ゼロからの開墾。 宅地跡を畑に〜北海道の空き地事情【菜園日誌】【移住日記】
6年目にして、ついに鹿柵つけました!
春先から出てきたニンニクをさりげなく鹿にやられ、夫が生い茂る山盛りの草を整理したら鹿にやっとここは畑だと認識されてしまったようで、堂々と食べられ放題。畑認定ありがとうございます(笑)! ということで鹿柵をつけたらこれまでの野生感から一気に畑らしくなったなと勝手に自負しています。
元々、神奈川で8年間コトモファームさんから農地を借り家庭菜園をしていましたが、そこを閉めて移住し、新たに北海道で農地ではない空き地の開墾から畑をはじめました。
神奈川の畑はちょうど移住前に日テレで取り上げていただき、「半農半工 小塚祐介」という番組で全国放送されました。
さてさて、下の写真が北海道で開墾1年目の写真です。
分かりづらいですが(汗)

一面のセイタカアワダチソウや森に還ろうとする幼木たち。そして出るわ出るわ様々な物が出土してきます(笑)
北海道の空き地事情
なにしろ北海道って土地が広いので、捨てるの面倒くさくなるとみんな埋めちゃうんですよね。壊れた家や倉庫が朽ちていく横に新しい家を建てていたりするのもよく目にする光景です。旧相生線が走っていた線路が近くに残っているのでその時代のものか炭ガラの地層があり、なぜか茶碗や皿などの生活痕だけでなく、ブイやウキや網など海の物等が出土してきます。仙北峠・阿寒摩周国立公園に隣接する山間部なのですが、ここはもしやかつて海だったのでしょうか。歴史を感じます(笑)。出土物は畑の横に展示され在りし日の面影を今に伝えています。

加わる 新たな風景
そして、1年目の秋に新たな風景が加わりました。隣の森に工事車両が入りみるみる木が伐られ、私たちが根を下ろそうと取得した土地の木も伐られてしまいました。ソーラーです。北海道では空き地があれば急にソーラーが立ってしまうのは日常茶飯事。朝起きたら家に隣接してソーラーパネルが・・・というのもよくある出来事。地元の人からしたら「この林できのこ取ってたのになぁ」と工事をしている人にぼやいていったりはしますが、「ああ仕方ないね」の一言。自分の土地の木が間違えて伐られてしまうこともいちいち文句を言う人は少ないです。
隣地の森も含めここに根を下ろそうと決め、取得まで相続者を探し、書き換え作業をしてもらい・・・と苦労しましたが、私はここを離れ、他の土地を探そうと夫に提案しました。
逃げない。 この土地で向き合う
夫は「このソーラーの電気もここの集落の人たちのためではなく、都市部へ送られるもの。都市部で電気を使い、そういう負担を地方に押し付けて生活してきた自分たちが、いざ地方へ移住し、自分の土地の横にソーラーが立ったら目をそらし、そこから逃げるのか。俺はここで目をそらさず全て向き合う」と覚悟を決めていました。
自分たちの土地の伐られた木のことだけソーラー会社にクレームを言うと、すぐに「100万払います」と返答が。金はいらないから元に戻してほしい。もちろん樹齢何年もの木を元には戻せないから木を植えてほしいと交渉しソーラー会社はすんなり承諾してくれました。そして樹種を選び数本の木を植木屋さんに植樹してもらいましたが、なんと後日来た請求が200万近く。ソーラ会社も予想外だったようですが渋々のんでくれました。
そして、ここから工房建築がはじまります。
今日は移住のマイナスなイメージの話になってしまったかもしれませんが、ここから工房建築がスタートします。これから工房建築の話も投稿していきます!

