見出し画像

自由を知った瞬間…【高校以降のこと】

今回は、高校受験からのことを書いてみようと思います。

中3の進路を決める時、唯一気にかけてくれていた先生と話していたある日、先生がこう良いました。

「お前は、◯◯高校(実際に進学した私立高校)に行け。その方がいい。」

と。その高校は、滑り止めに考えていた高校でした。

もともと第一志望は、母親の決めた高校でしたが、その一言で、先生のすすめてくれた私立高校の推薦一択で受験する事に決めました。

高校は、入ってみると、私にはとても自由があるように見えました。今の言葉だと、多様性が認められる世界。

先生はクセは強めでしたが、小学校、中学校の先生より全然理解がありました。

相変わらず男子からは、名前でからかわれましたが、今までに比べたら大したことない。

良い友達にもめぐまれました。
高校の友達とは、今でも交流があります。

うちの親が過干渉だと気付かせてくれたのも、高校の友達でした。

そして、通っていた高校はスクールバス通学でしたので、放課後は最終バスの時間まで図書室や教室で過ごしました。

友達がいる日は良いのですが、1人の日もあり、そんな日はきまって、この先の将来のことを考えてしまい、生きていても良いことないんじゃないか、自由はないんじゃないかと不安にかられていました。

将来のこととは、

  • 両親の介護は一般人より10年は早くやってくること。私はひとりっ子なので、2人とも面倒を見なくてはいけない。私の自由な時間はあるんだろうか。

  • 恋愛はできるんだろうか。
    親の事があるから、相手に隠し通すことはできないし、親の事をカミングアウトしても、受け入れてもらえるだろうか。

  • 大学は、家から通わなくてはいけないのだろうか。家から通うなら、行ける大学も行動も制限される。せめて、大学に通っている間だけでも、親の事を気にせずに過ごしてみたい。

など…。

答えの出ない自問自答。
そんな日は夜も眠れず、部屋から空を眺めて過ごしました。

高校3年のある日、とうとう進路を決めなくてはならず、意を決して、一人暮らしをして大学に行きたい事を親に伝えました。

もちろん、親は大反対。特に父親が。

反対されるのはある程度想定していたので、2段階に分けて説得しました。

  1. 大学受験の時は、門限付きの学生会館(私設の寮)に入る。女子専用、外泊も要申請。
    生活費は自己負担。バイトして捻出。

  2. 大学3年の時に、一人暮らし。
    オートロック付きのマンション、引っ越し費用、家賃・生活費は自己負担。バイト複数掛け持ちで捻出。

これにより、渋々家から出るのを許してもらいました。

一人暮らしを始めてからも、夏休みや年末年始はバイトの調整がつく限り、実家には帰りました。
帰らないと、親が家にくるから。「いつ帰ってくるのか」としつこく電話が来るから。

両親からの電話は、長電話なのです。短くても30分〜1時間、長い時は5時間近く話します。これが、なかなかしんどい。

一人暮らしを始めてから、実家に帰るたび、身体に異変が出るようになりました。喘息のような発作です。
不調は、一人暮らしの家に帰宅後も2週間ほど続きます。

旦那と付き合い始めてから、実家に帰るたびに調子の悪くなる私を見て、旦那が

「帰るのやめたら?」

と言ってくれました。
それでも、親に「イヤ」と言えない私は、断る理由がなかったので、娘が産まれてしばらくは帰っていましたが、旦那の父親が亡くなったのを機に、バタバタしていたのもあり、実家に帰らなくなりました。

今も相変わらず電話はきますが、何かと理由をつけてもう何年も帰っていません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!