娘の「できないから、やりたくない。」が、私の人生を変えた。
「できないから、やりたくない。」
年長だった娘が、私に言った言葉です。
その一言を聞いた瞬間、胸がギュッとなりました。
「このまま”できないからやらない”が当たり前になってしまったらどうしよう。」
そんな不安でいっぱいになった私は、娘のためを思い、一生懸命縄跳びを教えました。
「もう一回!」
「あと一回だけ!」
気づけば、そんな言葉ばかりかけていました。
娘を責めたかったわけではありません。
できるようになれば自信がつく。
運動が好きになってくれる。
そう信じていたからです。
でも…。
頑張れば頑張るほど、娘の笑顔は少しずつ減っていきました。
ある日、ふと立ち止まって思ったんです。
「私は、誰のために頑張っているんだろう。」
娘のため?
それとも、「できるようになってほしい」と願う私自身のため?
答えはすぐには見つかりませんでした。
私は体育大学を卒業し、保健体育の教員免許も持っています。
学生の頃は、
「運動が苦手な子も、身体を動かすことを楽しめるような体育の先生になりたい!」
そんな想いで、大学で学んでいました。
卒業後、実際に学校の先生になる道は選びませんでしたが、運動が苦手な子の力になりたいという想いは、ずっと心のどこかにありました。
だからこそ娘にも、
「できるようになれば、自信がつく。」
「できるようになれば、きっと運動を好きになれる。」
そう信じて、一生懸命教えようとしていたのだと思います。
でも、自分の娘と向き合う中で、初めて気づきました。
できるようにするための知識だけでは、
子どもの
「やってみたい」
は育てられない。
私は「できるようになること」ばかり見ていて、娘の「やってみたい」という気持ちを見ていませんでした。
ずっと、
「教えればできるようになる。」
そう信じていました。
でも、娘には通用しませんでした。
だから私は、
縄跳びを教えることはやめました😂
その代わりに始めたのは、
縄跳びにつながるあそび
片足でケンケンしたり、
リズムに合わせてジャンプしたり、
くるくる回ってバランスを取ったり。
親子で一緒にたくさん遊びました😊
「こんな遊びばかりで、本当に縄跳びが跳べるようになるのかな。」
そんな気持ちは何度もありました💦
それでも、親子で遊ぶ時間を重ねるうちに、娘は少しずつ笑うようになり、
「楽しい!」
そんな言葉が増えていったのです。
そして、ある日。
娘が、自分から縄跳びを持ってきました。
そして、私の顔を見て言ったのです。
「ママ。もう一回、やってみる!」
涙が出るほど嬉しかったのを、今でも覚えています。
縄跳びが跳べたからではありません。
娘自身が、
「やってみよう!」
そう決めたことが、何より嬉しかったのです。
あの日、私は気づきました。
人が成長する瞬間は、「できた!」ではなく、「やってみよう」と自分で一歩踏み出した瞬間なんだと🥹
逆上がりができなくても、
縄跳びが跳べなくても、
生きていくことはできます。
でも、
「どうせできない。」
そんな気持ちが積み重なってしまったら、
新しいことに挑戦する機会まで減ってしまうかもしれない。
だから私は、運動を教えたいのではありません。
運動を通して、
「やってみたい!」
そんな前向きな気持ちを育てたい。
娘がくれた「やってみる!」という一言が、私の人生を変えてくれました。
あの日の気づきが、今の私の活動の原点です。
だから私は、一人でも多くの子どもたちに、「やってみたい」の種を届けていきたいと思っています。
そしていつか、、、
授乳や離乳食と同じように、運動が子育ての当たり前の知識になる社会をつくること。
それが、今の私の目標です✨
これからも、このnoteでは子どもたちとのエピソードや、運動あそび、地域での活動、そして私自身の挑戦について、少しずつ綴っていきます😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌸
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