日本のスティーヴン・キング死す(鈴木光司・死去)
本日も番外編!
日本のスティーヴン・キングと呼ばれた鈴木光司氏が亡くなりました。
68歳で病死だそうです。
鈴木さんと言えばJ-ホラーブームを巻きおこした(リング)が有名。
(リング)は鈴木さんの三作目として1991年に出版されます。
江戸川乱歩賞の最終選考まで残った作品でしたが、出版されました。
しかし当初は全く話題にならず売れ行きもパッとしなかった。
この辺りは既にnoteで書いております。
ジワジワと話題になり大ヒット!
そして映画化もされ、映画も大ヒット!
この作品のヒットが、その後J-ホラーブームを作り上げ、遂にはハリウッドでリメイク!
そして色んな国のホラー映画に相当の影響与えた作品となりました。
それは素晴らしい事だったんだけど、原作には無かった貞子のイメージが、映像化にあたりTVから出て来た貞子の画像に固められてしまった。
そして原作では幽霊みたいな扱いで、実体は出てこないのに、何時の間にか貞子は目に見える恐怖となってしまいました。
映像だとその方が分かり易いから仕方ない事ですが、その事で原作の良さが変わってしまったのが鈴木さんの不幸の始まりますでした。
その後(らせん)(ループ)と続き一応の完結を迎えます。
そして同時期に出た(ほの暗い水の底から)で、再び目に見えない恐怖を見事に小説にしたのですが、残念ながらそこが頂点で、後は下がる一方でした。
その後今度こそと新作出る度に読んだけど個人的には全くダメでした。
同じ人が書いたとは思えないレベルでした。
素人の傲慢さでもう書かない方がいいんじゃない?とまで批判した時もありました。
昨年遺作となる(ユビキダス)が出てますが、それは未読です。
総ては映像化の貞子が悪かった。
でもお陰で世界中で鈴木さんの名が売れた。
パラドックスだけど、やっぱ売れた方が良かったんでしょう。
批判をかなりした作家さんでしたが、歴史的傑作ホラー(リング)を生み出しただけで凄い事ですね。
これを機にもう一度読みおなしてみます。
読んでない方は一度はぜひ読んでみてください。
画像は問題のTVから出てくる貞子さん↓
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