ブラック企業生存戦略 フィナーレに向かって 後編




ブラック企業生存戦略 フィナーレに向かって 後編
現職、ブラック企業。本丸のサービス残業慣行以外も、「労働者あしらいなんて、この程度でいいはず」というのが透けて見えるようで、すべてが雑です。
前回、6月某日に退職届を出して後で、労基署再申告の可能性が怖くなったのか、いきなり「タイムカードベースで残業代を支払う」と言い始めた会社。
その他にも、行き当たりばったりなことが分かる、課長(及びもはや何も言わなさすぎで空気と化した部長)の部署統治が以下のような感じ。
5月某日、退職を決めていた私は、およそ9000枚の総勘定元帳を印刷してファイリングしておくというお仕事について、二尋に全部やらせることにした課長・部長に
「期限は?」とお伺いを立てます。
「…期限とかないけど、じゃあ9月中で」
この時、二尋は、9月には既に二尋がいないことを想定しています。
「わかりました」と答えておきました。
それで、7月某日
「(課長を含む)総務課員の複合機使用予定はクラウド予定表に落とし込みました。しかし最終出勤日までに印刷を終了することは難しいので、後任指定をお願いします。」
すると、課長からのお返事
「総勘定元帳については、締切というより『目安』です。最終出勤日までに、できるかぎり印刷してもらい、終わらなけれな後任指定します」
…は?
いや、課長が「指示」を出すものについて、後から『締切とか期限じゃなくて目安』とか、変えちゃダメだよ?だって、役員から「なんでコレ終わっていないの?」って言われたときに、「私は〇日までに、と指示しました」と言えるし、逆に「ここまでには終わりません」と部下から苦情が出たら「締切じゃなくて、目安です」と言えるじゃん。
ーーあと一つ。ーー
これも「課長の責任回避手法」のひとつなのです。
後任は主にAさんが指定されていたので、私は6月中に、Aさんに引継ぎ作業をしていたのですね。
そうしたら7月に入って、後任にAさんを指定していたはずの業務に、社内SEのBさん(社内SE)にもメールが転送されるようになったので、
「誠に恐縮ですが、メールの内容だけで(ほかに抱えている仕事も多い)Bさんが業務を理解するのは難しいと思うので、Bさんが望んでいるのでなければ、引継ぎにかかわることについては、メール転送はしない方が良いかと存じます」
そうしたら
「技術的なことはBさんにも把握してもらっていた方が良いので、二尋さんへの指示が分かりにくかったのなら、説明しに行きます」と返事がきました。
これも『管理職』としてはダメですよね。
だって6月には二尋に対して、Aさんに引継ぎをしろ、と言ったのですから、私はBさんが別業務に従事する傍ら、Aさんに引継ぎを行うわけです。あとから「Bさんも把握しておいて」って、私はAさんに行った引継ぎ作業を、もう一度Bさんにもやらなくちゃいけないの?って疑問が出るし、課長については、いざ私が居なくなって業務が回らなくなったとき、役員に「いや、私は念のためBさんも業務を把握するように、指示を出しましたよ」と言えちゃうわけ。
だから私は
「Aさんに行った引継ぎを、Bさんにも行う、という意味でないのなら特に意見はございません。私は このメール転送が『Bさんの業務把握へつなげるように』という指示ではないと認識していることをご理解願います。」とだけ、返事しておきました。
ポンコツ部長は空気です。(苦)笑いが絶えない職場ですね。
