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歴史の重みと人間ドラマ

『チ。―地球の運動について
  ―』第1巻を読みました。
硬貨を捧げれば、パンが手に
          入る。
税を納めれば、権利が与えら
           れる。
労働を捧げれば、報酬が得ら
           れる。
では、この世のすべてを知り
たい時、私たちは何を捧げれ
    ばよいのだろうか?

 この問いから物語は始まる。
『チ。―地球の運動について
         ―』第1巻。
この世のすべてを知ることは、
果たして本当に可能なのだろ
           うか。
「ページをめくる手が止まら
ない」舞台は15世紀ヨーロッ
パ、異端思想が火刑に処され
          る時代。
主人公ラファウは、合理主義
を重んじる神童として将来を
嘱望されていましたが、ある
日、謎の男との出会いが彼の
 人生を大きく変えていきます。


チ。―地球の運動について―(1)
(ビッグコミックス)
魚豊 (著)

動かせ 歴史を 心を 運命
      を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。
異端思想がガンガン火あぶり
   に処せられていた時代。
主人公の神童・ラファウは飛
び級で入学する予定の大学に
おいて、当時一番重要とされ
ていた神学の専攻を皆に期待
        されていた。
合理性を最も重んじるラファ
ウにとってもそれは当然の選
択であり、合理性に従ってい
る限り世界は“チョロい”はず
         だった。
しかし、ある日ラファウの元
に現れた謎の男が研究してい
たのは、異端思想ド真ン中の
「ある真理」だった―― 命を
捨てても曲げられない信念が
あるか? 世界を敵に回して
も貫きたい美学はあるか? 

アツい人間を描かせたら敵ナ
シの『ひゃくえむ。』魚豊が
描く、歴史上最もアツい人々
        の物語!!
ページを捲るたび血が沸き立
     つのを感じるはず。
面白い漫画を読む喜びに打ち
        震えろ!!

チ。―地球の運動について―(1)
(ビッグコミックス)
魚豊 (著)
Amazonより

知ることの「怖さ」と「美し
            さ」

この作品の最大の魅力は、「
知ること」への情熱と、それ
に伴う恐怖や葛藤がリアルに
    描かれている点です。
ラファウは、世界の真理を追
い求める中で、自分の信念と
社会の常識、命の危険との間
      で揺れ動きます。
「人生を捨ててまで貫く価値
 があるのか?」という問いは、
読者である私自身にも突き刺
        さりました。

歴史の重みと人間ドラマ  

15世紀という時代設定も秀逸
           です。
科学がまだ「異端」とされて
いた時代、真理を追究するこ
とがどれほど危険だったか。
その重みが物語全体に緊張感
      を与えています。
一方で、登場人物たちの熱い
信念や美学が、暗い時代背景
の中でも強い光を放っていま
            す。

読後感:自分の「信念」と向
      き合いたくなる

私はこの漫画を読んで、「自
 分だったらどうするだろう?」
   と何度も自問しました。
知ってしまった真実に、果た
して自分はどこまで向き合え
          るのか。
ラファウたちの姿に胸が熱く
なり、同時に自分の生き方に
 ついても考えさせられます。

ラファウがノヴァクを論破

ラファウ
「ソクラテス曰く、誰も死を
味わってないのに、誰もが
最大の悪であるかのように
       決めつける
エピクロス曰く、我々のある
    ところに死はない。
死のあるところに我々はい
セネカ曰く、生は適切に用
すれば十分に長い僕はその
   全てに賛成できる。」

ノヴァク
「そんなの2千年近くも前の
愚かな異教徒の言葉だろ」

ラファウ
「感動できる。多分、感動は
寿命の長さより大切なもの
         だと思う」

チ。ー地球の運動についてー1

カッコいい私的には、この言
   葉に感動を覚えました。

まとめ

『チ。』は、単なる歴史漫画
や学問漫画の枠を超え、「生
きるとは何か」「信念とは何
    か」を問う作品です。
知的好奇心を刺激されるのは
もちろん、登場人物たちの熱
いドラマに心を揺さぶられた
い方には、ぜひ手に取ってほ
       しい一冊です。
私自身、すっかりこの作品の
      虜になりました。


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自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より

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