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恩送り日記9 折り鶴に込められた恩送り

あなたは、何かに添えられていた小さなものから、思いやりを感じて温かい気持ちになったことはありませんか?

以前、私は野菜や日用品を定期的に宅配してもらっていました。

ある日、届いた品物を確認していると、
共済保険のチラシが一枚入っていました。

そのチラシは、いつもと少し様子が違いました。
上半分は文字や写真での説明なのですが、
下半分には色とりどりのデザインが印刷されています。

しかも、表だけでなく裏面にも美しい模様があり、
いくつものデザインが並んでいました。

「これは何だろう?」

そう思ってよく読んでみると、
そのチラシの下の部分を切り取って、
折り鶴を作ってほしいと書かれていました。

折った鶴は、共済保険の資料を取り寄せた方や、
事故や病気で補償を受ける際にやり取りする手紙に
添えられるのだそうです。

もしよければ協力してほしい、
というお願いでした。

チラシは、興味を持たれなければ
そのまま処分されてしまうことも多いものです。

でもこのチラシは、
誰かへの思いやりを届けるためのものでした。

「なんて素敵な企画なんだろう」

そう思いながら、私は喜んで折り鶴を折りました。

どこかの誰かが、
一日も早く回復しますように。
これからも幸せに暮らせますように。

そんなことを思いながら鶴を折る時間は、
私にとってとても温かいひとときでした。

チラシのデザインも美しく、
どの面を表にするか考えるのも楽しくて、
久しぶりに折り鶴を折る時間を持つことができました。

そういえば、前に折り鶴を折ったのは、
子どもの希望校合格を願って折った千羽鶴でした。

あのときの、
子どもの幸せを願う気持ちと、
この願い、人の幸せを願うところが重なります。

宅配してくださる方や、
共済保険の担当者の方を通して、
この折り鶴が必要としている方のもとへ届いていく。

そう思うと、胸がじんわりと温かくなります。

怪我や病気で気持ちが落ち込んでいる方が、
ふと手紙に添えられた折り鶴を見て、
少しでも心が和らいだら――。

受け取った方の柔らかな笑顔が目に浮かび、
こちらまで幸せな気持ちになります。

小さな折り鶴ですが、
そこにはたくさんの人の思いやりが込められています。

今日もどこかで、
小さな恩送りが、そっと誰かのもとへ
届いているのかもしれません。

このnoteでの投稿が、
小さな水滴が波紋を広げるように、
「恩送り」が自然に広がっていきますように。

今日も心豊かな一日になりますように。✨


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