「パワハラ、ダメ、絶対」。理不尽なパワハラに苦しむあなたへ伝えたいこと
はじめに
こんにちは。HASエンジニアです。
ありがたいことに、たくさんの読者様が私の記事を読んで頂いています。
私はスキやフォローしてくれた方の記事をよく読ませて頂いてるのですが、その中で会社の環境に慣れず、適応障害を起こされてしまった方の記事を見て胸が苦しくなりました。
「朝、目が覚めても、ベッドから起き上がれない……」
「また怒られるから、会社に行くのが億劫だな……」
もしあなたが今、そんなふうに感じているなら、それはあなたの甘えでも、弱さでもありません。
かつて、私も全く同じ状況にいました。
心身ともに限界を迎え、自分を責める日々。しかし、ある時を境に状況は一変し、私はこの経験を経て、新たな一歩を踏み出すことができました。
この記事では、パワハラ上司に苦しむあなたが、自分を責めずに、少しでも心を軽くするための方法をお伝えします。
休職や退職は決して「逃げ」ではありません。それは、あなた自身を守るための正しい選択です。
1.自分のパワハラ被害体験談
入社2年目、私は大きな仕事を任されました。しかし、全くうまくいかず、進捗会議では自分だけが常に叱られ、毎日が落ち込む日々でした。
会社に行くのが嫌で、憂鬱な気持ちに。当時は就職氷河期で他に転職先もなく、「この会社にしがみつくしかない」と思っていました。
課のメンバーはみんな高圧的で、
「なんでこんなこともできないんだ」
「お前なんかどこに行っても通用しない」
といつも言われ続ける「四面楚歌」状態でした。
次第に、自分の悩みを誰にも打ち明けられなくなり、自分の感情を「言語化」することすらできなくなりました。
気づけば、私はうつ状態に陥っていたのです。

「自分はうつ病なのでは…?」
そう思い、思い切って社内の健康管理室に相談に行くことにしました。
最初に勇気を出して上司に「うつかもしれません」と打ち明けても、
「は?そんなはずないだろ!そんなこと言っていると本当にうつになるぞ!」
と一蹴されたからです。
健康管理室の担当者は、私の話を聞いて心療内科を紹介してくれました。カウンセリングを受ける日々が始まり、少しずつ心が楽になっていきました。
しかし、ある日、信じられない出来事が起こります。
上司が健康管理室に乗り込んできて、
「こいつは『うつ』に逃げ込んでいるだけだ!」
と言い放ったのです。
その時、私の味方になってくれた健康管理室の方が、毅然とした態度で上司にこう言い返してくれました。
「今、あなたの部下がこのような状態になっているんですよ!上司として、なぜこんな状態にまでしてしまったのですか?上に報告します!」
その言葉に、普段は高圧的な上司が、うなだれてこう言いました。
「……私は、部下の育て方がわからない……」
この出来事をきっかけに、私は自分を責めるのをやめ、心の重荷を少しずつ手放すようにしたのです。
2.その上司、本当に「パワハラ」かも?
「上司の厳しい指導は、自分の成長のためだ」
そう自分に言い聞かせて我慢していませんか?
しかし、その指導はもしかすると単なるパワハラかもしれません。ここでは、あなたを追い詰める上司に当てはまらないかチェックしてみましょう。
1. 自分の実績が最優先!
自分の手柄のために無理な目標を押し付けていませんか?
手柄は大々的に発表、チームの問題は口を閉ざす。身に覚えがあるかもしれません。
また、自分の評価にもつながるので、メンバーに「うつ状態」の人がいるのを認めたくないのです。
2. ミスは「個人」のせい
トラブルが起きたとき、仕組みではなく個人の能力や意識の問題にすり替えていませんか?
よく「お前なんかいなくてもいい」などと言いますが、担当者がいなくなればそれこそ業務が回りません。「代わりがいくらでもいる」と思っているのです。
3. 長時間労働=美徳
長時間残業で乗り切るという精神論を振りかざしていませんか?
業務があふれるしくみを改善せず、労働時間で乗り切るのはマネジメントではありません。
4. 「飲み会はコミュニケーション」の強制
仕事が終わっても、2次会3次会への出席などプライベートな時間を無視して交流を強制してきませんか?
「本当はお前らから”2次会に行きましょう!”って言うべきだろ?」
残念ながら私の会社にはいまだこのような思考の人が結構いるのです。
5. 対策案を強要する
問題が起きたときに、具体的な解決策を考えず「お前のせいなんだけどどうすんの?」と「落とし前」を要求していませんか?
3.「もう限界」と思った時に、自分を守るための3ステップ
もし、あなたの心身がすでに疲弊しているなら、一人で抱え込む必要はありません。ここでは、そんな状況から自分を守るための具体的な3ステップをお伝えします。
ステップ1:現状を「言語化」する
パワハラを受けている人は、自分がなぜ辛いのか分からなくなることがあります。まずは、パワハラ上司の特徴と、実際に言われたことやされたことをメモに書き出してみましょう。
「こんな時、私はこう感じた」
「この仕事を任されて、こんなにプレッシャーを感じた」
このように言語化することで、自分を苦しめているものの正体がはっきりと見えてきます。
ステップ2:社内の「味方」を見つける
次に、社内にいる「味方」に相談してみましょう。
たとえば、健康管理室や人事部、ハラスメント相談窓口などが挙げられます。
持続可能な社会を築くことを目標に掲げている会社なら少なくともハラスメント対策の窓口を用意しているはずです。
ステップ3:環境を変えるという選択肢を持つ
健康管理室のサポートで診断書をもらった時、私は「休職」「異動」そして「退職」という選択肢を初めて真剣に考えました。
「お前はどこに行っても通用しない」と上司に言われ、洗脳されていた私にとって、それはとても怖いことでした。しかし、自分の心と体を壊してまで今の環境にしがみつく必要はありません。
「環境を変える」ことは、決して「逃げ」ではありません。新しい環境で、新しい可能性を開花させるための正しい選択なのです。
休職は「逃げ」じゃない。それはあなたを守るための正しい選択です
「休職したら、もう終わりだ」
「転職なんて、この歳では無理だ」
パワハラ上司にそう言われ続け、自分の可能性を閉ざしていませんか?
それは、あなたがこれ以上自分の殻を破れないようにするための「洗脳」です。
もし、今いる環境から「外れる」という決断をしたとしても、どうか自分を責めないでください。
それは決して間違いではありません。
むしろ、あなたの心と体を守るための勇気ある、正しい選択なのです。
私自身、パワハラ上司の支配から抜け出し、部署異動という形で環境を変えたことで、新しい場所で自分らしく働くことができました。
あなたの人生は、あなたのものです。
このnoteを読んでくれたあなたが、もう一人で苦しまないでほしいと心から願っています。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
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