東洋陶器美術館




東洋陶器美術館
大方工事が終わった大阪駅。空中庭園につながる橋の上から、北を向くと、左手にグランフロント、左手にはルクアイーレ。

日本が誇る空中庭園も一枚。

4月にリニューアルオープンした東洋陶器美術館に行ってきました。

シン・東洋陶磁器、木っ端にしそうなゴジラに対抗して名前を?と訝りましたが、12個に分けられたブースのひとつめに、ちゃんと説明がありました。
シンとは三つの意味。
新、真、心
New, True, Mind と、三つの意味があるのだと。観覧客も、国際色豊かでした。
安宅栄一コレクションが主、李秉昌博士コレクションも展示されていました。
語れるような知識は何も無いですが、緑の釉薬をかけた陶器・青磁の色がけっこう好きです。

また、東南アジアの陶器の文様は、着物にも通じるところがあります。
模様がなく、白磁に出てくる火間を楽しむ…などという趣もあるそうなのですが

松竹梅、蓮花文、霊芝文、鴛鴦、鶴、神仙、柘榴、虎、火炎珠を追う五爪の龍、魚(鱖魚)、桐、蟹(甲羅がある生き物は、亀の長寿ということだけでなく、甲・科挙で成績トップに通じる)
さまざまな縁起物。
絵画的に楽しめましたし、その時代の人の嗜好、質素倹約を良しとする儒教的な趣から、白が好まれる、であるとか、不老不死を求める道教の王朝では、なんや極彩色の陶器が好まれていたり…。
会社では意味の分からない伝統に苦しめられていますが、モノを使う人の心、流行、綾なるストーリーが感じられて、伝統は忌むべきものではないと、心洗われるようでした。
もう少し詳しく書けるよう、勉強したいです。
大半のブースのハブに置かれた白磁の壺には、猫だか虎だか分からない何かが描かれていて、リニューアルでその子は広告塔になったみたい。
THE MUSEUM OF ORIENTAL CERAMICS, OSAKA の頭文字を取って、モコ(MOCO)ちゃん。

英語の説明は、技法とか専門用語が多くて全然読めなかったけど、ところどころに、なるほどと思うところがありました。
たとえば「ナンチャラカンチャラ水注」は、単にewerとか、名前自体は簡単に英訳されていましたが
(Ewerの他、vessel, bowl, jar, bottle, box,「耳付き」ならwith handleなど)
俵型は「rice-ball-shaped」であったことに、ちょっとした工夫を感じました。

純粋に英訳を初めて知ったのが、鴛鴦(おしどり) Mandarin duck, へその緒でumbilical cableです。
アンビリカルケーブルはヱヴァンゲリヲンで惣流・アスカ・ラングレーが言っていたから覚えていましたが、その時初めて人造人間エバンゲリオンの充電ケーブルが「へその緒」であることを知りましたね。
(なんの話ですか)
国宝の天目茶碗の事を書くべきなのかも知れないのですが、私は集合体恐怖症じゃないものの、あの中身の模様がぶつぶつと蕁麻疹に見えることがあり【自粛】

