バクティヨガ:音楽を楽しむだけで心の疲れがスーッと消える
忙しい毎日を過ごしていると、
「どことなく疲れている」
「疲れを吹き飛ばしてくれるような方法はないかな」
「爽快感を味わいたいたい」
などと思うことはありませんか。
そんなときにおすすめしたいのが、音楽を楽しみながら瞑想する「バクティヨガ」です。
「音楽を聞きながら?」
と不思議に思う人もいるでしょう。
バクティヨガは、インド文化に古くから伝わる伝統的な瞑想法の一つで、大きな愛や献身の気持ちを育むことを目的とします。
シンプルな歌や踊りを通じて、繰り返し願いを唱えるこの瞑想法は、初めての方でも気軽に取り組みやすいのが特徴です。
この記事では、ストレスに悩む方や瞑想に興味がある方に向けて、バクティヨガの基本からやり方までをわかりやすく解説します。
リラックスでき、すっきりした気分が味わえるはずです。
さっそく、この瞑想体験を通じて心と体を緩めていきましょう。
著者紹介
吉河 幸祈富
東京大学経済学部(経営学科)卒業、人生工学者
・瞑想塾 塾長
・瞑想アプリRelookコンテンツディレクター
・Brain-Psycho-Lab【16タイプ性格×脳科学】|note 監修
・「Ai-KNOW」|心理分析プラットフォーム 監修
・「人生工学〝いま〟から人生を変える科学的方法」|Kindle版 著
・株式会社ikigai 代表
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バクティヨガの効果
バクティヨガは、音楽やマントラ(ねがいごと)の反復を通じて、深いリラクゼーションと心の安定をもたらす瞑想方法の一種です。
特に歌や踊りなど、体を動かしながら行う点が特徴で、内側にこもりがちなイメージのある瞑想とは違った開放感を味わえます。
反復される音やリズムは脳を一定のパターンに導きやすく、結果として副交感神経が優位に働きやすくなるのです。
そのため、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が抑えられ、落ち着きを取り戻しやすくなると言われています。
さらに、歌やリズムを取り入れたバクティヨガでは、マントラなどを繰り返し唱えることで意識が集中し、外部からの雑念が減りやすくなるため、深い瞑想状態に入りやすいのです。
日々のストレスから離れ、心を解放できるのがバクティヨガの大きな魅力です。
バクティヨガのメリット・デメリット
メリット
音楽を使うためリラックスしやすく楽しい
音楽やマントラを使うため、瞑想初心者でも入り込みやすく、リラックスしながら楽しみやすい点が魅力です。
心がほぐれやすく、継続へのハードルが低いと言えます。歌や踊りの要素があるため気分転換になる
歌や踊りなど体を動かす要素があり、単に座るだけの瞑想に比べてエネルギーの循環を実感しやすい点がいいところです。
ストレス解消につながりやすく、気分転換にも最適です。ポジティブなマインドを維持しやすい
感謝や献身といったプラスの感情を育むプロセスを重視するため、人とのつながりをより大切に感じやすくなります。
また、日常生活でもポジティブなマインドを維持しやすいところも特徴です。
デメリット
周囲の目が気になる
歌や踊りを行うので周囲の目が気になる場合があり、静かな場所を確保する必要があります。落ち着いて慣れるまで時間がかかる
瞑想と比べて動きや音がある分、慣れないと落ち着いて内観するまでに時間がかかる可能性があります。
どんな人におすすめ?
座るだけでは退屈してしまう人
長時間座り続ける瞑想が苦手な人や静かに座るだけでは退屈してしまう人。
歌やリズムを通じて楽しみながら集中できます。発散したい人
ストレス解消を重視したい人。
歌や踊りを通じて発散しやすく、感情のデトックス効果も期待できると言えます。仲間たちと一体感を感じたい人
人とのつながりを感じたい人。
「音楽に乗せてマントラを歌う」など仲間と行うことで、共同体験から得られる一体感や安心感を得られるでしょう。精神性を深め、自己肯定感を高めたい人
感謝や献身といった精神性を深めたい人。
「信愛」「誠信」に関する言葉を唱えることでポジティブな気持ちを育み、自己肯定感を高めることが期待できます。瞑想に興味はあるが続かない人
瞑想の効果を実感しにくく、モチベーションが続かない人。
多人数で集まって行うとバクティヨガの楽しさを通じて、継続習慣を身につけやすくなります。
バクティヨガのルーツ
バクティヨガは、インドの古代から伝わるヨガの流派のひとつで、「神や真理への献身」を中心に据えた修行方法です。
バクティとはサンスクリット語で「献身」や「信愛」を意味し、神々に対する深い愛情と感謝の念を育てることで、人間のエゴや悩みを手放し、心の自由を得ることを目的とします。
インドでは、紀元前1000年頃に編纂された宗教的な聖典『ヴェーダ』や、紀元前後に成立した『バガヴァッド・ギーター』などにその基盤が記されています。
特に中世インドで興った「バクティ運動」と呼ばれる宗教改革運動は、ヒンドゥー教の神々への信仰を、身分や学歴といった垣根を超えて誰もが実践できるよう広めた点で大きな影響を与えました。
この運動の中で、バクティ(献身)の表現手段として詩や音楽、舞踊などの芸術的要素が積極的に取り入れられました。
その流れが現在のバクティヨガにつながり、歌やマントラの反復、踊り、祈りなどが主要な実践方法として定着したのです。
現代では、宗教的な要素を強調し過ぎず、精神的な安定やストレスケアを目的にバクティヨガを取り入れる人々も増えています。
こうしてインドの伝統をベースにしながらも、より身近で開かれた形へと進化を遂げてきたのがバクティヨガのルーツです。
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