、今、ケンカっぽくなってきてまっせーー)

とメタ認知できているときもある。


だが、口論はいつのまにか白熱し、呑み込まれる。


話も下手、ディベートも下手なわたしが、
脳みそを「説明 & 相手への打ち負かし」に使うため、
それこそ、生命の100%をそこに投入する。

まさに死闘なのである(笑)

だから、もう一人の観察者としての私は、スッと消えるのだ。



肉体の熱量と、声の音量のリンクを切断するようなアイテムはないのかね……」

「……そんなおそろしいモノあるわけないでしょ……でもアラームみたいなものを、つけたらいいのかもね」

「室内に、一定以上の声が響いたら、音が鳴るとか?」

「ハンズとかに、売ってたりして?(笑)」

などと言いながら、調べたところ、

中年夫婦の私たちが「ハンズで……」などとアナログ発想をするようなモノは、すでに「騒音計アプリ」として存在した。

画像を拝借/こういうヤツらしい


もちろん、アナログ夫婦だから、
そんなハイカラなものを使おうとも思わない。

***


しばらくふたりで、
「どうしたら大声になっていることに気づけるか」を話し続けた。

「自ら気づく」

これが理想ではあるが、やはり簡単なことではない。

「やっぱり気づいた方が、相手に『うるさいよ』って伝えるしかないんじゃない?」

夫「でも口論の最中に相手にそれを言われるとなぁ……」


夫は、自分が「言われる側」であることを前提にしているのかな(笑)


「そうだ、じゃあ気づいた方が、声を急に小さくするってのはどうだ?」


「は??」

夫「先に気づいた方が、無声音で話しはじめる……。うるさいって言うんじゃなくて、話したい内容を空気音だけで話しはじめる」


空気音……それは……

私「ささやき女将になるってこと?」

船場吉兆の女将よろしく、こしょこしょ声を出せとな?

ささやき女将の会見、2007年ですって。大分時間が経ったなぁ……)


「ささやき女将より大変よ……空気だけで相手にちゃんと伝わるように話すんだから。で、相手がその様子に気づいて、自分も声を落とす

気づいた方が、先にボリュームを落とし、
その後、相手も気づいてボリュームを落とす……


そ、そんなのうまくいくんだろうか……?

口喧嘩の最中だよ……?


しかし、それからしばらく、来たるべき口論のために、
ふたりで、シャーシャーと無声音の声を出し、練習を重ねた。

だが、「ささやき女将」のようなお上品な小声にはならない。

ただネコが威嚇しているような声になる……

シャーシャー

私「けっこう疲れるよ……」
夫「肺活量を使うからなぁ」


わたしは、自分が先に気づいて、
シャーシャー声を出し、夫が悔しがる様子を見ることを楽しみにしている。

今後の私たちの口論に、なにか変化は見られるのか……こうご期待である。

そして大声を出さぬ いい方法が何かありましたら、ぜひご教授くださいまし。


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