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68歳の私から見た、若者が結婚しない本当の理由

― 支援があっても、未来が描けない社会の歪み ―

私は68歳だ。
結婚し、子どもを育て、必死に働いてきた世代である。

だからこそ、
若い人たちが結婚しない現実を、
「他人事」としては見られない。

人口は減り続け、
国の土台そのものが揺らいでいる。

最初は私も、
「若者が臆病になったのではないか」
「責任を避けているのではないか」
そう感じていた。

だが、今の社会を冷静に見ていると、
問題は若者ではなく、
社会の構造そのものにあると思うようになった。

『社会に出た瞬間から始まる消耗』

今の若者は、社会に出た瞬間から消耗させられる。

・常に評価され、比較される
・失敗は許されない
・一度つまずくと立て直しが難しい
・正社員でも将来が見えない

この状態で
「家庭を持て」「子どもを育てろ」と言われても、
踏み出せないのは当然ではないだろうか。

精神が弱くなったのではない。
壊れないよう、必死に自分を守っている
私はそう感じている。

『子どもへの支援は、確かに手厚くなった』

今の子どもたちには、
私たちの時代には考えられなかった支援がある。

・医療費の無償化
・児童手当
・給食費の補助
・教育支援制度

これは事実であり、
子どもを守ろうとする社会の努力でもある。

しかし、ここに大きな矛盾がある。

支援はあっても、親になる前の不安は消えていない

支援があることと、
安心して親になれることは別だ。

若者たちが見ているのは、
「今ある支援」ではなく、
その先の人生である。

・この仕事を続けられるのか
・年を取ったとき生活できるのか
・病気や失業のとき守ってもらえるのか

支援は、
「子どもが生まれた後」には用意されている。
だが、
子どもを産む決断をするまでの不安は、
ほとんど手つかずのままだ。

だから若者は思う。
「支援があっても、自分が壊れてしまったら意味がない」

『私たちの時代、結婚は希望だった』

68歳の私が若かった頃、
結婚は生活の安定につながっていた。

子どもは未来への希望であり、
働くことは家族を守る誇りだった。

苦労はあった。
だが「頑張れば何とかなる」という感覚があった。

今はどうだろう。

結婚はリスク、
子どもは責任と不安、
働くことは消耗戦。

これでは、
どれだけ支援を積み上げても、
結婚に踏み出せない若者が増えるのは無理もない。

『壊れたのは若者の心ではない』

よく「若者の精神が弱くなった」と言われる。
だが、68歳の私にはこう見える。

壊れたのは若者の心ではない。
心が壊れやすい社会を、長い時間をかけて作ってきた。

余裕を奪い、
失敗を許さず、
助け合う仕組みを減らし、
自己責任だけを強調してきた結果だ。

『このままでは、国そのものが持たない』

人口減少は思想ではない。
現実の問題だ。

若者を責めても解決しない。
支援を増やすだけでも足りない。

必要なのは、
人が安心して大人になり、
安心して家庭を持てる社会を
本気で作り直す覚悟だ。

結婚しない若者を嘆く前に、
結婚できない社会を作ってきた私たち大人の責任も、
一度、静かに見つめ直す必要がある。

最後に
若い人たちは、敵ではない。
彼らは、この社会の「結果」だ。

支援があっても未来が描けない社会。
この歪みを放置したままでは、
誰の老後も、誰の未来も守れない。

68歳の今だからこそ、
感情論ではなく、
現実として、この問題を語りたいと思っている。

精神障害者も増えています。
まさに、結婚などしたくても生活していけない。

考えてもどうすればいいかわからない!


みなさんもどう思いますか。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊


 

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