わずかの命
森田碧さんの「余命一年と宣
告された僕が、余命半年の君
と出会った話」を読みました。
この小説は、心に深く響く純
愛ストーリーで、読後感が非
常に印象的でした。
余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話
森田碧 (著)
高校一年の冬、早坂秋人は心
臓病を患い、余命宣告を受け
る。
絶望の中、秋人は通院先に入
院している桜井春奈と出会う。
春奈もまた、重い病気で残り
わずかの命だった。
秋人は自分の病気を隠して彼
女と話すようになり、死ぬの
が怖くないと言う春奈に興味
を持つ。
自分はまだ恋をしてもいいの
だろうか?
自問しながら過ぎる日々に変
化が訪れて……?
淡々と描かれるふたりの日常
に、儚い美しさと優しさを感
じる、究極の純愛小説。
森田碧 (著)
物語は、心臓病で余命一年を
宣告された高校生の早坂秋人
が主人公です。
彼が通院先で出会った桜井春
奈もまた、重い病気を患って
いました。
二人の出会いから始まる儚く
も美しい関係性に、私は引き
込まれていきました。
特に印象的だったのは、秋人
が自分の病気を春奈に隠した
まま、彼女との時間を過ごす
様子です。
死を目前にした二人の若者が、
互いに惹かれ合いながらも告
白できない心情が、胸を締め
付けるようでした。
森田さんの描写は淡々として
いながらも、登場人物の感情
を巧みに表現しています。
秋人と春奈の日常のやりとり
や、死への向き合い方に、私
は何度も涙を誘われました。
また、この小説の設定が非常
に新鮮だと感じました。
両方の主人公が病気を抱えて
いるという点が、他の恋愛小
説とは一線を画しています。
この設定により、物語全体に
独特の緊張感と切なさが漂っ
ていました。
読み終えた後、私は人生の儚
さと、それでも愛することの
大切さを強く感じました。
この物語は、私たちに命の尊
さと、限りある時間の中で真
摯に生きることの意味を問い
かけているように思います。
森田碧さんのデビュー作であ
る本作は、多くの読者の心を
掴み、異例の大ブレイクを果
たしました。
私も、この感動的な物語に出
会えたことを心から嬉しく思
います。
若い読者だけでなく、幅広い
年齢層にぜひ読んでいただき
たい一冊です。
Kindle版

Audible版

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