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老人ホームのオムツはどこへ行くのか?オムツから見る日本の未来

介護の仕事をしていると、毎日大量のオムツが出る。

朝になれば大きなゴミ袋が何袋も並び、その量に驚くこともある。

ふと考えた。

「このオムツは最後にどこへ行くのだろう?」

日本では高齢化が進み、介護施設や在宅介護から出るオムツの量は年々増えている。

多くは焼却処分されるが、その量は膨大だ。

さらに、ゴミ処理場では生ゴミや汚泥などからメタンガスが発生する。

メタンガスは適切に管理されれば発電などに利用できるが、管理を誤ると爆発事故につながる危険もある。

ニュースでは、大阪・夢洲(ゆめしま)の工事現場でメタンガスによる爆発事故が発生したことも報じられた。

私たちが普段捨てているゴミは、見えなくなっただけで消えているわけではない。

また、トイレで流した水も同じだ。

下水処理場で浄化されて自然へ戻されるが、薬剤や化学物質、マイクロプラスチックなど新たな課題も指摘されている。

介護現場で働いていると、人間は食べて、排泄して、生きていることを毎日実感する。

そして高齢者が増えれば増えるほど、ゴミや下水の問題も大きくなっていく。

これからの日本は、高齢化だけではなく、環境問題や資源問題とも向き合わなければならないのだろう。

しかし悲観するだけではない。

技術は進歩している。

オムツを再資源化する技術や、メタンガスをエネルギーとして利用する技術も開発されている。

昔は捨てるだけだったものが、将来は資源になるかもしれない。

介護の仕事をしていると、人の老いを目の当たりにする。

同時に、社会全体の未来についても考えさせられる。

毎日捨てている一枚のオムツ。

そこから、日本の未来や環境問題まで見えてくる気がする。

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