妻には秘密の結婚3回目の猛者との話
今日は出張でした。
そしてたまにの泊まりの出張。夕飯何食べたのか妻には逐一報告しないので、完全に自由です。正直、ウキウキです。
普段は屋内業務中心ですが、今日は年に数度の屋外作業。しかもビルの屋上炎天下。温度計で測った気温なんと38度。暑かったです。
昨年の同時期の作業記録を見ると33度。確か結構雲が日差しを遮っていました。
同じ作業でも、昨年はそこまで疲れた感じはしなかったのですが、今年はとんでもなく疲れました。これが暑さというものでしょうか。体力をだいぶ持っていかれた気がします。
そんな中思ったのは、
植物達もさぞ暑かろう。
明日の夕方まで水やりをせず、イチジクの実は無事耐えられるだろうか………
植物の多くは、太陽の直射日光の全てを利用できている訳ではないらしく、むしろ夏の日差しは少し遮った方が優しいとも聞きます。
普段から屋外作業の方々にも頭が下がる思いです。そりゃ冷却ファンのついた作業着も売れる訳です。
そして夕飯。どうしようかと宿泊先近くの商店街を散歩。焼き鳥推しの居酒屋に決めました。
1人なのでカウンターに通され座ります。
アラ還で私服の赤いポロシャツの男性が1人座っていました。
私はそこから離れた席に着きました。
程なくして、もう1人、ニット帽をかぶりハーフパンツの、下北にいそうなオシャレなアラフォーのおひとり様が座りました。
カウンターに3人となりました。各々席一つ開けて座っています。
私は業務終わりだったので白いポロシャツのまま。
白ポロの私、下北ニット帽、赤ポロ男性の並びです。
メニューを見るとなんと60分飲み放題880円。これと焼き鳥に決めました。焼き鳥も最安は一本50円と破格。なんとリーズナブルかとついつい頼んでしまいます。
隣の下北ニット帽の男性が、ハムカツを頼みました。
するととんでもなく厚く、厚さ3cmはあろうかという厚さです。私もビビりました。頼もうか迷います。
赤ポロ男性もたまらず「厚いですね」と下北ニット帽に話しかけました。
それをきっかけに、ふたり、というか赤ポロ男性が身の上話を始めました。途中まで、私はラジオを聴いているかのような感覚で流れてくる話を聞いていました。
サイコロ唐揚げ(390円)というメニューがあり、サイコロ2つ振って出た目の数だけ唐揚げが出てくるというギャンブルメニュー。面白いじゃない。
カランコロンとやってみると、なんと5と6で11。11個も出てきました。流石に食べきれないので、手をつける前に下北ニット帽と赤ポロ男性に良かったら食べませんかと分け、後ろの席のテーブルアラサー男性にも分けました。

普通に美味しく、ゲソの酒盗焼きと絡めたらまた絶品でした。

そこから、私も話に混ざりました。
赤ポロの男性は、今結婚3回目。しかも最初の奥様は日本育ちの中国人、2人目は日本人、3人目の現在の奥様はロシア人で20歳以上年下というかなりのやり手。
それだけで私なんかより遥かに人生経験を積んでいます。
赤ポロ男性に結婚生活を続ける上で大事なことは何か質問してみました。
すると、
相手を思いやる優しさ
オーバーなくらいの愛情表現
……あと一つくらい言っていたのですが、飲んでいたので忘れて
あ、
しっかり話を聞くこと。
男性って苦手ですよね、オーバーなくらいの愛情表現、しっかり話を聞くこと。
一般的な日本人男性にとって、なかなか簡単ではないことです。かく言う私も苦手です。聞き役で良いと分かっていても、つい 〜してみたらいいじゃない、と口を挟んでしまいます。愛情表現も、オーバーなくらいに出来るのは、私の周りでは1人しかいません。
赤ポロの男性も結婚3回目なので、良いのか悪いのかは分かりませんが、辿り着いた真理なのだと思います。
それと、アメリカに住んでいた話とか政治の話、宗教の話、抱いた女性のことは全て体が覚えているが写真は全て捨てて持っていないこと、最初の奥さんとの間に子供がいるが壮絶な喧嘩別れだったこともあり会っていない(それでも子供の年齢はすぐに答えていた)ことなどを話ました。
赤ポロの男性いわく、外国の女性の方が母性が強いとのことでした。
母性ってどんなものですか?
と聞くと、「子供に対する愛情だったり、パートナーへの優しさ、愛情、思いやり。今の日本人女性よりも全然母性豊かだと思います。」とのこと。
最後に私へ、
「あなたは優しい所があるから、そういった優しさや、日本人は真面目だから、その真面目さをアピールしたり、自分の気持ちをきちんと伝えると、外国の女性にも通用すると思う。」とアドバイスをくれました。
いつどんなことがあるか分からないので、真っ直ぐに受け止め、今後の参考にさせて頂きますとしめて会計をしました。
自分のことを上手く相手に伝えること、自分の気持ちを誤解なくきちんと伝えるということは、恋愛においても大切です。
しかし仕事でも家庭でも、全ての基本となることで、分かってはいても出来る時ばかりではなく、だからこそ人間関係も複雑になるのだろうなと思いました。
今日はそんな、カウンター席も悪くない。アラ還の方と肩を並べて話をするなんて、自分もいい歳になったものだなと思った話でした。
ほろ酔いで歩く商店街の帰り道は、訳もなく何かを探す様な、少し人恋しいような、どことなくもう一杯飲みたい気分になるのはなぜでしょう。
飲んで程々酔った帰り道のふわふわした気持ちには、日本語として名前をつけてもいいのではないか。なにが良いだろう。
そんな風に思いながら、今日の業務は終了しました。
みなさま、今日も暑い中お疲れ様でした。
