《おひとりライク旅編|鎌倉 vol.2》
静けさに、身をゆだねたくて。
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6月の鎌倉は、雨が似合う。
紫陽花の季節に訪れるその町で、
わたしはきっと、静けさに包まれたいんだと思う。
傘をさして歩く北鎌倉。
濡れた石畳、しっとりとした苔、
遠くで響く電車の音。
誰ともしゃべらない時間が、
わたしの感覚を、ゆっくり起こしてくれる気がしている。
明月院の青い紫陽花。
深い呼吸とともに、
「ここにいていいんだよ」と言われるような景色に出会えるだろうか。
佐助稲荷の鳥居をくぐって、
胸の奥にある、まだ言葉にならない何かを、
そっと神様に“預けて”みたくなるかもしれない。
銭洗弁天の水音に、
成就院の坂から見える海に、
きっとわたしは、いくつかの力みを手放すと思う。
そして夜。
静かな宿の灯りの下で、
ただ“何もしない”時間をちゃんと味わいたい。
器に盛られた料理のひとつひとつを、
今のわたしの身体と心にそっと沁み込ませるように。
わたしは、
なにかを変えたいわけじゃない。
でも、
「今のわたしを、ちゃんと迎えにいきたい」と思っている。
旅って、そういうものなのかもしれない。
整えるって、がんばることじゃなくて、
“ほどくこと”だったんだって、
きっと、あの町が教えてくれる。
と、思いつつ
初一人旅でドキドキ
迷子体質でドキドキ
なんですが
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