「妻には敵わない」
読者の皆様、毎回スキ・コメント頂き有り難うございます。
とても、気持ちが温かくなります。
今回は、私の透析や仕事の話しから、ちょっと離れて、スピンオフ的な記事です。
今回のテーマは、ザ・自慢話しです!
自慢は自慢でも、妻の自慢を、めいいっぱいさせて頂きたく思います!
私と同年代(54歳)くらいの、妻帯者の男性の皆様、家事やってますか?
私は、洗濯、家の片付け、食器洗い、料理を、やって居ました。
うっ!違う、やっている気になっているだけでした・・・
と、言うのも、確かに私は家事はやって居たけど、それは、週末の休みで、妻が仕事でいない時だけでした。
私のこれまでの記事を読んで下さった方はお分かりになると思いますが、私は、これまで、明けても暮れても、仕事、仕事、仕事、でした。
だから、平日は、仕事から帰って来たら夕飯が有るのが当たり前になっていました、、、
うちの妻は気が強くて、殆ど弱音は見せない人間です。(ここは、私とそっくりですが、、、)
私が透析導入となる半年くらい前に、定期通院で、あと半年くらいが限度との見立てを主治医から告げられた日、妻に「透析導入が思ったより全然早くなりそう」と告げました。
妻は「えっ、どれくらいなの?」と言ったので、あと半年が限度見たいだ、と話しました。
その時妻は一瞬顔を曇らせましたが、
妻から出て来た言葉は「そーか、しょうがないじゃん、気にしたっていずれ透析になる事は分かっていたんだし、なる様になるよ、ポジティブに行こう」と言ってくれました。
それからでした。
私はあまり気にして居ませんでしたが、ある日気づいたら、家に腎臓病の食事の本が1冊、2冊、3冊と、どんどん増えて行って居ました。
そうです、妻は腎臓病患者の食生活を勉強してくれて居たのです!
私が透析導入になる1年くらい前から、既に、妻と一緒に減塩には取り組んでいました。
腎臓病患者は、1日の塩分6gです。
1日6gは、朝食、昼食で、大体3g摂取します。
よって、夕飯の塩分は3g以下が限度です。
その為、減塩生活には慣れて来ていました。
妻はフルタイム所か、忙しい時はリモート含めて週7で仕事をして居る時期もあり、また、月に1〜2回出張も有る仕事環境です。
しかし、必ず週1回は私の運転で、スーパーに買い物に行き、翌週1週間分の買い物をし、帰宅後は休む間もなく、料理を始めるのです。
この時、私と言えば、やっと、腎臓病患者は、減塩、カリウム、リンの注意が必要なのだと、やっと理解し始めたくらいの、腎臓病の食生活に対しての勉強の遅さ、、、
注意が必要な事は分かったし、減塩も分かる。
だけど、カリウム、リンって、どうすれば良い???
妻が買って来た本を読んでも、イマイチ分からない、、、
カリウム、リンって、なんかパズル見たいでよく理解出来ず、、、
それでも、本を読み続けて、やっと、カリウムは野菜に多い含まれるいて、カリウムを落とすには、野菜を茹でこぼす、若しくは、水に晒せば、カリウムは落ちるらしい。
やっと、私が、これくらいの基礎知識が付いた頃、妻の料理を見ていました。
そしたら、妻は、この下処理を当たり前の様にやって居たのです。
私も料理は少し出来ますが、読者の皆様の中にも料理をする方もいらっしゃると思いますが、この下処理工程が、一見、野菜を水に晒す、茹でこぼすだけ、の様に感じますが、この工程を料理に組み込みだけで、調理時間が掛かり、手間が増えます。
しかも、妻は、野菜、肉、魚、果物でも、比較的にカリウム、リンが少なめな食材をチョイスしていて、また、食卓に並ぶ時には、それぞれの食材で、私が食べて良い分量だけしか、出てこない。ここまでの事を当たり前にやってくれていたのです。
この他にも、減塩・カリウム・リンを気を付けながらも、美味しく感じる様に色んな工夫をしてくれているんです。
且つ、決定的なのは、「美味しい!」
普通に考えて、減塩、カリウム、リンの事を考えて調理したら、そんなに美味しくない筈。
しかし、妻の料理は、ここまで気を使っても、
とって〜も、美味しいのです!
ある時、私が妻に「野菜、水に晒したり、茹でこぼしたり、してくれているんだ」
と、言ったら、妻は「何言ってんの?今更、もうずっとやってるよ、何だったら、肉だって、余分な油を抜く為に、湯通ししてアク、油を取ってるよ!」
時には、私が仕事から帰って来ると、私の大好物のカレーや唐揚げとかも出てくる事も有り、
「俺、これ食べて大丈夫なのかな?」
「大丈夫だよ、大丈夫な様に作ったから!」
もう、脱帽です。
と、言うか、凄い、凄過ぎ、、、
何も言えない。
俺の妻、凄い。
自身も1週間、ここまで仕事をしているのに、私の為に、ここまで気を使って、料理を作ってくれているんだ〜
しかも、随分前から、、、
しかし、私には、なかなか言えない一言が有るのです、、、
「いつも、有難う」
この一言が、言えない
私と妻は、約30年の仲です。
なんか、今更、気恥ずかしい感じで、この一言が、どうしても言えない、、、
だから、その代わりに、
ご飯を食べながら「美味い!、美味い!」って言ったりしてw
心の中で、「有難う!」
そんな、透析生活のある日、妻から言われて、病気の栄養指導を受けに行く事になりました。
透析センターで言ったら、早速、手続きをしてくれたのですが、栄養指導を受けるには、2週間分の朝昼晩の食事内容を用意する必要が有るとの事で、2週間分の食生活履歴を作りました。
そして、いよいよ、栄養指導が始まりました。
まず、栄養士の先生が、事前に私の2週間分の履歴を調べた上で、「一通り、拝見しました。結論から先に言うと、悪くはないけど、あと一歩、履歴を見る限り、1日の塩分は7〜8g、カリウム、リンも、もう少し頑張れますね」
との事だった。
私からすると、何?そんな訳ないだろー
って感じで、そこから、栄養士の先生に、
妻は、こうやって、ああやって、どうやってetc、、、猛烈に説明しました。
加えて、カップ麺、スナック菓子、加工食品等は殆ど口にしてない!
と、まさに、食って掛かる様に話しました、、
そしたら、黙って私の説明を聞いていた先生が、
「なるほど〜、それだったら話しは別ですね、訂正します。あなたの食生活だったら、塩分は大体6g、カリウム、リンも控えめ、且つ、一日の必要なカロリーも取れていますね。
今の食生活を継続して頂ければ大丈夫です。
良い奥様ですね」
やった!勝った!、妻のやってくれている事が、プロから、ちゃんと評価された!
帰宅後、妻に栄養指導の話しをしたら、妻は、ちょっとホッとした顔しながらも、
「あったりまえじゃ〜ん、私を誰だと思ってんの〜」
って言っていました。
本当に、妻には有り難いと思った、と、同時に私は透析患者になって下ばかり見ていたけど、これからは、私も積極的に出来る範囲で家事をやろう。妻の負担を多少だけでも減らしたい、と思った。
妻には面と向かって、なかなか言えないけど、この記事で、大声で言わせてください。
「いつも、支えてくれて、本当に有難うーーーーーー!」
