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68歳、広島駅で英語を話してみようと思った日

私は高校三年生のとき、英検2級を取りました。
当時は、それなりに頑張った記憶があります。
その後プログラマーになり、
言語は英語!これはしめたで
バリバリプログラムを組んでました。

けれどそれ以外では、
社会に出てからは英語を話す機会などほとんどありませんでした。
仕事では英語の文章を読むことはあっても、実際に口に出すことはない。
英語は「試験のためのもの」で終わっていたように思います。

それが今、68歳になって、
もう一度、英語を話してみたいと思うようになりました。

きっかけは、広島駅です。

通勤で広島駅に着くと、外国人観光客の方がたくさんいます。
大きな荷物を持ち、きょろきょろしながら案内板を見上げている。

原爆ドーム、平和公園へ向かう人。
宮島へ行く人。

その姿を見るたびに、心の中で思うのです。

「どうしたの?大丈夫?」と。

でも同時に、不安もあります。
聞き取れなかったらどうしよう。
会話が途中で止まったら気まずいだろうな、と。

日本人は、完璧でないと動けないところがあります。
間違えるくらいなら、最初から話さないほうがいい、と。

けれど最近、少し考えが変わりました。

完璧な英語でなくてもいいのではないか。
単語だけでもいいのではないか。

“Can I help you?”

たったそれだけでいいのではないか、と。

相手もまた、異国の地で不安を抱えているはずです。
私の拙い英語よりも、
「助けようとする気持ち」のほうが、きっと伝わる。

広島は特別な場所です。
世界中から人が訪れます。

その広島で暮らす一人として、
ほんの一言でも声をかけられたら、
それは小さな国際交流になるのではないか。

68歳。
今さら英語、と笑われるかもしれません。

けれど、今だからこそ思うのです。

挑戦に、遅すぎるということはない。

完璧じゃなくていい。
聞き取れなくてもいい。
途中で止まってもいい。

それでも私は、
いつか広島駅で、こう言ってみたい。

“Can I help you?”

“Ah, Miyajima? JR train. Platform number 3.”


その文が言えたら、
自分の人生も、少しだけ広がる気がしています。

※もし広島駅で英語を話している私を見かけたら、どうか温かく見守ってください。(笑)


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊

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