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属人化は「マニュアル」だけで消えない!?|現場崩壊を招くマネジメント9割の誤解

はじめに

「業務の属人化を排除し、仕組みで回る組織を作ろう」

マネジメントの教科書には、
そう書いてあります。

現代の管理職も、
それが正しいことだと頭では分かっています。

マニュアルを作る、自動化ツールを開発する、
色々属人化排除の手段はあると思います。

しかし、それだけでは真の「属人化」は排除できません。

今回紹介するのはかつて私が遭遇した、
一人の真面目な若手社員
——仮に「K君」と呼びます——との出来事です。

それは、組織にはびこる「属人化」という病が、
どれほど静かに、深く、人の心を蝕んでいるかを思い知らされた
体験でした。


今回の記事はハルマガキャンペーンの
『あなたのストーリー2026』にエントリーします!

特にこの経験を通じて未来の自分への戒めとしたいです。
#あなたのストーリー2026
#ハルマガメイト



1.荒れ狂う現場と、孤軍奮闘する若手

あれは、私が他部署の応援として、
ある新製品の海外向けデモ出荷を
手伝った時のことです。

私の担当する申請関係は全て終わったのですが、
試作品そのものの用意が全くできていない。

試作品の出荷基準は曖昧、
トラブルが起きた時の責任所在も不明。

ハードウェアの問題なのか、
ソフトウェアのバグなのか、
切り分けの基準さえ定まっていない。

にもかかわらず、
出荷期限だけは容赦なく迫ってくる状況でした。


そんな中、
獅子奮迅の働きを見せていたのがK君です。

彼はまだ若手ながら、
現場の混乱を一手に引き受け、
連日遅くまで残業を重ねていました。

本来彼の仕事は製品評価を
担当していたのですが、

急遽海外デモが決まったため、評価の仕事を後回しに、急いで試作品調整をしなければならなかったのです。

そして迎えた金曜日の深夜。

K君の頑張りのおかげで、
なんとか必要数の試作品が揃い、

あとは私が引き取って梱包と出荷手続きをするだけの状態になりました。

帰り支度を終えたK君が、
私のデスクにやってきました。

彼は翌週の月曜日、
久しぶりの有給休暇を取る予定でした。

「HASさん、あとはお願いします」
そう言って引き継ぎを終えた後、

「これ、僕の個人の携帯番号です」

「月曜は休みですけど、何かトラブルがあったら、いつでもここに連絡してください。出られるようにしておきますから」

そういって彼は休みに入りました。

何気ないやり取りなんだけど・・・

2.「責任感」という言葉に隠された、組織の闇

皆さんはこの状況をどう捉えましたでしょうか?

全くまとまっていない職場だ。
遅くまで仕事していて体調が心配。
責任ある若手だ。
若手が頑張っている、見上げた心がけだ。

色々意見が出るかと思います。

もちろん作業という点では、その人にしかできない、他にできる人がいない等、目に見える属人化はあると思います。

しかし、今回私が一番に問題と感じたのは

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