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【メモ】シャチハタマシーン
シャチハタ、みなさんはこの名前の由来をご存じだろうか。
まあ、ネットで検索すれば瞬時に答えが返ってくる内容なのだが、「金のシャチホコの旗印」から来ているらしい。詳細はそれこそGoogle先生に訊いた方がよいだろう。
まあ、とにかく僕はこのシャチハタを、日に百以上は押すわけだ。確認印であったり、承認印であったり、数多の書類に押しまくる。正直、中身に関しては全部読んでるとは言い難い。
自らが書いた報告書の名前の横にちょこんと押す。回ってきた議事録の空欄にひょいと押す。決裁書類の僕の職名の下にえいっと押す。
日がな一日、押して押して押しまくる。
ふと、思う。
「俺じゃなくてよくね?」
ハンコ一つとっても、その辺の文具店で誰でも手に入る。僕の名前は珍しい方ではあるが、大きな文具店のくるくる回るケースには大体入っている。
僕が内容を吟味して「よし!」と押したものと、知らない誰かが僕のハンコを使って押したものと、はたして第三者に見分けがつくものだろうか。
悪い考えが浮かんでくる。同じシャチハタをもう一つ買おう。部下の子にそれを持たせておいて、中身を吟味する必要のない書類を回してしまおうか。「それ押しといて」と言えばやってくれるのではないか。
試しに、机の上のエベレストを仕分けする。半分以上は確認印を押せば済む書類たちだ。
あとは勇気を出して委託するだけだ。
部下たちが一生懸命にパソコンに向かい、片手で電話を取りながらキーボードを叩く姿が目に入る。
結局、僕は黙ってシャチハタの蓋を外す。
もう、自動押印機の導入でも検討した方が効率が良いのでは。そう思った。
他の話もぜひ読んでいただけると嬉しいです😁
