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何もできない日に、移動が救ってくれた話 ― 移動のすすめ


はじめに

今回は「動けない日に気づいた、移動の力」というテーマで書いてみようと思います。

皆さんは、最近“移動”していますか。

元気なときは、気づかないうちに動けています。
でも、元気がないときほど、身体も心も固まってしまうものです。
私自身、双極性の波やADHDの思考の暴走、不安の強い時期を経験してきて、
その違いをよく感じてきました。

だから今日は、そっと「移動の大切さ」について触れてみたいと思います。

1|身体を動かすと、頭がほどける


私はADHDの傾向があり、思考が止まらず、頭の中が“ぐるぐる”してしまうことがあります。

そんな時は、ほんの少しだけ歩くようにしています。

場所を変えると、絡まっていた思考がゆっくりほどけていくような感覚があります。
歩くリズムに合わせて、呼吸も落ち着いていきます。
気づいたら、ふっとアイデアが浮かんでくることもあります。

思考がまとまらない日ほど、
数分でもいいので歩いてみてください。
小さな移動が、心のスペースをつくってくれます。

2|物語の中に、移動する



休職していた頃、不安が強くて、現実の世界にとどまるのがつらい時期がありました。

そんな私を支えてくれたのが、小説やアニメ、映画といった“物語”でした。

物語に集中している間だけ、不安が少し薄れていく。
現実からそっと離れて、別の人生に身を置ける。
今思えば、あれは「思考の内側への移動」だったのだと思います。

最近は、なろう小説やカクヨムなどで無料で読める作品も多いですし、
私はKindle Unlimitedで気の向くままに読み漁っていました。

物語でなくても大丈夫です。
自分が安心してのめり込める世界に“移動”できるなら、それで十分です。

3|辞めることも、移動だった


鬱症状がひどい時期、私はベッドから動けず、ほとんど寝て過ごしていました。
そんな自分を責め続けていました。

当時、カウンセラーに言われた言葉があります。

「回復期には、休養が必要なんですよ」

当たり前のことですが、その言葉をきっかけに、私は意識的に
「寝るモードへ移動する」
という選択をするようになりました。

なんとなく寝るのではなく、
「今は体調が悪い。だから休む」
と自分にそっと許可を出す。

それだけで、何もできない自分を少しだけ受け入れられるようになりました。

辞めること、立ち止まること。
それは後退ではなく、前に進むための“移動”なのだと思います。

おわりに


小さく動けば、世界も少し変わります。
身体の移動でも、思考の移動でも、どちらでもいい。

今日、あなたはどこへ移動しますか。
ほんの数歩でも、物語の中でも。
その小さな移動が、そっとあなたを助けてくれるかもしれません。

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